みなさん、恋、していますか?
恋愛中は彼のことを考えただけでドキドキしたり、オシャレにも気合いが入ったり、世界が一気に華やいだように感じる人も多いでしょう。
ですが、「片思い」から一歩先に進めるためには、彼を見てドキドキしているだけでは何も始まりません。
今回は「片思い中のアラサー女子が恋を成就させるためにすべきこと及びしてはいけないこと」について解説していきます。
そもそもだけど、その片思い、アリ?ナシ?
片思いを成就させるための行動をする前に、まずはその片思いがアリかナシかを考える必要があります。
アリな片思いとは?
アリな片思いとは、「独身で彼女のいない男性に対する片思い」、または「独身で彼女がいる男性への片思い」です。
「彼女ありの男性」に対する片思いは、「彼女なしの男性」に対する片思いに比べると、成就させるまでに長期のスパンで考える必要がありますが、可能性はゼロではありません。彼と友達関係をキープしておき、彼女と別れたタイミングを狙ってアプローチすればいいだけの話です。
恋心にNGはありませんから、彼女がいたとしてもそれだけの理由で諦めるのは早計だと言えるでしょう。
やめておいた方がよい片思い
矛盾するようですが、避けた方がいい恋というものもあります。
とくにアラサー女子にとって危険で近づかない方がいい恋、それは「既婚者との恋」です。
「会社の先輩がかっこいい。奥さんとはうまくいってないみたいだし、私のことを気にかけてくれているし、好きになってしまった」ということはよくあります。
ですが、よく考えてみてください。
既婚者に恋をして、成就した後に待っているのは、本当に幸せな未来なのでしょうか?
まず、既婚者の男性に片思いをして、頑張ってアプローチをし、両思いになったとします。
その時点で、彼は誠実な男性ではなく、「妻がいても他の女性から粉をかけられたらなびいてしまうような不実な男性」になり下がるのです。
また、「いつか結婚したい、子どもを産みたい」と考えている女性がアラサーになってから不倫を始めてしまったら、目も当てられないことになります。
彼に「早く別れてくれ」と無茶なプレッシャーをかけたり、辛い思いをしているのに別れを決められずズルズル関係を続けてしまったり、という地獄絵図になりがち。
アラサーからの不倫の恋は、リスクが高すぎます。
片思い中のアラサー 女子がしてはいけない6つのこと
次に、片思い中のアラサー女子がしてはいけないことについて確認しておきましょう。
片思い中のアラサー女子がしてはいけないこと1 「待つ」だけ
1900年代にアメリカで『ルールズー理想の男性と結婚するための35の法則』という恋愛指南書が、ベストセラーになったことを存知でしょうか?
本書では、「女性からは男性に連絡してはいけない」「絶対に男性から誘わせるようにしないといけない」「女性から声をかけるなんてもってのほか」といった超保守的な恋愛観が語られています。日本でも発売されているので、知っている方も多いかもしれませんね。
現代のアラサー女子は、ここまで極端ではなくとも、「男性にリードしてほしい」「女性から誘うのはちょっと」とちゅうちょする世代ではないかと思います。
かつては、「女性は男性に選ばれるもの」と考えられていた時代がありました。ですが、時代は変わってきています。
「女性から男性を選ぶ権利はなく、男性は女性を選べる」という状況は、男女の不平等がもたらした傾向でもあったため、女性の社会進出が進んだことによって、この構造は刻々と変化しています。
現代は、「男性からのアプローチを待つ」時代ではなく、男女がお互い好きな相手を選べる時代なのです。
また、草食系男子という言葉の登場を例に出すまでもなく、現代の日本人男性は、そもそも女性や恋愛に対してがっついていません。そのため、待っているだけでは、何も始まらない時代になっているという側面もあります。
前述の恋愛指南書の著者は、書籍がベストセラーになった後に離婚しています。
このことからも、男性に任せきりで受け身であること、愛するのではなく愛されるために苦心することがどれだけ無意味かが分かると思います。
片思い中のアラサー女子がしてはいけないこと2 言いなりになる
嫌われたくないという思いから、彼の言いなり(深夜に呼び出されてタクシーでかけつけるなど)になっていては、片思いが両思いになることはないでしょう。
なぜなら、大人の男性は、「自分の言うことに従うだけの人形のような女性」に心から惚れることはないからです。
また、自分の意見や主体性、人生経験の豊富さが見られないような未熟な女性を好む男性は、そもそもアラサー女子より、20代前半などの若い女性を好みます。
片思い中のアラサー女子がしてはいけないこと3 自分以外の人になる
世の中には恋愛指南があふれています。この記事もそのひとつですが、そのすべてを鵜呑みにするのは賢明とは言えません。
とくに「モテるためのファッション」「男ウケするメイク」などが、本当に彼に好まれるのかは未知数。そもそも、男性全員が好きなファッション・メイクなんてありませんし、自分が好きなファッション・メイクをしていなければ自信を持つこともできず、自分らしさも失われるでしょう。
