彼氏と喧嘩ばかりで疲れた…根本から減らす4つの方法【理由ランキングあり】

最近いつも彼氏と喧嘩ばかり…
悪いのは自分?彼氏?

そんなふうに落ち込むことはありませんか? 

どんなに好きな人でも、意見の食い違い価値観の違いから衝突が起こることは避けられません。

最初は些細なことで始まった喧嘩が、気づけばお互いにとってストレスになり、

彼氏と喧嘩ばかりだけど、このまま付き合っていていいのだろうか…?

と悩んでしまうこともあるでしょう。

しかし、原因や対処法を知ることで、二人の関係をより良いものにすることも可能です。

本記事では、「彼氏と喧嘩ばかりで疲れた」と感じている方に向けて、原因やカップルの喧嘩事情、喧嘩ばかりの状態から抜け出すための具体的な方法を解説していきます。

この記事を書いた人

今来今

編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、執筆・連載中。視界が開けるような記事を発信していきたいです。

目次

【アンケート】彼氏と喧嘩ばかり…カップルが喧嘩する理由ランキング


好きで一緒にいるはずなのに、気づけば彼氏と喧嘩ばかり。言葉が強くなって後悔したり、ふたりの距離がどんどん遠く感じたり…。

そんな喧嘩ループに悩んでいる人は、あなただけではありません。SNSやQ&Aサービス「Yahoo!知恵袋」などにも、「喧嘩ばかりしてしまいます」という相談が数多く寄せられています。

そこで編集部では、全国の男女を対象に「カップルの喧嘩の理由」についてのアンケートを実施。気になる結果をご紹介します。

Q.あなたは恋人やパートナー、配偶者とどのようなことが原因で喧嘩をしたことがありますか? 差し支えない範囲でお答えください。 (複数選択可)

  1. 性格の不一致(6800)
  2. コミュニケーション不足によるすれ違い(5861)
  3. 金銭感覚の違い(4692)
  4. 家事や育児に関して(3555)
  5. 嘘や隠しごと(2702)
  6. 喧嘩をしたことがない(2556)
  7. その他(1579)
  8. 連絡を取る頻度や会う頻度(1543)
  9. 浮気や異性問題(1537)
  10. 嫉妬・束縛(1409)

※総回答者数21,492人

トップは「性格の不一致」、次いで「コミュニケーション不足によるすれ違い」が多く、さらに「金銭感覚の違い」「連絡頻度」「嫉妬」などが上位に並びました。

注目すべきポイントは、価値観伝え方の違いが喧嘩の主な原因になっているということです。

次項では、アンケート結果から見えてきた「カップルが喧嘩しがちな理由」について、具体的に掘り下げていきます。

【アンケートの調査概要】
調査名:カップルの喧嘩の理由に関するアンケート
調査期間:2025年3月2日 00:00~23:59
有効回答者数:21,492人

調査方法:QR/バーコードリーダー「アイコニット」ユーザーへのインターネット調査

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企業や個人向けのアンケートサービス提供中。ご自身の調査にも活用してみませんか?

