ベストカップルになるために! 彼氏への不満ランキングと伝えるコツ

彼氏の〇〇なところが気になるけど、直接伝えて嫌な雰囲気になったら嫌だし

なるべくネガティブなことは言わないようにしている

そんなふうに、彼氏への不満を心の中溜め込んでいませんか?

どんなに仲の良いカップルでも、一緒に過ごすうちに小さな不満は必ず生まれるもの。でも、それを伝えるべきかどうかは、誰しもが一度は悩む問題でしょう。

我慢しすぎるとストレスが溜まり、気づけば心の距離が開いてしまうことも。一方で、感情のままに不満をぶつけると、関係がギクシャクしてしまうこともあります。

そこで今回は、彼氏への不満を上手に伝えるコツをご紹介。

信頼関係を深めながら、二人の関係をより良くするためのヒントをお届けします。彼氏に不満を伝えるべきか迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

目次

【5300人に聞いてみた】彼氏に対する不満ランキング

まずは、世の女性は彼氏にどんな不満を抱いているのか、ランキング形式で確認していきましょう。

女性5323人を対象に行ったアンケート調査で、「彼氏に不満がある」と答えた方に「どのようなことに不満がありますか?(複数選択可)」と伺ってみました。

1位 性格(478人)

性格の不一致は、カップル間の不満の中でも最も深刻なもののひとつ。価値観や考え方の違いは、話し合いで歩み寄れる部分もありますが、根本的な性格が合わないと、解決が難しいこともあります。

たとえば、「感情をあまり表に出さない彼氏」と「気持ちを素直に共有したい彼女」では、気持ちのすれ違いが生じがち。

また、彼の自己中心的な振る舞いや、決断力のなさネガティブ思考などが積み重なり、次第にストレスを感じるケースもあるようです。

2位 家事の分担が不公平(390人)

同棲している場合、女性側に洗濯や掃除、料理などの家事の分担が偏り、不公平さを感じるケースも多いようです。家事は毎日のことですから、日々イライラが募り、別れを考えるまで追い詰められる場合もあります。

「やってもらって当然」という態度をとるナチュラル男尊女卑男子も存在しているようです。

「私ばかりが頑張っている」と感じる状態が続くと、やがて不満が爆発し、関係が破綻することも。

家事の分担については早めに話し合い納得のいく形を見つけることが大切です。

3位 コミュニケーション・愛情表現(368人)

「好き」「愛してる」「ありがとう」といった言葉や、スキンシップをほとんどしない彼氏に、不満を抱く女性は多いようです。

日本人の男性は、アメリカの男性などと比べて、「好きだよ」「愛している」「綺麗だね」などといったパートナーに対する愛情を示す言葉や、賛美を口にしない傾向にあります。毎日とは言わないまでも、愛情を感じられる瞬間がもっとほしい、と感じる女性は多いでしょう。

また、会話が減ってしまい、「最近、何を考えているのか分からない」と感じることも多いようです。

将来のことなど、大事な話をはぐらかし、結論を先延ばしにされるケースもあります。その場合、女性は、彼が二人のことを真剣に考えてくれていないと感じ、「この関係を続けていいのだろうか」と不安になりがちです。

4位 生活習慣の違い(350人)

「夜更かし派の彼氏と早寝早起き派の自分」「部屋を片付けない彼氏ときれい好きな自分」など、生活リズム習慣の違いがストレスになることも。

とくに同棲している場合、生活スタイルのズレはより顕著になります。小さな違いが積み重なると、

一緒に暮らしていくのは無理かも

と感じることもあるでしょう。

5位 価値観の違い(333人)

育った環境考え方の違いが、不満の原因になることもあります。

たとえば、「結婚への考え方」「仕事に対する姿勢」「友人との付き合い方」など、価値観のズレが大きいと、将来的な関係にも影響を及ぼします。


6位 金銭感覚の違い(264人)

「彼氏が浪費家で貯金をしない」「デート代をいつも自分が負担している」など、お金に対する考え方の違いも、不満になりやすいポイントです。

金銭感覚は人それぞれですが、カップルとして一緒に過ごす以上、ある程度の価値観のすり合わせは必要です。

お金の問題は将来に直結するため、結婚を考えている場合は特に重要なポイントになります。


7位 食の好みの違い(173人)

意外に見落としがちですが、食の好みの違いも積み重なるとストレスに。

「彼は肉派、自分は魚派」「辛いものが好きな彼と、苦手な自分」など、食に関する好みが合わないと、食事のたびに小さな不満が生まれることも。

毎日の食事は生活の一部だからこそ、お互いの好みに歩み寄る工夫が必要です。


8位 顔・体型などの容姿(167人)

