【膀胱炎の原因と治し方】性行為が原因?女性が膀胱炎になりやすい理由とは?

【膀胱炎の原因と治し方】性行為が原因?女性が膀胱炎になりやすい理由とは?

女性の4人に1人が経験者といわれている膀胱炎。性行為後に膀胱炎になったというケースや、仕事中になかなかトイレに行けず再発を繰り返すというケースも少なくありません。ここでは、膀胱炎の基礎知識と改善方法について解説します。発症したら、きちんと治して、再発を防止しましょう!


監修:婦人科医 松村圭子

婦人科医、成城松村クリニック院長。大妻女子大学非常勤講師。婦人科専門医として、月経トラブルから更年期障害まで、女性の一生をサポートする診療を行う。小さな悩みごとでも相談しやすく、姉御肌の頼れる女医として人気。『女医が教える女性のための最強の食事術』『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』など著書や監修コンテンツも多数。

膀胱炎とはどんな病気?症状は?

※膀胱炎にはいくつか種類がありますが、一般によくいわれている膀胱炎は「急性膀胱炎」を指します。本記事では急性膀胱炎を膀胱炎と表記し解説いたします。

「膀胱炎(ぼうこうえん)」とは、大腸菌などの細菌が尿道をさかのぼって膀胱に侵入し、炎症を起こしている状態のことで、「女性が一生のうち1度はかかる」とまでいわれるほど一般的な病気です。

膀胱炎の症状は
・尿の回数が多くなる
・排尿時に痛みや不快感がある
・残尿感がある
などがあります。

膀胱炎の原因と女性が膀胱炎になりやすい理由

膀胱炎の原因となる細菌で一番多いのは大腸菌です。大腸菌は便の中にたくさん存在しているので、かなり清潔にしていても、肛門付近に多少は常在します。

女性は男性に比べ、肛門から尿道口までの距離が短いため、大腸菌が入り込みやすく、膀胱炎にもなりやすいとされています。

また、膀胱炎はセックスが原因となることが多い病気です。セックスの際、性器の周りや相手の手などに付着していた大腸菌が、尿道口から侵入するためだと考えられています。

また、月経中、ストレスが多い、無理なダイエットをしているなど、細菌に対する抵抗力が弱くなった場合には感染しやすくなります。

膀胱炎は何科を受診する?治療方法は?

膀胱炎の治療は、本来は内科や泌尿器科の担当ですが、女性は婦人科でも対応してくれることが多いです。

治療には抗生剤が用いられ、5日間の服用で症状はよくなります。
抗生物質が効いて尿検査の結果も改善しているにも関わらず症状が続く場合は、「猪苓湯(ちょれいとう)」や「清心蓮子飲(せいしんれんしいん)」などの漢方薬を用いることもあります。

膀胱炎の改善・予防のポイント

膀胱炎の改善・予防には細菌を入れない、細菌を増やさないことが大切です。具体的には…

身体の抵抗力を落とさないようにする

ストレスをためないように注意し、食生活や睡眠など、なるべく規則正しい生活習慣を送るよう心がけて、体の抵抗力を落とさないようにしましょう。

陰部を清潔に保つ

ナプキンやおりものシートは、小まめに替えて清潔な状態を保ちましょう。
また排便後に拭く際には、「前から後ろへ」拭くようにし、菌が尿道に入らないようにしましょう。

トイレを我慢しない

水分を多めにとって、なるべくトイレに行き、尿と一緒に菌を外に出すようにしましよう。

セックス後はトイレヘ

性行為中は細菌が尿道に侵入しても、排尿すると菌も一緒に流れますので、セックス後はトイレに行くようにしましょう。


膀胱炎はよくある病気ですが、症状が進行すると重症化することもあります。「膀胱炎かな?」と思ったら、早めに病院に行きましょう。

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wellfy公式アカウント。婦人科医、皮膚科医、臨床心理士など、専門家が執筆した記事を再編、またはその情報もとに執筆しています。

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