彼氏と喧嘩ばかりしてしまう理由

カップルの喧嘩には必ず理由があります。

なぜ頻繁にぶつかり、彼氏と喧嘩ばかりになってしまうのか、その原因を知ることが、解決の第一歩です。

ここでは、よくある理由を紹介していきます。

価値観の違い・性格の不一致

「男女の間に友情は成立するか」「金銭感覚」「食の好み」
「休日の過ごし方」「結婚や子供に対する考え方」「将来設計」

などの価値観の違いは、頻繁に喧嘩の原因になります。

さらに、相手の価値観や違いを受け入れられず、「こうあるべき」という理想を押し付けてしまうと、相手にとってはプレッシャーになります。

お互いの個性を尊重せず、無理に変えようとすると、衝突が増えてしまうのです。

育ってきた環境が違えば、価値観が異なるのは当然です。

コミュニケーション不足

アンケートでも2位だった「コミュニケーション不足」。また、「察してほしい」という気持ちが強すぎると、お互いにすれ違いが生じ、喧嘩につながります。

「相手の忙しさを理解しているつもりで、話す機会が減ってしまう」
「不満を伝えないまま我慢し続けて、ある日爆発する」

こんなすれ違いが、喧嘩の大きな火種に。言葉にしなければ伝わらないことはたくさんあります。

こまめに「いまどんな気持ちでいるか」を伝え合うことが、関係を穏やかに保つコツです。

家事分担や育児に関して

特に同棲中や結婚後のカップルに多いのが、「家事や育児をどこまで分担するか」に関する衝突です。

「こっちは毎日ご飯を作ってるのに、ありがとうもない」
「共働きなのに、彼氏が家事を全然分担してくれない」「自分ばかりが子どもの世話をしている気がする」

そんな気持ちが積もると、不公平感が怒りに変わってしまうことも。

相手に察してもらうより、ルールや希望を話し合って明文化することで、ストレスを減らすことができるでしょう。

会う頻度・連絡頻度

「LINEの返信が遅い」「SNSで異性と絡んでいる」など、連絡に関する不満が喧嘩を引き起こすこともあります。

また、デートの最中にスマホゲームをしているなど、スマホに夢中になって目の前にいる人を疎かにしていることで、喧嘩が勃発することも珍しくありません。

こうしたちょっとした違和感が積み重なると、相手への信頼が揺らぎ、喧嘩へとつながってしまうのです。

「連絡の頻度」「会う頻度」にはそれぞれのちょうどよさがあるため、お互いに歩み寄る姿勢が大切です。

嘘や隠しごと

「本当は誰と会ってたの?」「なんで言ってくれなかったの?」こうした疑問や不安の裏には、信頼関係の揺らぎがあります。

嘘や隠しごとがバレたとき、内容そのものよりも「信じていたのに裏切られた」という気持ちが喧嘩を引き起こします。

たとえ小さなことでも、「言わない方が角が立たないかな」と思って隠したことが、逆に大きな問題になってしまうことも。

正直でいることは、安心感信頼を育てる土台になります。

浮気や異性問題

浮気や異性とのトラブルは、喧嘩の中でも最も深い傷を残すケースです。

実際に浮気があったかどうかに関係なく、「スマホを隠している」「異性とのやり取りをこっそりしている」など、隠しごとが不信感を呼び、喧嘩へと発展します。

特に、SNSやマッチングアプリが身近な今、「心の浮気」への警戒心も高まっており、ちょっとしたやり取りでも火種になることがあります。

浮気は「バレなきゃOK」ではありません。日頃から信頼関係を築いておくことが何よりの予防策です。

嫉妬・束縛

「誰と飲みに行ったの?」「元カノ・元カレと連絡取ってない?」など、束縛が過ぎるとストレスになり、喧嘩の原因になります。

嫉妬や不安を感じるのは自然なことですが、それをコントロールできないまま相手にぶつけてしまうと、信頼関係が崩れてしまいます。

過度な束縛や嫉妬は相手を信頼していない、と伝えるようなものなので、疑われた方がムッとしてしまうのは自然なことかもしれません。

生活習慣の違い

同棲している場合は、

「食器の片付け方」「寝る時間」「食事の好み」「携帯電話の利用スタイル」

など、生活習慣の違いが引き金となり、喧嘩に発展するケースもあります。

「脱いだ服をすぐ片付けない」「寝る時間がズレている」「食の好みが合わない」など、ほんの些細な違いでも、毎日積み重なるとイライラの元に。

生活習慣の違いは“性格”ではなく“育ってきた環境”の違いによるものが大きいので、一方的に変えようとせず、話し合いでバランスをとることが大切です。

将来についての考え方

「結婚するかどうか」「子どもの有無」「仕事の方向性」など、将来に関する話し合いがこじれることもあります。

また、一方は将来について話し合いをしたいと思っているのに、もう一方が話し合いを避け続けた結果、「ちゃんと考えてくれてないの?」「この関係に未来はあるの?」という不安が募り、不満が爆発するケースもあります。

将来の話はタイミングも大切ですが、避ければ避けるほど不信感は大きくなります。お互いの考えを尊重しつつ、「どうしたい?」と問いかけ合える関係性を築くことが大切です。

倦怠期によるすれ違い

付き合いが長くなると、新鮮さやドキドキ感が落ち着き、いわゆる倦怠期に突入することがあります。倦怠期になりやすいタイミングは、付き合って3か月頃半年頃1年目、そして3〜4年目あたりともいわれています。

この時期は、お互いに慣れが生まれる一方で、思いやり感謝の気持ち薄れがちに。小さな不満が積み重なり、喧嘩が増えてしまうことも少なくありません。

「前はあんなに優しかったのに…」と感じたときこそ、少し距離をとってリフレッシュしたり、感謝の言葉を意識して伝えるなど、ふたりの関係を見直すきっかけにしてみましょう。

過去のトラウマや不安が疼く

過去に浮気された経験や、辛いことがあった影響で「また同じことが起こるかもしれない」と疑心暗鬼になってしまうこともあります。

たとえ今のパートナーが誠実でも、過去の傷が癒えていないと、何気ない出来事にも過剰に反応してしまいがち。それが誤解や言い合いにつながり、喧嘩へと発展するのです。

仲良くしたいのに、彼氏と喧嘩ばかりで疲れた…別れるべき?

