「山形県のグルメって素朴そう」って言った人、ちょっと表へ出ましょうか
山形と聞いて思い浮かぶのは、きっと素朴とか自然豊かといったイメージ。たしかに間違いではないのですが、その印象だけで判断するには、この県、あまりにポテンシャルが高すぎました。
肉はブランド牛クラス、果物は全国レベル、野菜と汁ものはもはや文化遺産。
山形は見た目は静かでも、内側はグルメ筋肉モリモリの「実直グルメ大国」だったという事実が、2万人超のアンケートから明らかに。
今回は、山形県ファンの“偏愛グルメ”をランキング形式で徹底解剖します。山形グルメの奥深さを見ていきましょう。
※本記事は、アイコニット・リサーチによる独自アンケートをもとに執筆しています。
(https://www.iconit.jp/iconit-research/)
山形県出身者が選んだ、名物ご当地グルメランキングTOP5

まずは、地元を知り尽くす山形出身者が選んだリアルな地元メシ。
見た目では伝わらないけど、一度味わえば忘れられない。そんなグルメがズラリと並びました。
1位:山形牛|脂が甘いって何?を教えてくれる、真の実力派(329票)
「和牛=高いだけ」と思ってる人、山形牛を食べてから再評価していただきたい。
選ばれた黒毛和牛だけが名乗れるブランド牛で、肉質はきめ細やか、脂は甘くとろけ、赤身とのバランスも完璧。ステーキもすき焼きも焼肉も、どれで食べても後悔はゼロ。おうち焼肉のレベルを“次元”ごと引き上げてくれる存在です。
2位:米沢牛|日本三大和牛のひとつ、食べた瞬間に溶けて消える伝説の肉グルメ(322票)
「霜降りが美しすぎて一瞬躊躇するけど、口に入れたら秒で溶けた」。
そんな体験談が目に浮かぶほど、米沢牛の脂は滑らかで繊細。
その品質は、ギフトにも記念日にも選ばれる肉の芸術品。ステーキでよし、すき焼きでよし。誰もが一度は食べたい憧れのブランドです。
3位:芋煮|河原で鍋。ほっこりするこのグルメ文化、羨ましい(301票)
秋~冬の風物詩「芋煮会」は、もはや鍋というより文化行事。
牛肉、里芋、こんにゃく、ネギなどを醤油ベースの出汁で煮込む一鍋は、河原で仲間と囲めばなお美味しい。家庭でも定番だけど、「外で芋煮」こそが真骨頂というのが山形流。体も心も温まる、やさしいご当地味です。
4位:玉こんにゃく|地味うま界のMVP。串に刺された謎の吸引力(228票)
たしかに見た目は地味。なのに食べたら止まらない!!
そんな玉こんにゃくは、屋台やイベントの主役級アイテム。醤油でじっくり煮た一口サイズのこんにゃくを串に刺して、もぐもぐ食べ歩き…気づけば2本目、3本目。主張はしないのに、ずっとそばにいてくれるような優しさが魅力です。
5位:さくらんぼ|かわいいとおいしいの最強フルーツ(184票)
「フルーツの中でいちばんモテそう」。そんな声が出そうな、山形のさくらんぼ。
ブランド品種「佐藤錦」はその代表で、ぷりっとした果肉とバランスのいい甘み&酸味に中毒者多数。収穫期には全国からお取り寄せ殺到。もはや果物というより、季節の贅沢です。
旅行者・県外ファンが選ぶ!山形おすすめ絶品グルメTOP5

