イベント - Wellfy

日本で飼われているペットの数は減少傾向にありますが、その分ペットにかける愛情が大きくペット同伴で来場できるイベントがアツいという噂を聞きつけ、筆者も出かけてきました。

「インターペット」とは？

（画像出典：©２０２４Maki,NAGAI）

2011年から始まった「人とペットの豊かな暮らしを提案する」がテーマの日本最大級のペット産業の国際見本市は、ペットと一緒に楽しめるペットイベントも兼ねています（イベント初日のみビジネス商談限定）。

今回筆者が訪れた2024年4月の東京開催では14カ国・地域から739社（国内567社、海外172社）が出展し、4日間で67,022名と30,3761頭のペットが来場しました。

犬連れ、猫連れで来場している人が多かったのですが、いわゆる獣臭もなく鳴き声もあまりしなかったです。

興奮している場面にも遭遇しましたが数えるほどで、おとなしくしているペットの多さに驚きました。

会場には多数のフォトスポットがあり（人間用ではなくペット用！）、飼い主の期待に応えて静かにポーズをとっている光景を至る所で見かけました。

ペット用の試食が多数！

「ご試食いかがですか？」の呼び込みで、ペットが試食するというのはペット同伴ならではの光景かもしれません。

うっかり自分が試食してしまいそうなくらい豪華なものがたくさんありましたが、中でも特にどの犬も食べっぷりがいいなと感じたのが、冷凍食品でおなじみニッスイの「PAWSOME DELI（ポウサムデリ）」のブースでした。

獣医師監修で開発したヒューマングレードの犬用の冷凍ペットフード！は全部で4種類

・牛肉のサイコロステーキ　彩り野菜添え

・豚肉と野菜のソテー　さつまいも入り

・鶏ささみのシチュー風　彩り野菜添え

・まぐろと彩野菜のソテー　チーズのせ

贅沢なラインナップですね。

“大切な家族”であるペットに寄り添った格別に美味しくて上質なペットフードを目指したそうです。

ペットをかけがえのない家族と考える人が増えているからか、ペットにかける費用は増加傾向にあるようで、ペットフードに限らずペット業界全体で高級志向の商品を展開している企業が多いと感じました。

Katte「La Toilette」

（画像出典：Katte　https://katte.co.jp/）

そのフォルムの美しさに見とれてしまったのがKatteのブースにあった「La Toilette（トワレ）」。

猫用ハウスではなく、猫用トイレです。猫の行動学をもとにつくられたとても珍しいオール金属製のトイレ。特殊な塗装で傷や臭いがつきにくいそうです。

リサイクル率の高いアルミニウムや真鍮を主素材として用いることで、子猫から老猫まで生涯使い続けられる仕様なので地球環境に与える負担も減らせるのだとか。

来場していたインスタグラマー猫ちゃん（ツナとエビ　https://www.instagram.com/tsunaebisan_/）のツナマヨさんにモデルになってもらったのですが、なんとも居心地がよさそうな収まり具合でした（ツナマヨさんではなくトイレにピントが合った写真になってしまいました）。

（画像出典：©２０２４Maki,NAGAI）

人間同様にペットにもより良い住環境をという流れは、健康志向商品、デンタルケア用品、食器、給水器等幅広いニーズがあるようです。

PETHROOM日本初上陸

会場で目立っていたのが、かわいらしいキャラクターのエコバッグ。

2018年に韓国で誕生したペットライフスタイルブランド「PETHROOM（ペスルーム）」が日本に初上陸とのことで、積極的なPRをしていました。

韓国内では4000店舗以上のペット用品店で取り扱われていて、自社サイトの会員数も60万人以上と多くの人に利用されています。

プランド名の由来が“pet＋bathroom”とのことで、ペット用のバス用品、トイレ用品を中心に抜け毛除去とマッサージが一度にできる「ヒーリングブラシ」やホコリを最小限に抑えた猫砂、歯ブラシなど様々なアイテムがラインナップされていました。

品質に加えてポップな配色の商品が見た目にもかわいらしいのが人気につながっているのかもしれません。