「喧嘩ばかりだけど、本当にこのまま付き合っていていいの?」と悩む女性は少なくありません。

ここでは、実際にある事例を紹介しながら、このまま付き合い続けるべきかを考えるためのヒントをご紹介します。

彼氏と喧嘩ばかりケース 喧嘩は多いけど、好きだから別れたくない

喧嘩は多いけれど、好きだから別れたくない、という意思が強い場合は、すぐに別れを決める必要はないでしょう。

喧嘩の原因を見つめ直し、改善できる余地があるなら、関係を続ける価値はあります。

彼氏と喧嘩ばかりケース 喧嘩のたびに精神的に疲弊する

喧嘩がストレスになり、心がすり減ってしまう場合は、距離を置くことを考えてもいいかもしれません。

しばらく距離を置いて、「やっぱり彼が必要」だと思うなら、やり直せばいいのです。

彼氏と喧嘩ばかりケース 喧嘩の原因がいつも同じで、解決の兆しが見えない

同じことで何度も衝突するなら、根本的な解決が不可欠です。

それが難しい場合、別れを考えるのも選択肢のひとつでしょう。

彼氏と喧嘩ばかりケース 喧嘩をしても謝るのはいつも私だけ

一方的に我慢を強いられる関係は、長続きしません。お互いに歩み寄れるかどうかを考えましょう。

仲直りをしても、折れて謝るのはいつも自分で、歩み寄る姿勢改善の余地が見えない場合は、別れを考えた方がいいかもしれません。

彼氏と喧嘩ばかりケース 喧嘩のたびに暴言、または暴力がある

彼氏からモラハラ被害を受けているなど精神的肉体的なDVの可能性があるなら、すぐに関係を見直すべきです。

暴力的な関係を続ければ続けるほど、抜け出しにくくなってしまいます。まずは距離を置きましょう

また、可能であれば第三者に相談し、現状を客観的に見つめ直してみてください。

彼氏と喧嘩ばかりで辛い…喧嘩を根本から減らす4つの方法

最後に、「彼氏と喧嘩を繰り返しているけれど関係を継続したい、仲良くしたい」と考えている方向けに、彼氏との喧嘩を減らす具体的な方法について解説していきます。

自分が正しいと思い込まず、相手の話を聞く

彼氏との喧嘩の原因によって、喧嘩を減らす方法は変わってきます。

喧嘩は明確にどちらか一方に非がある場合は稀であり、ほとんどの場合、双方が自分の方が正しいと思っています。

その場合、お互いの意見がぶつかり、喧嘩になってしまいます。

大切なのは、自分が正しいと思い込まないことです。相手には相手の価値観があり、意見があります。

まずは、お互いの話を遮らず、話に耳を傾けましょう。「彼氏が自分の話を聞いてくれない」という場合、彼氏は「自分の話を聞いてもらう経験が足りていない人」の可能性があります。

なぜなら、「自分の話を聞いてもらった経験」がない人は、「他人の話に耳を傾ける」ことができないからです。まずは、彼氏の話をいやというほど聞いてあげましょう。彼氏が言いたいことを思う存分言い、あなたがしっかり聞いた後、彼氏はあなたの話に耳を傾けるはずです。

「この人は自分の話をしっかり聞いてくれる」という安心感が生まれれば、怒鳴ったり、苛立ったりする必要もなくなります。冷静に話すことができれば、それはすでに喧嘩ではなく、建設的な話し合いに変化しています。

話し合ってルールを決める

あまりにも頻繁に喧嘩してしまう場合は、喧嘩の原因を掘り下げ、突き詰める必要があるのでしょう。根本的な原因を取り除かなければ、果てしなく喧嘩を繰り返してしまう可能性があります。

また、ルールを設定するのも有効です。「喧嘩は絶対に翌日に持ち越さず、一日で決着をつける」とか「喧嘩しはじめたら、いったんマツケンサンバを流して落ち着く」とか「喧嘩になりそうな言い分は冷静になった状態で手紙にしたためて相手に渡す」などのルールを作っておくと、喧嘩をするのがバカバカしいと感じ始めるかもしれません。

また、喧嘩が激しくなることを防ぐために、喧嘩が始まったらタメ口をやめ、尊敬語と謙譲語、丁寧語のみ使い、タメ口になった方が罰金500円……などのルールも効果的です。

