Wellfy

  • 美味しい

「冷え性改善」食材を見極めるコツとレシピ【管理栄養士監修】

Date
2023/03/05
Writer
Wellfy
記事のサムネイル

多くの女性が悩んでいる冷え性。昔から「冷え」は万病の元といわれ、さまざまな不調を引き起こす原因とされています。
そんな冷え性対策には、生活習慣ももちろんですが、食事の選び方がとても重要です。
今回は冷え性に良い食材とレシピについてご紹介いたします。

アドバイザー&レシピ提供:管理栄養士 岡田明子

岡田先生

13kgの減量に成功した経験と管理栄養士の資格を活かし【食べてキレイにやせる】ダイエットメソッドを確立。
ダイエットや健康関連の事業を行っている。
書籍やWEB媒体でのレシピ・栄養監修、コラム執筆、セミナー開催など幅広く活躍中。
著書に「朝だから効く!ダイエットジュース」「美腸ダイエットジュース」(池田書店)などがある。

https://okada-akiko.com/

冷え性に良い食材を見極めるコツ

育つ環境で見極める

寒い気候では、体の熱が奪われやすいため、体を温める野菜や果物が育ち、温暖な気候では、体内の熱を下げるため、体を冷やす食材が育つ傾向にあります。
また、冬に地中で育つ根菜類は体を温め、地上で育つ夏野菜は体を冷やすといわれています。旬の食材を選ぶこと、どのような環境で育ったのかということも、冷え性に良い食材の見極めに役立ちます。

発酵食品かどうかで見極める

発酵食品は腸内環境を整え、血流の改善を促すことから体を温めると考えられています。味噌、しょうゆ、漬物など和食に発酵食品はよく使われています。その他、ヨーグルトやチーズなども発酵食品です。

食材の色で見極める

オレンジ、黄色っぽいような暖色系の野菜や果物は体を温めるものが多いといわれています。ただし、トマトは体を冷やすため、例外の食材もあります。また、白、緑、紫のような寒色系の食材は体を冷やすものが多いです。

続いては冷え性に良い・良くない食材について具体的にお話しましょう。

冷え性に良い食材・良くない食材

冷え性に良い野菜

冷え性に良い、体を温める食材

にんじん、かぼちゃ、れんこん、玉ねぎなどの根菜類は、体を温める食材です。野菜の煮物やスープ、鍋ものなど煮込み料理によく使われますから、温かい料理を選ぶと取り入れやすいでしょう。また、和、洋、中華といろいろな料理によく合う玉ねぎも調理しやすい野菜です。
発酵食品である納豆、キムチは調理をしなくてもすぐ食べられ便利です。買い置きしておくのもおすすめです。

冷え性に良くない、体を冷やす食材

夏野菜に代表されるきゅうり、キャベツ、レタスなどの葉物野菜、なすなどは体を冷やす食材です。体内にこもった熱を下げるにはぴったりですが、冷え性の方は食べ過ぎないようにしましょう。

それでは、冷え性に良い食材を使った、冷え性対策レシピをご紹介します。

冷え性対策レシピ:れんこんまんじゅう

冷え性対策レシピ:れんこんまんじゅう
91Kcal

【材料】2個分

れんこん 100g
むきエビ 3尾
長芋 60g
酒 小さじ1
片栗粉 小さじ1
塩 少々
三つ葉 適量
〇だし汁 110cc
〇みりん 10cc
〇薄口しょうゆ 5cc
〇片栗粉 大さじ1/2
〇塩 少々

【作り方】

(1)れんこん、長芋は、皮をむいてすりおろす。えびは粗みじん切りにする。

(2)ボールに1と酒、片栗粉、塩を入れてよく混ぜ合わせておく。2等分にしてラップに包んで丸め、耐熱皿にのせて、電子レンジで約5分加熱する。

(3)鍋にだし汁、みりん、薄口醤油を入れて火にかけ、煮立ったら塩で味を整える。片栗粉を同量の水で溶き、加えてとろみがついたら火からおろす。

(4)「2」を器に盛って、「3」のあんをかけたら三つ葉を散らしてできあがり。

冷え性対策レシピ:鶏つみれ汁

冷え性対策レシピ:鶏つみれ汁
150Kcal

【材料】2人分

白菜 50g
ごぼう 30g
人参 30g
豆腐 1/4丁
鶏ひき肉 100g
長ねぎ 7㎝
すりおろし生姜 小さじ1
酒 小さじ1
塩 少々
片栗粉 小さじ1
だし汁 3カップ
濃口しょうゆ 大さじ1
みりん 小さじ1/2
塩 少々

【作り方】

(1)白菜は一口大、ごぼうはささがき、人参はいちょう切り、豆腐は2㎝角に切る。

(2)ボールに鶏ひき肉、みじん切りにした長ネギ、すりおろし生姜、酒、塩、片栗粉を入れてよく練る。

(3)鍋にだし汁、白菜、ごぼう、人参を入れて煮立て、2のひき肉をスプーンなどで団子にして落とし入れる。豆腐を加えて、火が通ったら、濃口醤油、みりん、塩で味を整えて器に盛ったらできあがり。

Related Posts

関連する記事