結婚しなければいけない。子どもを産まなければいけない。
いつの間にか、すり込まれていた常識は、実は絶対守るべきものでもないということを大人になってから知るようになります。
今は女性の生きかたも多様化しはじめていますね。
あえて、独身でいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、自由な独身ライフのメリットについてご紹介します。
仕事や趣味に集中できる

「独身です」と口にすると、すぐ「寂しくないの?」と質問を受けたりしませんか?
本人はあくまでも充実した日々を過ごしているのに「そろそろ結婚しないの?」「ずっと一人って寂しくない?」と聞かれると、本当にこのままでいいのか不安にもなります。
ところが夜が明けて、朝になってみると、一人でいる空間を再び愛おしく思えてくるものです。
とくに仕事を最優先に生きていたい働き女子からしてみると、
相手に気を遣わなくていい分、自分のペースで働けて、なおかつ、将来のプランも組みやすくなってくるのです。
仕事がライスワークではなく、すでに「ライフワーク」になっている場合、どうしても独身ライフを選んでしまいたくなるでしょう。
自分の生活リズムが乱れない
一緒に暮らすとなると、パートナーと足並みを揃えなくてはいけません。

今までずっと夜型だったのに相手がそこまで夜遅くまで起きない場合は、二人の生活リズムを再度、ある程度構築し直さなくてはいけません。
独身でいれば、わざわざ話し合わなくても、自分の生活リズムを守ることができます。
「夕方からはカフェに行く」という瞬間があるからこそ、ハードワークをこなせているのに、それをとがめられてしまうと、人によっては同棲さえもストレスになるでしょう。
そのうえ、もし相手から「家事はすべてお任せしたい」と言われた日には、
なぜ一緒にいるのかまで分からなくなってしまいそう!独身をあえて選んでいるメリットは、意外にもたくさんあるのです。
オンとオフの境目がない人にとっては、一人でいる意味がある
仕事上、オンとオフの境目がない人も多いはずです。
たとえば「今日はお休み」と決めた日も、少し距離のある友人と会うのはオフではなくオンだと思ってしませんか?
彼女と話しているうちに、ビジネスに関するアイデアが思いつくと、それはもう仕事寄りの1日になるでしょう。
オンとオフの境目がない人が境目のある人と付き合っていると、次第にストレスを感じるようになります。
最初は「オフの時間を作れるから、付き合う意味があったのよ」と思えても、段々と自分らしさを感じられなくなってしまうのです。
あえて独身で過ごすことで、オンとオフの境目がない日々であっても、それなりの覚悟をもてるようになって、中途半端に恋人をつくるよりも人生を楽しめるように。
結婚するのが運命の人もいれば、今は独身でいる意味がある人も、なかにはいるんです。
夢を叶えやすい
結婚・出産していても、夢は叶います。すべては本人の努力次第です。

ただ夢を叶えるために、あえて今は独身でいると決めたうえで仕事や勉強を頑張り続けることで、より達成しやすくなるのも事実ではないでしょうか。
覚悟が運命を動かす、と昔から言いますが、強い覚悟が芽生えると、時流が変わりはじめるのです。
今まで停滞していた流れが一気に透き通り、淀みがなくなる。
さらには足かせとなっていたものを手放すことで、夢を叶えるうえで必要なチャンスも掴みやすくなります。
独身ライフというと、どうしても「自由でいいですね」なんて言われがちですが、実際は寂しさや孤独と上手に折り合いながら、毎日を過ごしているんです。
けれど「自分はこう生きる」「どうしても叶えたい夢がある」と思い続けているうちに、運が味方してくれるのです。
限界をつくらずにチャレンジできる
独身でいると、制限がかかりません。
パートナーがいない状態なら、なおさら相手に対して遠慮する必要がなくなります。
どうしても叶えたい夢があって、それがたとえ周りからみたときに「無謀な挑戦」であっても、周囲を気にしなくていい分、すぐにチャレンジできる状態。
失敗しては立ち直り、再びチャレンジし……何度も繰り返しているうちに、独身ライフをいつまで続けるのか、ずっと続けるのか、人生の方向性も分かりはじめるようになります。
一人でいる意味は、決してないわけではないんです。
デメリットも、もちろんあります
独身ライフには、デメリットもあります。
たとえば、あなたが一人っ子だったとしましょう。独身ライフが続くということは、いずれ親の面倒をすべて一人でみていかなければいけません。
そういうときにパートナーがいるのといないのとでは、心の荒れ模様も変わってくるでしょう。
「あえて独身でいる」状態を、いつまで続けるかは自分の意思次第。
「ここまで頑張ったから、そろそろ恋愛がしたい」と思うなら、少しずつ恋愛を解禁してもいいのかもしれません。
独身ライフのメリットだけではなく、デメリットもよくふまえたうえで、これから自分がどんな人生を過ごしたいのか、じっくりと考えてみてくださいね♩
Writer's Profile
Wellfy
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