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“Happy Socksが売っているのは、ソックスというよりハッピーの方”

Date
2023/06/02
Writer
Mayuko
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最高で最幸な製品をお届けすることで、幸せな気持ちを世界中に溢れさせたい」
そう語っているHappy Socksの設立者、 ミカエル・ソーデリン氏とヴィクトル・テル氏。国別の幸福度ランキングで常に上位を占める北欧・スウェーデン出身の2人は、2008年、20代後半でHappy Socksを設立しました。製品のクオリティ×幸福感を追求し続け、現在その展開は世界34カ国にまで広がっています。

見て楽しい、履いて快適な靴下たちの舞台裏

カラフルでポップ、でもレトロで優しい配色のもあり、見ているうちにあれこれ欲しくなってしまうHappy Socks。デザインのみならず、質へのこだわりも筋金入りで、赤ちゃんの肌着にも使われるというトルコのコーマ綿が使用されています。コーマ綿の糸は、綿花を紡ぐ際に櫛(くし)でとかすようにして短い未熟な繊維を取り除くため、通常の綿糸よりも艶やかで肌触りがなめらかになるという高級素材。そのコーマ綿で作られた靴下を履けば、「履いている」というより「包まれている」という表現がピッタリです。「締めつけがない優しさがあるのに、洗濯しても丈夫なんです。ほつれなどもなく、2年ぐらいはもちますよ!」というリピーターさんの声もありました。

「必ず前のコレクションよりも優れたものを提供する。より柔らかく、頑丈で、光沢があり、持続可能な素材を見つける。そして業界がこれまで見たことのない、人目を引く細やかさと革新的な機能をデザインする」
そんなポリシーを掲げるHappy Socksは、使用する綿をオーガニックコットンに切り替えたり、値札のタグといった副素材もエコなものにしたりと、日々躍進を続けます。さらに福祉団体などと協力し、売上の一部を寄付することも行なっています。

Happy Socksを立ち上げた2人は、実業家とアーティストのコンビ。「世界中に幸せな気持ちを溢れさせたい」という思いから靴下ビジネスに至ったのは、寒い冬は家にこもることも多いスウェーデンで、家にいてもハッピーになれるもの、そして性別・年齢問わず誰もが使うもの、という切り口で着想したのが靴下だったからだそうです。
北欧らしいデザインから世界のアーティストやキャラクターとのコラボレーションものまで、定番商品以外は半年ごとに新しいコレクションが登場します。そしてどのデザインもサイズ違いで誰もが履けるという、ジェンダーレス&ボーダーレス。

2008年以来、設立者2人に子供ができたりすると、製品もキッズラインの充実が図られたりと、彼らのライフシーンとともにHappy Socksも成熟してきました。そしてエコや環境への意識が高い北欧ならではの、世界を牽引するサステナブルなポリシーをどんどんアップデートさせていくところも引き続き着目したいところです。
履き心地も快適、遊び心いっぱいのデザインが楽しめる、というだけではなく、社会的な貢献にもつながるという、人間としての充足感も、自然と毎日がハッピーな気分になるひとつの理由だと思われます。

こんなシーンで大活躍

ジェンダーレス&ボーダーレスで、どんな方にも履いていただきたいというHappy Socksは、ギフトにも最適です。身内にプレゼントして、親子で、おじいちゃんとお孫さんで、と世代を超えてお揃いで履く方も多いそうで、普段家族への感謝を口にするのは恥ずかしくても、お揃いの靴下で家族の絆を感じてハッピーになりそうですね。また、入院されている方へのお見舞いにも実はぴったり。締め付けのない柔らかな履き心地と、気持ちが明るくなるデザインが、入院中の心も体も優しく包んでくれます。

現在、国内では5店舗が展開されている中で、東京ディズニーリゾート内のイクスピアリには、Happy Socksにキャンディーショップとカフェスタンドを併設したHappy Socks Candy Caféが出店されています。こちらでは来場されたカップルやご家族にぜひ、ハッピーな靴下を履いてディズニーの世界を楽しんできていただきたいと、さらにハッピー増し増しな雰囲気だそうですので、訪れた際にはぜひ立ち寄りたいものです。

また、人気のコラボレーションシリーズでは、現在はパンダをデザインしたWWF(World Wide Fund for Nature /世界自然保護基金)コレクションなどがあり、9月にはなんと、スターウォーズコレクションがリリース予定とか。
周りにお好きな方がいらしたら、ぜひプレゼントしたいコラボレーションシリーズも目が離せません。
ちなみにコラボレーションシリーズはすべてオーガニックコットンを使用しており、ゆくゆくは商品全体のコットンをオーガニックにしていく予定だそうで、ますます意識の高いHappy Socksとなりそうです。

Happy Socks今のおすすめデザインは?

【Giraffe Sock】キリン模様。ベージュ×アイボリーカラーで、どんなコーデにも合わせやすい
【Origami Sock】白ベースにカラフルな折り鶴がパターンされた、日本限定商品
【Sushi Sock】握りや巻き寿司、ワサビのデザインがポップな日本限定商品



Happy Socks国内店舗情報

HappySocks Candy Café イクスピアリ店
〒279-0031千葉県浦安市舞浜1-4 イクスピアリ 2F
047-305-5740

HappySocks LIMINE EST 新宿店
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿B2F
03-6380-6327

HappySocks 原宿竹下通り店
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-6-7 山口ビル1階
070-2478-6901 

HappySocks ルクアイーレ大阪店
〒530-8558 大阪市北区梅田3丁目1番地3号 ルクアイーレ2F
06-6151-1485

HitoAshi / N platz by NAIGAI MitteN府中店
〒183-0023 東京都府中市宮町1-41-2 MitteN府中 1階
070-3516-5763

Writer's Profile
Mayuko

青山学院大学卒業後、外資系企業・地方出版社編集部を経て、フリーの編集ライターとなる。 2008年NYへ渡り、編集ライターおよび欧米系広告の翻訳・コピーエディティングを手がけ、帰国後は貿易ビジネスやPRサポートも行う。得意分野はフード・ウェルネス・ナチュラルライフ。世界の食文化を取り入れながら、美味しく続けたくなる医食同源料理を追究中。オリーブオイルソムリエ®︎。

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