Wellfy

  • 美味しい

免疫力UPに美肌も!「発酵鍋」の効能とレシピ【管理栄養士監修】

Date
2024/01/06
Writer
Wellfy
記事のサムネイル

少しずつ気温も低下してきて、鍋が美味しい季節となりましが、皆さん「発酵鍋」をご存知でしょうか?

大手グルメサイト「ぐるなび」が今年の「トレンド鍋」として発酵鍋を取り上げたことで大変ブームになっています。

そこで今回は「発酵鍋」についてお伝えしていきます。

アドバイザー&レシピ提供:管理栄養士 岡田明子

13kgの減量に成功した経験と管理栄養士の資格を活かし【食べてキレイにやせる】ダイエットメソッドを確立。
ダイエットや健康関連の事業を行っている。
書籍やWEB媒体でのレシピ・栄養監修、コラム執筆、セミナー開催など幅広く活躍中。
著書に「朝だから効く!ダイエットジュース」「美腸ダイエットジュース」(池田書店)などがある。

https://okada-akiko.com/


発酵鍋とは?

様々な発酵食品を具材やスープに使用した鍋です。
近年の健康志向の高まりから、発酵食品に注目が集まっております。

発酵食品とは、食材を微生物などの作用で発酵させることによって加工した食品を指します。
例えばヨーグルト、キムチ、納豆、チーズ、味噌、塩麹など、私たちの周りには発酵食品が数多く存在しています。

発酵鍋の栄養と効能

免疫力アップ

腸内環境と免疫力は密接な関係にあり、腸には体内の免疫細胞のうちのおよそ6割が集中していると言われています。

発酵食品には、乳酸菌をはじめとする「善玉菌」が豊富に含まれているので、腸内環境を良くし免疫細胞を活性化させる働きがあります。そのため、発酵食品を積極的にとることは、腸内環境を整えながら免疫力を高める効果が期待できます。

美肌

みそやしょうゆ、甘酒などの発酵食品を作るときに使われるのが麹です。

麹菌はたくさんの酵素を含み、食べ物の消化吸収を助けたり、代謝される時に美肌ビタミンとも呼ばれるビタミンB群が作られるため、美肌に役立ちます。

血管の健康

煮た大豆に納豆菌を加えて発酵させた納豆。発酵食品の菌は、熱や胃酸に弱いものが多い中、納豆菌は丈夫で生きたまま腸に届きます。

納豆には、血液をサラサラにすると言われるナットウキナーゼを含み、血管の健康に役立ちます。

発酵鍋は、栄養価の高い発酵食品を使用しながら、野菜やきのこ、肉、魚などを入れて作るので、ビタミン、ミネラル、食物繊維、タンパク質と様々な栄養が1つのメニューで摂れることも嬉しいポイントです。

今回は簡単に作れる発酵鍋レシピを2品ご紹介します。

発酵鍋レシピ:きのこの塩麹鍋

1人分 365kcal

【材料】2人分

しめじ・・・1袋
えのきだけ・・・1袋
しいたけ・・・6個
エリンギ・・・1パック
長ネギ・・・1本
豚肉薄切り・・・200g
塩麹・・・大さじ3
だし汁・・・4カップ
青ネギ刻み・・・適量

【作り方】

(1)豚肉は一口大に切り塩麹を揉み込む
(2)きのこは石づきを取り除き、食べやすい大きさにほぐす
(3)長ネギ斜め薄切りにする
(4)鍋にだし汁を入れ「1」「2」「3」を加え煮る
(5)最後に青ネギを散らす

発酵鍋レシピ:納豆のピリ辛鍋

1人分 380kcal

【材料】2人分

豚ひき肉・・・200g
鶏ささみ肉・・・2本
長ネギ・・・1本
ゴマ油・・・大さじ1
塩、こしょう・・・各少々
白菜キムチ・・・150g
もやし・・・1袋
ひきわり納豆・・・2パック(約80g)

[だし汁]
水・・・3カップ
しょうゆ・・・大さじ1
にんにく(すりおろし)・・・小さじ1
味噌・・・大さじ2

【作り方】

(1)長ネギは斜め薄切りにする
(2)鍋にゴマ油を熱し、「1」と豚ひき肉、一口大に切った鶏ササミ肉を塩、こしょうをして炒める
(3)「2」に白菜キムチとひきわり納豆、よく混ぜ合わせただし汁を入れ煮る
(4)最後にもやしを加え、煮ながら食べる

Related Posts

関連する記事