大切なことは、喧嘩を繰り返している状態が、お互いにとってよくない状態であるという共通認識を持ち、ルールについて話し合ってみることです。「彼氏との喧嘩を減らしたい」と思うなら、こんな万人に向けて書かれた記事を読むよりも、彼氏と話し合う方がよっぽど効果があります。

なぜなら、「彼氏との喧嘩を減らす」ための、万人に共通する秘策などなく、あるのは、個々人の事情だけだからです。

共依存の自覚がある場合は、距離を置く

「喧嘩するほど仲がいい」と言うように、二人の距離が近いからこそ、喧嘩に発展してしまうケースもあります。その場合は、距離を置いてみることを検討しましょう。

距離をおいてみることでお互いの大切さが実感できるかもしれませんし、距離を置いた結果、一人が心地よくなって、別れを決意できるかもしれません。

実際、喧嘩ばかりのカップルは、共依存のようになっているケースも珍しくありません。

お互いを傷つけあっているのに離れられない……そんな関係は、果たして二人にとって本当に幸せな関係でしょうか?

共依存カップルの間には、境界線が存在せず、あなたは私のもの、私はあなたのもの状態になりがちです。その場合、「過度な束縛」「モラハラ」「相手を試す行動」などをお互いにしてしまう可能性があるのです。

自立できていないからこそ、共依存的な関係になってしまうということを自覚し、自立するために、彼氏と距離を置きましょう。

ただし、自立するというのは、ひとりで生きるということではありません。「自立とは依存先をたくさん見つけること」という言葉もあるように、一人に寄りかかるのではなく、たくさんの人や場所、物事に少しずつ依存することが自立なのです。

「彼氏がいなくなったら生きていけない」状態にある場合、喧嘩は、生きるか死ぬかの問題になります。彼氏に比重がかかりすぎると、喧嘩で受けるダメージが大きくなりますから、彼氏はあなたの幸せを構成する一部に過ぎないと思える環境を作っておきましょう。

適度な距離感ができ、良い意味で「彼氏は自分のものではなく、一人の他人」と割り切ることができれば、相手に怒りを感じることも少なくなるはずです。

過去にとらわれず、いまを生きる。妄想を止める

付き合いが長くなっていけばいくほど、二人の関係には思い出が増えていきます。「過去に浮気された」「誕生日を忘れられていた」などの悔しい寂しい思い出がある場合には、ときおり思い出してしまい、関係ない喧嘩のときに蒸し返してしまいたくなるかもしれません。

ですが、彼氏がすでに過去について謝罪し、償っている場合には、過去を蒸し返すのは、双方にとってよくありません。過去は変えられませんから、いまの彼氏を見てあげましょう。

とはいえ、過去の心の傷がまだ癒えてなくて苦しいという方もいるかもしれません。厳しい意見になりますが、それは彼ではなく、あなたが乗り越えるべき課題ではないでしょうか。

心の傷と向き合い、彼氏にぶつけるのではなく、自分で癒したほうがいいと思うのなら、カウンセリングを受けるなど、自分でできる対策を考えてみましょう。

彼氏との喧嘩を減らすために大切なことのひとつは、「いまの、現実の彼氏を、妄想抜きでそのまま見る」ということです。

「過去にこんなことをされたから、未来にまたやるにちがいない」とか、「○○と言っていたけれど、本当は○○なんだ」と妄想を膨らませてしまったりすると、喧嘩が勃発してしまうでしょう。

過去と未来を考えず、いまに目を向ければ、いまの彼氏のよいところがたくさん見えてくるはずです。同様に、彼氏にも過去や未来に目を向けるのではなく、いまに目を向けてもらうように促しましょう。

喧嘩の多くは、妄想から発生しています。たとえば、

彼氏が○○をしているのは、私を蔑ろにしているからに違いない

と妄想すれば、喧嘩になります。現実をそのままに見ることは簡単なことではありませんが、不可能ではありません。

妄想をしそうになったら、頭のなかで「STOP妄想」と唱えて、現実だけを見るようにしましょう。

関係を続けたいなら、彼氏と喧嘩ばかりな原因を究明し、改善策を考えよう

彼氏との喧嘩ばかりの状態が続くと、「もう疲れた…」と感じることもありますよね。

もし、「喧嘩ばかりで関係がしんどい」と感じるなら、一度冷静に「別れる?この関係を続けるべき?」を考えてみましょう。何より大切なのは、自分が幸せでいられることです。

じっくり考えた末、それでも関係を続けたいと思うのなら、喧嘩の原因を究明したうえで、本記事で解説した改善策を実践してみてください。

幸せな関係が築けることを祈っています。

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