友達と自分の人生を比べてしまう

友達と自分の人生を比べてしまう

「隣の芝生は青い」ということわざがありますね。同い年の友人は子どもを産んで充実した生活をしているのに、自分はスキルアップも特にしないまま嫌な思いをして働き、今しかない時間を無駄にしているような気がする…。そんな他人との比較で生まれるお悩みを見ていきましょう。


お悩み:友人と比べて、あせってしまう

同じ年頃の友人たちの人生はとても充実している感じがするのに、自分は何だか無駄な時間を過ごしているようで悲しい…。

同い年の友達というのは、同じ場所で同じように経験を重ねて人生を歩んでいきます。
それだけに、ついつい自分と比較して、いろいろなことを感じてしまう対象になるのではないかと思います。

「あの子は今もうこんなことをしているのに、自分は今、こんな状態だ」と比べてしまうと、落ち込んだり、焦ったり、切なくなったりしますよね。

それはもしかすると、同い年の友達と自分が「同じフィールドで競争している」と考えてしまっているからかもしれません。

人生は他人と競うレースではない

実際に学生のうちは、「どっちが早く走れるか」「どちらが勉強の成績が良いか」といった競争をする機会たくさんありますよね。
さらにそのことで、周囲の人間から比較されてしまったという体験も、「競争」という捉え方をしてしまう理由かもしれません。

さて、私たちは本当に同じ年の友達と、人生というレースで競争をしているのでしょうか?

答えは、ノーです。

同じ年の友達ばかりでなく、私たちは、誰とも人生という歩みの中で競争をしているわけではないのです。

もちろん、人生を「人との競争だ」と捉えて、それをモチベーションにして頑張れるときもあるかもしれません。
しかし、いつかその虚しさを感じてしまうときが来るはずです。

勝ち負けを判定する「世間的な評価」とは?

仮に人生がレースで、友達が競争相手だとしましょう。
すると、友達の出産や、友達が充実した人生を送っていることに対して、「自分が負けた」ように感じてしまいますよね。

このように、常に人生を競争だと感じてしまうと、あらゆることが「勝つ」か「負ける」かという視点でしか見られなくなってしまいます。
「こんな仕事をしている自分は負け」とか、「子どもを産んだあの子は勝ち」といった具合にです。

では、何が「勝ち」で、何が「負け」かを判断してしまう基準というのは何でしょうか?


それは、多くの場合、「世間的な評価」だと思います。

つまり、世間が自分をどう評価するかという基準で、自分の人生に価値判断を下します。
そうして、自分の大切な人生を生きてしまうことになるのです。

問題は、本当のところ「世間」という実体は存在していない、
存在しているのは、ひとりひとりの人間だけ、ということなのです。

自分の人生を生きる

ある心理学者は、「私たちは他人の期待に応えるために生きているのではない」と言っています。

「他人が自分のことをどう思うか」ということは、本当は私たちがコントロールできることではありません。
「人からこう思われたい」と、その不可能な願いにしがみついてしまうと、とても苦しいことになります。

そこで大切になってくるのは、「自分の人生を生きる」ことです。

「自分の人生を生きる」とは、「人より成功する」ことでも、「人と比べて特別な存在になる」ことでもありません。

「自分の人生を生きる」とは、ただあなたがあなたであることを受け入れること。
毎日、目の前にあることを丁寧に、真剣に取り組むことです。

今しかない時間を無駄にしないためには、他人の期待に応えるためではなく、「自分のやること」をその場その場で真剣にすることではないでしょうか。

むすび

人生には、万人がたどり着くべき共通のゴールなどというものは存在しません。ただ、あなただけの人生の歩みを、一歩一歩進んでいってくださいね。

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この記事のライター

道端に咲く花を見るのが好きな夜散歩派です。

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