「彼の顔や体型が好みではない」「付き合う前は気にならなかったけど、だんだん気になってきた」など、容姿に対する不満を持つ女性も一定数います。

ダイエットや清潔感などは努力次第でどうにかなりますが、容姿は本人の努力だけではどうにもならない部分も多く、不満を伝えたところで関係が良くならないケースも少なくありません。

「好きになったのは中身のはず」と割り切るか、気になる部分があっても愛情でカバーできるかどうか、自分の気持ちを整理することが大切でしょう。

9位 相手の家族関係(139人)

彼氏の家族との関係に悩む女性も少なくありません。たとえば、「彼の親が過干渉」「家族の価値観が合わない」 など、家族との距離感に違いがあるとストレスを感じやすくなります。

結婚を視野に入れている場合、家族との関係は避けて通れない問題。話し合いを重ね、お互いが納得できる距離感を見つけることが重要です。

10位 ファッション・髪型などの外見(126人)

彼のファッションセンスが微妙で、一緒に歩くのが恥ずかしい…

と感じる女性もいるようです。

しかし、彼にとっては自分の好きなスタイルであり、それを否定するのはエゴの押し付け になってしまうことも。

無理に変えようとするのではなく、「〇〇系の服も似合いそうだよ!」とポジティブに提案する方が、彼も受け入れやすいかもしれません。

11位 相手の趣味(94人)

「せっかくのデートなのに、彼がゲームばかりしている」「SNSやYouTubeに夢中で話を聞いてくれない」など、趣味への没頭が不満につながることも。

お互いの時間を尊重しつつ、バランスを取っていきたいですね。

12位 相手の仕事内容(57人)

彼氏の仕事に対する姿勢働き方に、不満を感じるケースもあります。

  • 仕事が忙しすぎて、全然会えない
  • 安定しない職業だから将来が不安
  • 仕事への意欲が低く、成長する気がない

仕事は個人の価値観が強く反映される部分なので、無理に変えさせようとするのは難しいもの。

相手の仕事観を理解しつつ、どう折り合いをつけるかがポイントになります。


13位 連絡頻度(46人)

付き合い始めはマメに連絡をくれていたのに、最近はしてくれない…

と感じる女性は多いもの。

彼氏からの連絡が少ない、というのは女性の中でよく聞かれる不満のひとつです。

特に付き合った当初は頻繁に連絡を取っていたのに、付き合いが長くなるに従って、頻度が減るケースが多いようです。

14位 デート代の分担(37人)

デート代の支払いに対する価値観の違いもランクインしました。

デート代は「男性が奢るべき」と考える人もいれば、「割り勘が当たり前」「収入に応じて負担を分けるべき」 という考え方の人も。「奢られすぎると気が引ける」「割り勘が当然すぎて特別感がない」と感じる人もいます。

お互いの価値観が合わないと、小さな違和感が積み重なり、不満につながることもあるでしょう。

15位 会う頻度(31人)

「なかなか会えない」「もっと一緒に過ごしたいのに、彼の都合でなかなか時間が取れない」といった不満もよく聞きます。

彼氏が仕事や趣味、友達との時間を優先し、自分の優先順位が低いことに寂しさを感じるでしょう。

お互いに忙しいと、会う頻度が減るのは仕方のないこと。しかし、会う時間が少ないと、次第に気持ちもすれ違いがちに…。

その他 束縛される

彼氏からの束縛がきつく、自由を奪われていると感じる女性も多いようです。

スケジュールや交友関係をいちいち確認されたり、メイクやファッションに制限をかけてきたりする束縛彼氏も珍しくありません。

その他 いじりにセンスとデリカシーがない

彼氏のいじりにセンスがなく、「太っている」ことなど、気にしていることを揶揄(からか)ってくる場合もあります。

傷ついていることを伝えたいけれど、「冗談が通じない」と思われそうで不満を口にできないケースもあるそうです。

彼氏に不満を伝えることが、二人の関係を深める

不満を伝えるのは、決して「文句を言うこと」ではありません。むしろ、より良い関係を築くために欠かせないコミュニケーションのひとつです。

どれだけ気が合うカップルでも、考え方や感じ方は違うもの。「この人とは分かり合える」「彼と自分は似ている」と感じていたとしても、ふたりは別々の人間であり、同じ景色を見ていても、考えていることは全く違ったりするからです。

だからこそ、「言葉で伝えなければ伝わらないことがある」というのは真理です。

親密な関係であればあるほど、「言わなくても分かるだろう」「察してくれるはず」という甘えが出てきがちですが、お互いに言葉によるコミュニケーションに手抜きし始めたことから、関係が悪化してしまう、ということはよくあることです。

二人の関係を大切に思うなら、彼のことを理解しようとする努力と、自分の気持ちを言葉で伝える努力を怠ってはいけないのです。

別れることも…彼氏に不満を言えないまま溜め込むとどうなる?

