1年を通して気をつけよう! 食中毒を予防する5つのポイント

1年を通して気をつけよう! 食中毒を予防する5つのポイント

日々気温が上がりはじめ、そろそろ食中毒が気になる季節に入ってきました。食中毒の発生は梅雨時期に多いと思われがちですが、冬から春にかけても多くの事例が報告されています。1年を通じて予防に取り組む必要があります。そこで、今回は食中毒について取り上げたいと思います。


食中毒を引き起こす主な原因

細菌は、温度や湿度などの条件がそろうことで食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることで食中毒を引き起こします。

細菌の多くは湿気を好み、温度が上昇して湿度も高くなる梅雨時期に、細菌による食中毒が増えやすくなります。

ウイルス

ウイルスは、低温や乾燥した環境の中でも生存します。

食べ物の中では増殖しませんが、食べ物を通して人の体内に入り、腸管で増殖して食中毒を引き起こします。感染力が非常に強いことも特徴です。

低温や乾燥した環境を好むウイルスは冬場から春先にかけて多く発生し、その代表的なウイルスが「ノロウイルス」。皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?

大変感染力が強く、特に近年、ノロウイルスによる食中毒は大変増えています。

では続いて、食中毒の予防方法についてお話ししましょう。

食中毒を防ぐ5つのポイント

1.手洗いをしっかり行い、細菌、ウイルスを洗い流す

手に付着した細菌、ウイルスは水で洗うだけでは取り除くことはできません。指の間や爪の中まで、石鹸でしっかり洗うことが重要です。

手の平、手の甲、指の間、指先、爪の間、親指と手の平の間、手首とよく洗います。手洗いをしっかりすることは、細菌やウイルスを食品に付けないことにつながります。

2.細菌を食べ物につけない、広げない

まな板は、生肉や魚用と野菜用とで別にしましょう。

食品の保管においても、細菌が付着しないようにラップをする、密閉容器を利用することをおすすめします。

3.付着した細菌を増やさない

細菌の多くは高温多湿で増殖が活発になります。購入した食材はできるだけ早く冷蔵庫に入れて早めに食べることが大切です。

冷凍食品の利用は使う分だけ電子レンジで解凍し、冷凍~解凍を繰り返さないようにしましょう。ポイントは、自然解凍は避けることと、残り物は清潔な容器で保存することです。

4.食べ物や調理器具に付着した細菌を殺菌する

細菌、ウイルスは加熱によって死滅します。魚、肉、野菜など加熱して食べるようにしましょう。

また、まな板、包丁などの調理器具にも細菌やウイルスが付着しますので、熱湯をかけ殺菌する、台所用殺菌剤などの利用もおすすめです。使用後のふきんは熱湯などで殺菌し、しっかり乾燥させること心掛けてくださいね。

残り物を温め直すときもしっかり加熱を忘れずに。

5.ウイルスを持ち込まない

調理する人は、調理する空間にウイルスを持ち込まないことが大切です。下痢やおう吐の症状があるときは、調理は控えましょう。


食中毒は大変怖いものです。そして何より予防が第一です。

食中毒は自分に関係ないものと思わず、多少手間があっても、日常のちょっとした行動が食中毒の予防につながります。

梅雨の時期だけ注意するのではなく、年間を通して日々の食事作りの中で正しい習慣を作っていきましょう。

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wellfy公式アカウント。婦人科医、皮膚科医、臨床心理士など、専門家が執筆した記事を再編、またはその情報もとに執筆しています。

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