好かれようとして自分以外の人になろうとすることはやめましょう。
「こうすればモテる」などのアドバイスは、自分が「これは私に合っているな」「こういう女性好きかも」と感じる心に従って取捨選択すべきでしょう。
繰り返しになりますが、恋愛指南は鵜呑みにするのではなく、参考にしてくださいね。
片思い中のアラサー女子がしてはいけないこと4 恋愛だけに溺れる
恋をすると、「彼のことしか考えられない」という状態になる人もいるでしょう。それ自体は自然なことですが、彼に夢中になってしまうことが、逆に恋愛を実りにくくさせてしまうケースもあります。
彼に夢中になりすぎて、暴走してしまった結果、彼に距離をとられるような事態をさけるためにも、恋をしているときこそ、仕事や趣味に力を入れてエネルギーを分散させましょう。
片思い中のアラサー女子がしてはいけないこと5 バカのふり
「こんなのはじめて」「えー知らなかった」など、やたらと無知を装って「可愛いと思われる」ことを狙うのをやめましょう。
20代前半までなら、無知も可愛いかもしれませんが、アラサーともなって、なんでもかんでも「知らない」では、「単なる世間知らず」「常識のないバカ」とみなされてしまいかねません。
片思い中のアラサー女子がしてはいけないこと6 体だけの関係になること
体の関係から本気の恋に発展することはあります。ですが、両思いになれる確率は下がります。
もっともしてはいけないのは、愛情を獲得するための押し倒し。
「体を差し出すんだから、愛してよね」という態度は、「自尊心の低い女性(体しか男性に対してアピールできるものがない女性)」という印象を与えてしまいがちであり、自分の価値を感じられていない女性を本命にしたいと思う男性はあまりいません。
片思い中のアラサー女子がするべきなのは「自分磨き」と「アプローチ」
つぎに、片思い中のアラサー女子が両思いになるためにするべきことについても確認しておきましょう。
片思い中のアラサー女子がするべきこと1 自分をベスト版にする
まずは当たり前の事実を確認しましょう。
誰が、魅力的ではない女性を好きになるでしょうか?
魅力がない男性に惹かれる女性がいないように、魅力のない女性を好きになる男性はいません。好きな人を振り向かせたいなら、まずは自分を最大限魅力的にしておく必要があるのです。
「でも私は可愛くないし」「太っているし」「私はモテないしいいところがない」と思うなら、まずはその気持ちを変えていく必要があります。
「これは腐ったリンゴです」と差し出されたリンゴを食べたいと思う人はいません。
同様に「私なんて」と卑屈になっている女性に魅力を感じる男性はいないのです。いるとしてもそれは、その卑屈さを上から見て、見下したいと考えるような男性でしょう。
まともな男性と両思いになりたいなら、まずは、「私には魅力がある」という自信をつける必要があります。
「あの子みたいにかわいくないから」と考えていては、いつまでたっても自信はつきません。
比較すべきは、他人ではなく過去の自分なのです。
「昨日の自分より、今日の自分が魅力的になるために何ができるか」を考え、自分にできるベストをつくしましょう。
美容の面では、メイクやファッションの研究、歯のホワイトニング、脱毛、エステ、マツエクなどできることは数限りなくあります。
また、内面も磨いていく必要があります。
仕事のスキルアップのための勉強をしたり、社会や経済についての見識を広めたり、趣味に情熱を注いで極めたり、内面を満たすためにできることも無限にあります。
「今何をすれば、昨日より魅力的な(魅力的だと思える)自分になれるのか」を考え、ベストな自分を目指しましょう。
片思い中のアラサー女子がするべきこと2 リスクをとってアプローチする
恋愛を進展させるためには、男女どちらかがアプローチする必要があります。
デートに誘ったり告白したりすることは、「断られる」というリスクを常に内包しています。待っているだけの状態は、断られるリスクのない安全な状態です。ですが、待っているだけでは何も始まりません。
「誘ってもらえるように仕向ける」「告白されるように仕向ける」のが上手な人はそれもいいかもしれません。ですが、そういった行為ができない、そういった行為をまどろっこしく感じる、という方は、自分から積極的に誘ってみましょう。
あなたは選ばれるのをじっと待っていなければならない存在ではありません。
誰といたいか、何をしたいかを、自分の意思で決定する力のある存在です。
欲しいものを欲しいと言える強さがあれば、恋愛以外の面でも自分の人生を自分で切り拓いていける強さを得ることができるでしょう。
待っているだけでは、何も始まりません
自分を魅力的に磨き上げて、意中の彼に積極的にアプローチしていきましょう。
「断られたらどうしよう」と最初は怖いと思いますが、一歩踏み出せたら自分に自信がつくはずです。そういったドキドキも恋愛の醍醐味のひとつだと思いませんか?