どんな最期を迎えたいですか?
日本人の平均寿命は、男性がおよそ80歳、女性はおよそ87歳。これら平均寿命を考えたら、人生の後半戦に入った、という人もいるのでは?
「終わり」は自分で選択できませんが、できることなら自分の望む形で迎えたいものですね。
■終活の進め方:「自分の基本情報」をまとめる
まずは基本データである、名前、住所、生年月日、血液型、今までの病歴、服用中の薬、通っている病院などもまとめておきます。
■終活の進め方:病気になったときに「どうしたいか」をまとめる
次に、もし病気になった場合を想像して、ご自身がどうしたいか考えてみましょう。
例えば…
・介護は? 延命治療は?
・それらの費用は
・最期は病院、自宅、それとも…
■終活の進め方:自分が死んだら「どうしてほしいか」をまとめる
もし自分が死んだら、どうしてほしいかも考えてみましょう。
・葬儀はする、しない? どこで、規模は?
・あなたの宗教
・祭壇の写真・お花、流す音楽
・お墓は? 埋葬方法は?
高齢者でもないのに、こんなことはまだ早すぎるのでは、と思う人も多いでしょうが、
「元気だった友だちを突然の事故で亡くして、私も最期について考えておかなくちゃ、と思った」
(40代・主婦)
という人も。
人生の締めくくりを、おざなりにはしたくないですね
■終活の進め方:最期までに、やっておきたいことはありますか?
「一度はやってみたい!」ということ、ありませんか?
「できないまま死ぬなんて悔しい!」ということがあるなら、忘れないように書き出してみましょう。
・結婚
・世界旅行
・日本百名山を制覇する
・スカイダイビングをする
・歌を一曲作る
・イルカと一緒に泳ぐ
・初恋の人に会う
などなど、ひとつでもできたら、それは悔いのない素晴らしい人生になりそうですね!
■終活の進め方:なるべく迷惑はかけたくない。その準備とは?
自分が死んだあと、家族が処分に困るだろうな、と思うものはありませんか?
自分の思いをしたためた日記、思い出の写真の他、いろいろと知らないまま放置されたり、見られて恥ずかしかったりするものは、まとめて整理しておきたいですね。
●不要なものは処分
ゴミを捨てるにもお金のかかる時代。
「私が死んだら、全部捨ててください」というのも、迷惑な話のよう。
昔の書類や領収書、捨てられずにいた洋服やぬいぐるみ、もう読むこともない本、など、日ごろから不要なものは捨てることを習慣にしたいですね。
●価値あるものはリストアップ
反対に、価値のあるものもありますね。
金や宝石のように、ひと目見て「高い!」とわかるものなら、残された家族も大切にできますが、専門家が見ないとガラクタ扱いされてしまうようなものも。
人にあげるのか、どこかのお店に売ればいいのか、美術館に寄付すればいいのかも含めて、リストにしておくといいですね。
●隠し財産もお知らせを
銀行口座、クレジットカード、保険、不動産などあなたのお金事情はどうなっていますか?
印鑑の保管、秘密にしているへそくりも、読まない本に挟んだままでは危険。不用品と一緒に処分されないよう、注意したいですね。
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