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新規事業開発のヒントになるかも?! 図解でわかる社会課題解決型ビジネスモデル

Date
2023/04/19
Writer
Wellfy
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KADOKAWAから3/31に『SDGsビジネスモデル図鑑 社会課題はビジネスチャンス』という書籍が出ました。数多の社会課題を<ビジネスで>解決する道を選んだスタートアップ企業21社を紹介、そのビジネスモデルを解説しています。

社会課題解決型スタートアップは、私達を取り巻く社会に存在する多種多様な課題を解決しようとするものですが、それを余剰資本の中からの持ち出しで奉仕したり社会貢献しようとしたりするのではなく、<お金を稼ぐ・儲ける>という営利企業の生業と社会課題解決とを両立させるところに特長があります。

この二つを結びつけ両立させるのが各社独自のビジネスモデルで、それがあればこそ、お金儲けと社会課題解決が分かち難いものとして成立します。お金儲けは決して不純なものではありませんし、むしろ後ろめたい点なく継続的にお金を稼ぐことができるからこそ、無理なく課題解決を続けていけるのです。それこそ持続的(サステイナブル)の理想的な在り方とはいえないでしょうか?

この本には日本で今注目を浴びる21社のスタートアップ企業が紹介されています。もちろん各社のビジネスモデル・どうやって稼ぐことと社会課題を解決することとを両立しているのかの解説も。図解してあるので分かりやすさもばっちりです。

▼掲載企業21社
やまやま
DG TAKANO
ネクストミーツ
コークッキング
Be-A Japan
yuni
Another works
トラーナ
チャレナジー
ファームシップ
シコメルフードテック
TOMUSHI
ファミワン
CLAS
アスエネ
ユニファ
TYPICA
ベースフード
エシカル・スピリッツ
BIOTECH WORKS-H2/Yamagin inc.
トリプル・ダブリュー・ジャパン
(順不同)

思えば、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公となった渋沢栄一は著書『論語と算盤』で、倫理・道徳と利益追求のどちらかに偏っていては社会や事業を持続させていくことはできない、両者を両立させることが大切だと説いており、これはSDGsおよび社会課題解決型企業のありようと通ずるものがあります。渋沢栄一の子孫である渋澤健氏(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役)が本書に推薦文を寄せたのは偶然ではないでしょう。

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