「30代なのに貯金ゼロ」の女性が今すぐ始めるべき5つのこと!平均貯蓄額はいくら?

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今来今

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編集者を経て複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

「30代の貯金の平均額は500万円」「老後の資金には最低でも1億円が必要」など、貯蓄に関する数字を見る機会って多いですよね。実際には、堅実にコツコツ貯められている女性もいれば、「30代なのに貯金がほとんどない」という女性もいるでしょう。

今回は、貯金がない30代女性の不安を消すためのヒントをご紹介していきます。

「そもそも貯金=たくさんあるほどいい」ってほんと? 誰が決めた?

世の中には、「不安や恐怖を煽ることで、利益を得ようとするビジネス」がたくさんあります。

「シワが増えるのはみっともない。老けて見える」と脅すことで購買欲を煽る(あおる)高級化粧品や美容皮膚科、「将来何が起こるかわからないから、これもプラスでつけておきましょう」と不必要な特約を進める保険会社など、枚挙に暇(いとま)がありません。

貯金に関しても同じことが言えます。「老後の資金にはこれだけかかる」「子どもの教育資金には一生で○円かかる」といった脅しのような文言に日々晒されることで、貯金はあればあるほどいい、と貯金に勤しむように仕向けている人がどこかにいます。

日本人が貯金をすることで利益を得ているのは誰でしょうか? それは、日本という国(や銀行)です。「貯金は美徳」「貯金ができていない人はダメ」という価値観を植え付けることで、銀行にお金を集めたのは、戦時中の日本の戦略だったのです。

日本人が貯蓄に励むことで、国は市民の貯金を使い、高速で経済を発展させることに成功しました。そう考えると、「貯金は美徳」という価値観を流布させたことは、日本にとって正しいことだったとも言えます。

「そもそも貯金=たくさんあるほどいい」ってほんと? 誰が決めた?

ですが、「貯金は美徳」という価値観が、現代でも通用するものかどうかは怪しいところです。昔は金利も高かったので、銀行に預けておくだけでお金を増やすことができるというメリットがありました。ですが、現代の銀行預金の金利は雀の涙ほどであり、貯金は資産運用ではなく、ただたんにお金を眠らせてしまっているだけ、という側面も色濃くなってきています。

現代は、銀行に預けっぱなしでお金が大幅に増えるということはほぼありませんから、「貯金=いいこと」と単純には言えない時代になってきてきるのです。貯金よりも賢い財テクはたくさんありますし、貯金しておくより、自己投資も含めた投資をする方がよほど豊かな生き方ができる、という可能性も否定できません。

 

平均貯蓄額は? 貯金が好きな日本人。でも金額はそこまで高くない?

ただし、そうはいっても貯金ゼロでは心もとない、将来が不安だという人が大半でしょう。

では、どれくらいの貯金をしておくと安心なのでしょうか?

30代なのに貯金ゼロ 平均貯蓄額は? 貯金が好きな日本人。でも金額はそこまで高くない?

金融広報中央委員会が2017年に行った調査によると、2人以上世帯の平均貯金額は1151万円でした。(※1)

「一千万以上貯金がある世帯が普通だなんて!」と思われるかもしれませんが、これはあくまで平均値であり、中央値ではありません。

中央値は、380万円です。2人以上世帯の貯金額で多いのは380万円前後だということです。「少ない」と感じた人が多いのではないでしょうか?

「30代女性の平均貯金額は500万円」などと報じられていたとしても、それは本当の平均をあらわしてはいません。突出して多い貯金をしている女性が多いために、平均貯金額が高く見えてしまう、というからくりがあるのです。

「実際は、2人以上の平均的な世帯の貯金は380万円程度しかない」と知ることができたら、「自分だけが貯金が少ないわけじゃない」と理解できるかと思います。

 

まずは、「3か月働かなくても生活していける金額」を目標にする

次に、実際にどの程度の貯金を目標にするべきか、について確認してみましょう。貯金の目標金額は、収入や望む生活スタイルによって変わってきます。ですが、今現在ゼロだというなら、まずは「3か月働かなくても生活していける金額」を目標にしましょう。

なぜなら、3か月分の貯蓄がなければ、会社から理不尽な要求をされた場合でも、すぐに仕事を辞めることができないからです。自己都合退社の場合、失業保険は3か月後から受給できます。3か月サバイヴできる貯金があれば、貯金で3か月・失業給付で3か月、合計半年間の余裕を持って次の仕事を探すことができるというわけです。

 

30代貯金ゼロ女性に告ぐ! 今すぐ検討すべき5つのこと

30代なのに貯金ゼロ 30代貯金ゼロ女性に告ぐ! 今すぐ検討すべき5つのこと

では、具体的に貯金を効率的に進める方法を確認していきましょう。

貯金のない30代女性が検討すべきこと1 貯金ゼロの原因分析

「収入が少ないから貯金ができない」というのは、真実のようで真実ではありません。年収300万でも貯金ができる人もいれば、1000万でもまったく貯金ができない、という人もいます。貯金ができない人は、「収入のわりに支出が多いから」できないのです。
ですから、現状を変えるためには、収入を増やすか支出を減らすか、どちらかの対策を取らねばなりません。まずは、自分がどちらのタイプかを分析してみましょう。

貯金のない30代女性が検討すべきこと2 固定費削減

支出を減らすために、こまめにコンセントを抜いたりするなどして節約している、という方もいらっしゃるでしょう。そういったコツコツ系の節約がまったく無駄とは言いませんが、やはり効果的なのはもっと大きな改革、固定費の削減でしょう。
例えば、
・家賃が安いところに引っ越す
・携帯のキャリアを変える
・月額会費を払っていたサービスを解約する
など不必要な固定費は削減しましょう。

貯金のない30代女性が検討すべきこと3 先取り貯金

「余ったお金を貯金しよう」と考えていると、なかなか貯まりません。お給料が入ってきたらまずは、貯金に回したい分のお金を別口座に移すなど、使いにくい状態にしてしまいましょう。収入が入ってきたら即貯金することで、「今月も貯金できなかった」という事態を防ぐことができます。

貯金のない30代女性が検討すべきこと4 副業

収入を増やすには様々な方法があります。あなたの勤めている会社が一般的な日本企業の場合、どれだけ成果を挙げても劇的に昇給するということは稀でしょう。転職を考えるか、副業をする、などして収入を増やすことも検討してみましょう。

貯金のない30代女性が検討すべきこと5 自己投資

収入を増やすために転職したい、などといった目標がある場合は、教材を購入するなど自己投資をしましょう。

30代貯金ゼロ女性が絶対してはいけない4つのこと
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