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恋愛と結婚は似て非なるものです。
恋愛相手としてはよかったけれど、結婚相手にするには不安を感じる、という人もいますよね。

そのため、どれだけラブラブな相手でも、いざ結婚となると「この人と結婚していいのだろうか」と不安に思ったこともある女性は多いでしょう。

今回は、迷いの渦中にいる女性向けに、将来いい夫になる男性の共通点をご紹介していきます。

「将来いい夫になる男性」の共通点1 話し合いができる。エンパシーを意識できる

現代日本の初婚年齢の平均は、男女ともに30歳前後です。

半数の女性が90歳以上長生きすると言われているこの時代、単純に考えると60年以上も同じ人とひとつ屋根の下で暮らすことになります。

そうなると、争いがおきないはずはありません。
どれだけ気があったとしても、所詮は違う人間ですから、完全に同じ方向を向くことは不可能です。

ふたりの間に価値観の相違があったとき、話し合い、擦り合わせていく必要があります。

どちらか一方が折れてばかりでは、不満が溜まりますから、お互いに思いやりを持って話し合いをする必要があります。

ところが、世の中には話し合いができない人、という人も存在します。「自分が決めたことが絶対だ」という人です。

シンパシー、という言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。シンパシーとは「私もわかる」と共感する能力のことです。
では、エンパシーはどうでしょうか。エンパシーとは、「私には同じ経験はない。でも、想像してみよう」とする能力のことです。

つまり、シンパシーは自然にわきあがる感情でエンパシーは訓練し、意識して勝ち取っていく能力だ、ということです。

結婚生活は、他人が一緒に生活していくことから始まります。「お互いの言い分には完全には共感できない、でも想像力を働かせてわかるために努力していきたい」という姿勢が、エンパシーです。

きちんと話し合いができて、相手の立場に想像力を働かせられる人(つまりエンパシーの能力が高い人)となら、結婚生活はストレスの少ないものになるでしょう。

「将来いい夫になる男性」の共通点2 男尊女卑ではない

将来いい夫になる男性と結婚したいなら、男尊女卑でない男性を選ぶ必要があります。

「この時代、男尊女卑の男性なんてほとんどいない」と思われるかもしれません。ですが、表面化していないだけで、男尊女卑思想を持っている男性は少なくありません。

たとえば、彼女のことを「お前」と呼ぶ男性、彼に対して彼女が「お前」と呼んだら、彼はどう感じるでしょうか? 不快に感じるはずです。なぜ「お前呼び」が不快に感じるのかというと、現代日本において、「お前」は上の立場の人から下の立場の人に言う言葉だからです。

また、彼女を冗談まじりにディスってくる彼氏も隠れ男尊女卑かもしれません。ディスっているんじゃなくてイジっているだけとか、本気で怒るなんて冗談が通じない、と彼らは言うかもしれません。
ですが、ディスりはディスりでしかありません。「お前バカだなー」と言われたら、それは冗談でもなんでもなく、「お前は俺よりバカだ」と彼が思っているのです。

付き合っている段階から男尊女卑発言をしてくる男性と結婚したら、結婚生活が始まったらもっと酷くなることは想像に難くありません。

「将来いい夫になる男性」の共通点3 男らしさ・女らしさにとらわれていない

男らしさ、女らしさ、と現代社会で言われていることは、自然や本能ではありません。社会的に作られてきたものです。

たとえば、細かいことに気がついて、料理が得意で、子どもが好きな女性は女らしいと言われます。
ですが、これは女だからそういった素質があるのではなく、彼女がたまたまそうだった、というだけにすぎません。

しかし世の中には、女性は女らしくいるべきで、男性は男らしくいるべき、それが自然だ、と信じ込んでいる人たちもいます。そういった思想の持ち主と結婚したらやっかいです。男らしさ・女らしさにとらわれ過ぎている男性は、共働きであっても女性に料理を作ってほしいと望むでしょう。

また、男たるもの大黒柱であらねばという気持ちが強すぎて、ブラック企業を辞めることができず、精神を病んだりアルコール中毒になってしまったりする危険性もあります。

そういったリスクを避けたいなら、男らしさ、女らしさに囚われすぎていない人を伴侶に選ぶべきでしょう。

「将来いい夫になる男性」の共通点4 楽観的

結婚生活は山あり谷ありです、失業、病気、不妊、事故、介護、育児、家事分担、などさまざまな問題に直面する可能性があります。

未来は未知数です。常に不安を感じている人とでは、そういった山あり谷ありを乗り越えていくのは難しくなります。

逆に「どうにかなるよ」と前向きに、明るい未来を信じられる人となら、落ち着いて物事に対処していくことができるでしょう。

実際、楽観的である、ということは才能のひとつです。楽観的な人は周囲を明るく照らし、ポジティブなパワーを与えられる人でもあります。

「毒舌で暗くて厭世的な人」はかっこよく面白く見えたりしますが、周囲を暗くする人でもあります。「毒舌で暗くて厭世的な人」よりも「明るくて前向きな人」を伴侶に選んだ方が、あなたの未来は明るくなるはずです。

あなたが損得勘定抜きで選んだ人が、あなたにとっておのいい夫になる

今回は、将来いい夫になる男性の4つの共通点をご紹介してきました。彼氏に照らし合わせて、彼がいい夫になりそうかどうか、考えてみていただければと思います。

それに加えて、あなた自身の気持ちをチェックすることも大切です。

同じ人でも「Aさんにとってはいい夫で、Bさんにとっては最低の夫だ」という場合もあります。すべては相性なのです。

ですから、大切なのは「あなたと相性がいい人を選ぶ」ということに尽きます。

「見栄えがいい人、人からうらやましがられる人」ではなく、「あなたが損得勘定抜きで選んだ人」と結婚するのがいいでしょう。
その方が、結果的にはあなたの幸福度は高くなるはずです。