彼氏への不満は伝えた方がいい、言わない方がいい?不満を伝えた結果……

どんなにラブラブなカップルでも、一緒の時間を過ごす中で、何かしら不満は出てくるものです。彼氏に対して抱いている不満を伝えるかどうかは、誰しもが一度は悩む問題でしょう。

不満を溜め込んだまま関係を続けるのもストレスが溜まりますが、不満をぶつけることで関係が悪化してしまうケースもあります。

今回の記事では、彼氏への不満を伝えるべきかどうか、を解説していきます。彼氏に不満があるけれど伝えるべきかどうか迷っている、という方は本記事をぜひ参考にしてみてください。

目次

彼氏への不満を溜め込むとどうなる?

彼氏との時間は仲良く過ごしたい、喧嘩はしたくない、だから不満があるけれど黙っておこう、と考えると、不満が心の中に溜まっていってしまいます。

小さな不満でも、少しずつ積み重なっていけば、いつか爆発してしまう瞬間も訪れるでしょう。

ある日突然不満が爆発してしまって、別れることになってしまう可能性もあります。

不満を溜め込んでいるということは、「彼氏に本当の気持ちが言えていない」ということですから、不満が爆発しないまでも、二人の間に距離ができることは避けられません。そう考えると、彼氏に対する不満は伝えた方がいい、と言えるでしょう。

彼氏に不満を言いすぎたらどうなる?

しかし、いくら本音を伝えた方がいいといっても、不満ばかり言いすぎると、それはそれで関係は悪化するでしょう。

日常的に不満ばかりを言っていると、「いつも不満ばかり言われて一緒にいるのがつらい」と彼氏に感じさせてしまうかもしれません。

逆の立場になって考えてみましょう。彼氏から毎日不満ばかり言われたら、安らげないし辛いですよね。些細なことにも不満を感じて、それを都度伝えていると、彼氏はあなたと会いたくなくなってしまうかもしれません。

不満を伝えるのは大切ですが、譲れるところは譲って、譲れない部分だけを伝えるのがいいでしょう。

不満の伝え方も大切です。感情的になって怒ったり、泣きながら訴えたりした場合、彼氏は責められていると感じたり、パニックなって冷静な対応ができなくなったりするかもしれません。不満を伝えるときは、お互い精神的に落ちついていて、時間がある時にすべきでしょう。

彼氏に伝えるべき不満とそうでない不満を見極めるには?

ところで、彼氏に伝えるべき不満とそうでない不満はどうやって見極めるべきでしょうか?

不満を感じた時、まずは冷静にその不満が自分にとってどのくらい重要なのか、を考えてみましょう。

例えば、彼氏と同棲していたとして、あなたがいつも掃除をしていて、彼氏は一切しないため、不公平だと感じている、とします。あなたは、「掃除くらいしようと思えば私ができるし、問題ない」と不満に蓋をするかもしれません。それで納得できるなら、言う必要はないでしょう。

しかし、一度は納得しても、「やっぱり不公平だ」と繰り返しイライラしてしまうなら、伝えるべきです。なぜなら、イライラしてしまうほど、家事の公平性はあなたにとって大切な問題だからです。

同じ問題でも、人によって重要度は異なります。自分にとって大切な問題だと感じたなら、どんな些細なことでも彼氏に伝えてみましょう。

不満を伝えるかどうかは、「あなたにとっての重要度」を指標に判断してください。

また、「些細なミス」なのか、「習慣」なのかも見極めポイントの一つです。些細なミスの場合、わざわざ不満を口にする必要はありませんが、あなたが耐え難いと感じる習慣を彼氏が身につけているならば、伝えるべきでしょう。

口に出して伝えなければ、あなたの気持ちを彼氏が知ることは一生ありません。

彼氏に不満を伝える時に注意すべきこと3選

次に、彼氏に不満を伝える時に注意すべきポイントについて確認していきましょう。

冷静に話す

頭に血が昇っている時に不満を口に出すのはやめましょう。

感情的になっているなら、それは不満を伝えるべきタイミングではありません。感情的に怒りをぶつけてしまうと、彼氏は自分を守ろうとして反論してきたり、攻撃してきたりする可能性があります。彼氏を言い負かしてやろうとか、懲らしめてやろうとしてはいけません。

冷静な話し合いを心がけましょう。冷静に伝えることで、彼はあなたの意見を受け入れやすくなるはずです。

具体的に不満を伝える

「なんとなくムカつく」等と漠然と伝えるのではなく、なにが嫌なのか、なぜ嫌なのか、を伝えましょう。

例えば、田畑さん(仮)は、男性芸能人が性犯罪で捕まった際の彼氏の反応がいつも不満でした。彼氏は、「ハニートラップなんじゃないか」と告発した女性を根拠なく疑ったり、性犯罪を茶化す発言をしたりすることが多かったのです。田畑さんは、その度に、モヤモヤとしていましたが、ある日、ついに彼氏に不満を伝えることにしました。田畑さんは、中学や高校の時、よく痴漢にあっていたこと、しかし一度も被害を訴えられなかったことを彼氏に伝えました。さらに、「性犯罪の告発をハニートラップ扱いするのは、セカンドレイプであり、加害であることも自覚してほしい、あなたが思うよりも性犯罪は身近にあるのだ」と伝えたと言います。結果、彼氏は田畑さんの話を聞き、これまでの自分の発言が間違っていた、と彼女に謝ったと言います。

この事例は、田畑さんが、なぜ自分が彼氏の言動に不満なのか、を田畑さんの過去に触れながら具体的にかつ冷静に伝えたため、気持ちが伝わった一例だと言えるでしょう。性犯罪などのセンシティブな話題は伝えるのに勇気が必要ですが、勇気を出して伝えたことで、二人の関係はより深まったと言います。

解決策を提案するOR一緒に考える

不満を伝えるだけでは、「じゃあどうすればいいの?」と彼氏は困惑するかもしれません。

できれば不満だけではなく「今後はこうしてほしい」という要望もセットで伝えるといいでしょう。解決策が思い浮かばない場合は、「一緒に解決策を考えよう」と提案するのも一案です。

彼氏に不満を言った結果、どうなるの?

前述の田畑さんの場合は、勇気を出して不満を伝えたことで、彼氏の態度は変わり、二人の関係はより親密になったと言います。

不満を伝えるということは、「自分にとって譲れないことは何か」を伝えることと同義であり、濃密なコミュニケーションになることは避けられません。濃密なコミュニケーションをとった結果、お互いに大切なものを譲れず、破局するケースもあるでしょう。

彼氏に不満を伝えた結果、その後の二人の関係がどう変わるかは、伝え方や、状況、二人の相性によって変わってきます。

さいごに。不満のないカップルなんていない。大切なのはコミュニケーション

彼氏への不満を伝えるべきか否か悩んでいる方は、その不満が自分にとってどれくらい大切なものなのか、を考えてみましょう。

心の中で不満が溜まって、爆発してしまう可能性があるなら、冷静な時に伝えてみたほうが良さそうです。不満を上手に伝えることができれば、二人の関係はより親密になるでしょう。

適切な不満の伝え方についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

どれだけ相性のいい二人でも、育ってきた環境や価値観、生活習慣は違いますから、不満が出てくるのは当たり前です。

あなたが彼氏に不満を抱いているということは、彼氏もあなたに不満を抱いている可能性があります。彼氏から不満を打ち明けられた暁には、防御的になって彼氏を攻撃するのではなく、冷静に話を聞いてあげましょう。

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