もう責めないであげて!彼氏が心の病気になったときの上手な向き合い方

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山口恵理香
コラムニスト、webライター。 恋愛・ライフスタイル記事を中心に執筆中。 https://ericaaa.com/

大切な彼氏が心の病気に。ストレスフルの現代社会を生き抜いている以上、心の病気になるのは決して珍しいことではありません。彼がいつもより疲れているなら、それ以上は、そっとしておくこと。いつの間にか彼の傷を深くしないように気をつけて。

今回は、彼氏がうつ病や適応障害、パニック障害など、心の病気になったときの上手な向き合い方をご紹介します。

彼氏が心の病気になったときの上手な向き合い方:デートや旅行を強制させない

私自身(筆者)、14歳のときに不登校を経験し「適応障害」と診断されました。それから10年以上の歳月が過ぎていますが、今も完治ではなく寛解を意識しながら過ごしています。

そんな私がお伝えできるのは、彼が心の病気になってしまったら、とにかく休ませてあげるのが大切ということです。
また彼女の立場として気をつけたいのは「私がどうにかしてあげなきゃ」と思い込みすぎて、自分までもが疲れないように注意すること。

心の病気といっても、病気によって症状が違います。やたらと眠たくなってしまう人もいれば、神経が高ぶり眠れなくなってしまう人もいます。いずれにしても、彼は今、疲れている状態です。

デートや旅行を強制させないように気をつけましょう。彼としては、彼女の期待に応えてあげたいとは思いますが、今はなんといってもパーフェクトな状態ではありません。
前日は彼女とデートしたいと思っていても、当日になると、どうしても身体が重たくなり、思うように動けないときがでてきてしまいます。

デートや旅行の頻度が下がってしまうのは「仕方ない」と思うしかありません。あくまでも彼と付き合い続けたいなら、彼の体調を優先させましょう。

 

彼氏が心の病気になったときの上手な向き合い方:連絡がとれなくても彼を責めない

彼氏が心の病気になったときの上手な向き合い方:連絡がとれなくても彼を責めない

彼の症状の度合いにもよりますが、ストレスがたまると、どうしても毎日の連絡さえも負担に感じてしまいます。心の病気になった要因が仕事なのか、プライベートなのかは分かりませんが、今はただ休んでいたい気持ちでいっぱいなのです。

また、彼は心の病気になってしまった自分をまだ100%受け入れられていないはずです。つまり、症状が落ち着くまでは、どうしても連絡の頻度にも波がでてしまうのは覚悟しなければいけない部分かも。彼の体調が落ち着くまで、しばらくはそっとしておくのも対処法の一つでしょう。

「適応障害」の特徴の一つとして、ストレス要因を取り除けば、通常の生活が送れるという特徴があります。もちろん個人によって、日常生活への影響は変わりますが、たとえばストレス要因が仕事の場合、会社に行かなければ体調が安定する場合もあるのです。

会社には行けないけど、デートには行ける状態が続く可能性もあります。本人はあくまでもデートも気分転換の一つとして「がんばっていること」なのです。

連絡頻度が大幅に減ってしまっても、今はとにかく彼の体調を優先。そして「彼のために私が何かしてあげなきゃ」と強く思う必要はありません。
一緒になって心の病気になってしまっては、二人の関係が悪循環になってしまいます。

 

彼氏が心の病気になったときの上手な向き合い方:「がんばって」は禁句

14歳のときに不登校となり、一番傷ついた言葉は、大人が自分勝手に言い放つ「がんばって」というフレーズでした。

うつ病の患者に対し「がんばって」は言ってはいけない、という話を耳にしたことはないでしょうか。これは決して、うつ病に限った話ではなく、心の病気全般に値することだと、私は思っています。

また心の病気ではなくても、何かに悩んでいる人に対して無責任に「がんばって」というのは、相手に負担をかけることにもなります。

彼が心の病気になっているなら「がんばって」は禁句です。こちらとしては励ましの言葉のつもりでも相手からしてみると「早く今の状況をどうにかしなさい」と責められているように感じてしまうのです。

「がんばって」ではなく「もう十分、がんばったよね」とか「無理をしないでね」の言葉の方が、本人からしてみると温かく感じるものです。

 

彼氏が心の病気になったときの上手な向き合い方:心療内科に通っているなら一緒に受診をする

彼氏が心の病気になったときの上手な向き合い方:心療内科に通っているなら一緒に受診をする

私の場合、歴代の恋人たちには「適応障害」であることは伝えていましたが、誰一人として「じゃぁ、一緒に病院に行ってみようか」と言える大人な人は、いませんでした。それなりに恋をしてきましたが、どこか、いつも孤独を感じていたようにも思います。

ですから、もし結婚など、将来彼と一緒に過ごすことを本気で考えているのであれば、彼の通院に一度、付き添い、様子をみてみるのもいいのかもしれません。

医者ではないため、あくまでも個人的な見解ですが、心療内科というのは内科とは少し雰囲気も違いますから、一度その世界を自分の目でみるというのは人生経験にもなります。

ただ繰り返しにはなりますが、彼の病気をどうにかしてあげなきゃと、共倒れになってしまうのは避けるべきでしょう。彼の症状がどれだけ深刻かにもよります。何度も考えて、彼に寄り添えないと思うのであれば、別れを選ぶというのも二人の将来のためにはなります。

 

疲れた彼を、今はそっとしてあげて

疲れている彼をこれ以上、疲れさせないように配慮するのが一番大切です。
彼の症状によっては、一度、離れるというのも彼のため、自分のためになるかもしれせん。あるいは症状が落ち着いたら連絡をしてもらう、というかたちにしてみてもいいのかも。

心の病気は、まさに心が風邪を引いている状態。見た目からは分からなくても、心はもうぐったりなのです。
今はそっとしてあげるのが、彼女として最大限、彼のためにできることでしょう。