旅行やお取り寄せをきっかけに山形の沼にハマった2万人超の回答からは、“実直グルメ”への愛と発見の声が詰まっていました。
1位:米沢牛|高級感と満足感が両立。肉の沼に引きずり込まれる(12,141票)
一口食べれば分かる、他の牛とは次元が違う…そんな圧倒的存在感。
焼肉、すき焼き、ステーキ、弁当まで、どの形でもその実力は不動。グルメ旅行で「肉だけは本気出す派」からの信頼が厚く、米沢牛は名実ともに「山形グルメの王様」です。
2位:さくらんぼ|観光農園でその場でもぎ取る快感がクセになる!山形グルメの宝石(9,779票)
ぷりっとした果肉とバランスのいい甘み&酸味が素晴らしいのはもちろん、「甘い」も「楽しい」も感じられる、イベント型フルーツ「さくらんぼ」。
スーパーで買うのと、木からもぎ取ってそのまま食べるのとでは、まったく別の体験。山形の観光農園では、さくらんぼ狩りがカップルや家族連れに大人気です。
3位:山形牛|「地味うま」じゃ済まされない、確かな旨み(7,248票)
米沢牛の陰に隠れがちだけれど、山形牛のポテンシャルは相当高い。
脂がきめ細かく、赤身とのバランスも抜群。「ブランドの派手さ」より「質実さ」を重視する人には断然こっち。ふるさと納税の返礼品で人気で、リピーター続出というのも納得です。
4位:芋煮|レトルトでも再現度高め。河原で鍋が夢じゃなくなる(5,149票)
地元の味を、県外の人が真似してみたくなる。それが芋煮。
最近ではレトルトパックやセット商品も登場し、「おうち芋煮会」デビューする人も増加中だとか。もはや山形だけの季節行事ではなくなりつつあります。
5位:ラ・フランス|ねっとり濃厚。「梨=さっぱり」の概念が覆る(4,236票)
山形はラ・フランスの生産量、日本一。
洋梨らしい芳醇な香りと、口に入れた瞬間とろけるような果肉。ちょっとセクシーですらある味わいに、「梨ってこんなに官能的だったっけ…?」と驚く人が続出しているようです。贈り物としても大人気です。
編集部の気になる山形グルメ!気になるうまいものをピックアップ
少数派ではあるけれど、食べた人の記憶には強く残る、クセ強めローカルグルメも見逃せません。
冷やしラーメン
スープまで冷たい、夏限定の“涼”ラーメン。あっさり系なのに満足度が高く、真夏の胃袋にもやさしい。冷たいのにしっかり味が立っていて、これがまたクセになります。夏旅のランチにぜひ。
どんどん焼き
粉モノ×割り箸=屋台感100%のご当地おやつ。お好み焼きより軽くて、クレープより食べごたえあり。手に持って歩きながら食べるスタイルは、お祭りの空気感そのものです。
寒鱈汁(どんがら汁)
寒い時期限定、魚まるごと使った豪快スープ。タラの身・皮・肝・骨まで余すところなく使うことで、深みとコクが圧倒的。「汁もの強すぎ問題」が発生している山形らしい逸品です。
ほわいとぱりろーる
地元民が密かに推す洋菓子、ほわいとぱりろーる。一見シンプルなロールケーキですが、かなりの実力派です。
ふわふわのスポンジに包まれるのは、口どけ軽やかな真っ白のホイップクリーム。甘さは控えめで、ミルクのコクがしっかり主張。上品なのにどこか懐かしい味わいに、ついついもう一切れ…と手が伸びます。スイーツお土産にぜひ!
見た目に頼らず、中身で勝負。山形グルメの静かな風格
ラーメン、フルーツ、和牛、芋煮、こんにゃく。
どれも主張は控えめですが、味わった瞬間に「これは…」と膝を打ちたくなる。そう、山形グルメは静かに、本物の力で人を虜にするタイプなのです。
メディアで派手に取り上げられることは少ないかもしれません。でも、だからこそ「知られていないのが不思議」と思えるほどの完成度。飾らず、媚びず、でも確実にうまい。そんな真摯な美味しさが、食の記憶にしっかり残ります。
今こそ、山形のグルメにじっくり向き合う価値があるのかもしれません。
次回は福島県編!
喜多方ラーメンに始まり、桃・なみえ焼きそば・こづゆまで、バリエーション豊かな福島の食を深掘りしていきます。お楽しみに!

<調査概要>調査方法:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリ内アンケートコーナーにて実施
調査対象者:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリユーザー
調査日:2024-07-30 00:00:00~23:59:59
有効回答者数:23,797人
※文中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
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