あなたのことを本当に愛している男性とは、どういった人でしょうか? プレゼントをくれる人?
いえ、愛とはもっと日常的なことから感じられるものです。
高価なプレゼントを一回だけくれた人と、毎日ご飯を作ってくれる人、どちらの方があなたを愛しているか、答えは明白ですよね。
今回は、「あなたを愛している男性がとる言動」について解説していきます。
あなたのことを本当に愛している男性の言動1 愛情を理由に無償労働を要求しない
あなたのことを愛してくれている男性は、あなたの愛情を搾取しません。
愛情の搾取とは、愛の名の元に、無償労働を要求することです。
たとえば、共働きで結婚したカップルがいるとします。ふたりは、専業主婦のお母さんに育てられたため、家事は女性がするもの、というイメージがあったとします。そうすると、女性側が働きながら料理や掃除などを頑張ることになります。これは、おかしいですよね。共働きなら、当然、家事は分担するべきです。
ここで、おかしさに気がつきながらも、女性のみが無償労働をしていることを「よし」とする男性は、この女性のことを本当に愛しているとは言えません。
本当に愛しているならば、女性だけに無償労働を押し付けることはしないでしょう。
あなたのことを本当に愛している男性の言動2 浮気など、あなたが傷つくことをしない
あなたのことを愛している男性は、あなたを傷つけたくない、と考えます。そのため、あなたが傷つく可能性のある行動はとりません。当然、浮気などをしようとは思わないものです。
男性の性欲は女性より強いとか、男性は浮気する生き物だ、と言われることがあります。そして、それを信じている男女も少なくありません。なぜ、こういった言説が普及しているのでしょうか?
答えは、日本社会は男性の方が権力を持っているからです。女性の方が権力や経済力を持っている国だったなら、女性の性欲は男性より強いのだから、女性は浮気して当然、女性の浮気は甲斐性だ、と言われていたでしょう。
あなたのことを愛している男性ならば、「男性は浮気して当然」「風俗は浮気に入らない」といった言説が、男性にとって都合のいいだけの言説であることに気がついているはずです。
「浮気をする人は男女関係なく浮気をする。男性だから浮気していいとは思わない。自分は彼女のことが大切だし、失いたくないから浮気しない」と考える男性は、あなたのことを愛しています。
あなたのことを本当に愛している男性の言動3 「ディスり、いじり」より「褒め、感謝」
「お前バカだよなー」など、いじってくる男性っていますよね。親しいからこそ、そういったディスり、いじりをしている、と本人は思っているかもしれません。
ですが、それは違います。なぜ彼が女性をディスったり、いじったりするかというと、「相手を貶めることで、自分が優位に立ちたいから」または、「本当にダメなやつだと思っているから」です。
あなたのことを本当に愛している男性は、そういったつまらないディスりやいじりは絶対にしません。代わりに、あなたのことを素直に褒めます。
彼はあなたのことを愛しているので、あなたのことが素晴らしい人間だと思っています。そのため、自然と褒め言葉が口から出てくるのです。あなたは彼にとって自慢の彼女です。
だから、彼はあなたを褒めて、一緒にいられることを喜び、感謝します。決して、ディスりません。
あなたのことを本当に愛している男性の言動4 話をしっかり聞き、言葉で表現する
愛している相手のことは知りたいと思うものです。相手のことを知るためのもっとも有効な方法が、言葉でコミュニケーションをとることです。
あなたのことを愛している男性は、あなたとたくさん話したいと思います。そして、自分のことも知ってほしいと思います。喧嘩をしても、暴力に訴えたり、黙り込んだりするのではなく、言葉で必死に思いを表現しようとします。
逆に、あなたのことを愛していない男性は、あなたのことを理解したいとは思っていませんから、あなたの話を聞こうとしません。
あなたのことを本当に愛している男性の言動5 違いを認め、楽しむ
あなたのことを愛している男性は、あなたが自分とは違う人間であり、「自分のモノ」ではないと知っています。そのため、ふたりの違いも認め、受容します。
逆に、あなたのことを愛していない男性は、あなたを束縛し、自分の思い通りにコントロールしようとします。束縛や過干渉は、愛ではなく、「自分のモノにしたい」というエゴから発生する言動です。
「愛されているかどうか不安」なら、あなたは彼を愛していないのかもしれない
今回は、あなたのことを本当に愛している男性の言動を5つご紹介しました。5つの要素を全て満たしている場合、あなたは彼から愛されていると言えるでしょう。
「あまり当てはまっていない…彼から愛されているか不安」だという方は、まずはあなた自身が彼を愛しているか、を考えてみましょう。実は、「あなた自身が彼を愛していない」ために不安を感じている、という場合も多々あります。
「愛してほしい!」という思いは、苦しみを生みがちですから、まずは自分から「自分や相手を本当に愛するとはどういうことか」について考える必要があるでしょう。