Web3や暗号資産が気になる……電柱で陣取り合戦ゲームの「PicTréere(ピクトレ)」はいかが?

すきま時間でお小遣いが稼げたらいいな、暗号資産(仮装通貨)ってどうやって増やすの?

そんなことをぼんやり思っている人は、ぜひ読み進めてください。

今回は、インフラ点検で暗号資産やAmazonギフトカードに交換できるポイントが貯められるゲーム、「PicTrée(ピクトレ)」というWeb3ゲームをご紹介します。

目次

PicTrée(ピクトレ)~ぼくとわたしの電柱合戦~」はどんなゲーム?

(画像出典:DEA社 公式サイト https://dea.sg/jp

「ピクトレ」は3チームに分かれて、街中にある電力アセット(※1)の撮影を行い、撮影した電力アセットの量や距離を競う「チームバトルゲーム」です。

電柱の撮影と聞いて、以前紹介した「TEKKON」というゲームアプリを思い出す人もいるかもしれません。

ゲームがインフラ危機から街を守る!?LINEポイントに変換できる「TEKKON」がアツい!

今回紹介する「ピクトレ」が大きく違うのは、ゲームアプリの開発にインフラ企業である東京電力パワーグリッド株式会社が直接関わっている(※2)点や“チームの陣取り合戦”という点です。

「撮影」は日中の指定された時間にしかできませんが、「チェックイン」というアクションは24時間可能です。

また、撮影した電柱同士をつなげる「コネクト」というアクションは現地に限らずリモートで行うこともでき、ゲーム性が高くなっています。

敵チームの電柱に「チェックイン」を繰り返したり、「攻撃」アイテムを使うと、どのチームにも属さない「中立」状態になり、新たに撮影すれば自分のチームの電柱になります。

(画像:©2024Maki,NAGAI)

ゲームが盛り上がれば盛り上がるほど、電力アセットの最新状態の写真が電力会社に送られる仕組みになっていて、遊べば遊ぶほど社会貢献にも役立つ仕様です。4月から2か月半に渡って行われた実証実験第1弾の開催地は群馬県前橋市で、300人を超える参加者から2万枚近い写真が集まったそうです。

インフラの老朽化や点検の人材不足問題を解決し、作業の効率化につながっているんですね。


東京でも実証実験中

現在、東京(千代田区・港区・中央区)で実証実験第2弾が開催されています。

9月13日(金)~9月30日(月)東京本シーズン1
10月1日(火)~10月31日(木)東京本シーズン2
11月1日(金)~11月30日(土)東京本シーズン3

そして撮影対象に「換気口(※3)」が加わります。撮るものが増えるということは、ゲームでコインを獲得できるチャンスも増えます。

(画像出典:ピクトレ 公式サイト https://pictree.greenwaygrid.global)

撮影できる時間は、朝7時~18時(「撮影ミッション」と呼ばれる不定期発生のアクションは除く)なので、出勤前にちょこっと遊ぶ、上京した際の空いた時間に遊ぶということも可能です。

気になる報酬は?

この記事を書いているのは”東京プレシーズン”期間で、初回撮影報酬が1電柱あたり10コイン(1円弱相当)と雀の涙だったのですが、猛暑の中の開催で撮影に夢中になりすぎて熱中症になっては大変という配慮もあったようです。

本シーズンは、1電柱あたり60コイン、1換気口あたり60コインと報酬が増えています。過ごしやすい気温になっているといいですね。

陣取り合戦なので、シーズンごとに3チームの順位が決まります。それぞれのチーム内で上位入賞だとボーナスポイントが加算されます。(東京プレシーズン例:1位チームの個人1位は10万コイン、3位チームの個人5位は2500コイン)

ゲームを始める際に「アンペア」「ボルト」「ワット」どのチームに所属するかで運命が変わるかもしれません。筆者は単純に、V×A=Wという懐かしい公式を思い出し単純に「ワット」を選んでしまいました。

集めたコインは、冒頭で触れたようにAmazonギフトカードやDEP(ディープコイン)という暗号資産に交換できます。

今回は、Web3や暗号資産にピンと来ない筆者でも手軽に楽しめる「ピクトレ」を紹介しました。交換比率、撮影方法やゲームのルールなど詳しく知りたい人は公式サイトをご覧ください。

近い将来全国展開の予定とのことなので、今回東京本シーズンに参加できない方は次の実証実験エリアがお住まいのお近くになることを願っていてください。

ピクトレ 公式サイト https://pictree.greenwaygrid.global
ピクトレ 公式X https://x.com/pictree_dea

※1 電力アセット:電柱や鉄塔などの東京電力パワーグリッド株式会社が所有している設備の総称

※2 東京電力パワーグリッド株式会社(東電PG)、 Greenway Grid Global Pte.Ltd(GGG)、Digital Entertainment Asset Pte.Ltd(DEA)の3社共同事業。
GGGは東電PGと中部電力、ICMG Partnersの3社によるシンガポールに設立された合弁会社。
DEAはWeb3開発企業で「スタートアップワールドカップ2024」日本代表。

※3 換気口:地中にある電力設備を保守保安するために、換気と人が出入りをするための開口部。主に歩車道に設置されている、通気性のある鉄蓋。指定の3種類のマークのいずれかが刻印されているものが撮影対象。

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アプリ名:「ピクトレ~ぼくとわたしの電柱合戦~」
ジャンル:電柱つなぎチームバトル
利用料金:無料(アプリ内課金あり)

ダウンロード方法:
iOSアプリ版:App Store(iPhone)配信
Androidアプリ版:GooglePlay配信

対象機種:
iOSアプリ版:iPhone( iOS 15以降)
Androidアプリ版:Android(Android 8.0以降)

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この記事を書いた人

大学卒業後、国語学会で学術雑誌の編集と秘書を兼任。その後、放送作家と並行してテレビ局、制作会社で番組制作を行う。演者側だった学生時代から継続して様々な形でエンタテインメントに関わる。現在は書く仕事に加え、講師、カフェスタッフ等パラレルワーカー。原則、メディアと明かさず自費で情報収集することで媚びない正直な記事を目指す。得意分野はエンタメ・ビューティ・美味しい。

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