喧嘩はしたくないし、彼氏との時間は楽しく過ごしたい。だから不満があっても黙っておこう

そう思って我慢し続けていると、気づかないうちに不満が積み重なっていきます。

小さな不満でも、少しずつ積み重なっていけば、いつか爆発してしまう瞬間も訪れるでしょう。ある日突然不満が爆発してしまって、最悪の場合、その一度の爆発が原因で別れに繋がる可能性もあります。

また、不満を言えないままでいるということは、「彼氏に本当の気持ちを伝えられていない」ということ。不満が爆発しないまでも、二人の間に距離ができることは避けられません。

そう考えると、彼氏に対する不満を伝えることは、むしろ関係を守るために必要だと言えるでしょう。

言いすぎもNG?彼氏への不満はどう伝えるべき?

とはいえ、不満を伝えればいいというものでもありません。

もし日常的に不満ばかり言いすぎると、それはそれで関係は悪化するでしょう。彼氏は、

「一緒にいても責められている気がする」「もう会いたくない」

と感じてしまうかもしれません。

逆の立場になって考えてみましょう。彼氏から毎日不満ばかり言われたら、安らげないし辛いですよね。

些細なことにも不満を感じて、それを都度伝えていると、彼氏はあなたと会いたくなくなってしまうかもしれません。

だからこそ、不満を伝えるときは「何でもかんでも言うのではなく、本当に伝えるべきことを選ぶ」ことが大切。譲れる部分は受け流し、譲れないポイントだけを伝えるようにしましょう。

また、伝え方にも注意が必要です。感情的に怒ったり、泣きながら訴えたりすると、彼氏は責められていると感じたり、冷静に対応できなくなってしまうことも。

不満を伝えるなら、お互いに落ち着いて話せるタイミングを選ぶことが重要です。

彼氏への不満「言うべきか」「そうでないか」の見極め方

ところで、彼氏に伝えるべき不満とそうでない不満はどうやって見極めるべきでしょうか?

彼氏への不満、すべて伝えればいいわけではありません。

重要なのは「伝えるべきもの」と「伝えなくてもいいもの」を見極めること。

その判断基準を見ていきましょう。

重要度と習慣性をチェック

不満を感じたときは、「これは本当に自分にとって重要なことか?」と考えてみましょう。

たとえば、彼氏と同棲していたとして、あなたがいつも掃除をしていて、彼氏は一切しないため、不公平だと感じている、とします。

あなたは、「掃除くらいしようと思えば私ができるし、問題ない」と不満に蓋をするかもしれません。それで納得できるなら、言う必要はないでしょう。

しかし、一度は納得しても、「やっぱり不公平だ」と繰り返しイライラしてしまうなら、伝えるべきです。なぜなら、イライラしてしまうほど、家事の公平性はあなたにとって大切な問題だからです。

彼氏に伝えない方がいい不満とは?

彼氏に伝えない方がいい不満とは、「変えられないことに対する不満」です。

たとえば、彼氏から、「身長が高い(低い)のが不満」だとか「実家が貧乏なのが嫌」だと言われたらどう思いますか? 

「この人はありのままの自分を好きになってはくれないのだ」と、感じるのではないでしょうか。

彼自身の努力や気持ちの持ち方で変えられないことに対する不満を言うことは、「そのままのあなたを愛せない」と宣言しているのと同じですから、絶対にしない方がいいと言えるでしょう。

彼氏に伝えた方がいい不満とは?

伝えた方がいい不満とは、「放置しておくことで、ふたりの関係が悪化してしまう危険性のあること」についての不満です。

たとえば、「洗面台以外で歯磨きをするのが嫌」という不満があったとします。伝えなければ、彼は気づかずその行動を続け、あなたはイライラを溜めるばかり。
結局、関係がギクシャクしてしまう可能性もあります。そうなるとふたりの関係はギスギスしてしまいます。

こういった「イライラ・モヤモヤの種」は、不満を伝えていくことで比較的簡単に解消することができるので、伝えていった方がいい不満だと言えるでしょう。

爆発して別れる前に…彼氏に不満を伝えるコツ

関係を悪化させることなく、むしろ絆を深めるためには、不満の伝え方が大切です。ここでは、そのコツを紹介します。

まずは彼氏に対する不満の正体を突き止める

イライラしている人の多くは、自分がなぜイライラしているのか、に気がついていません。

たとえば「最近、遠出せずに家デートばかりなのが嫌」だとします。でも、本当に嫌なのは何でしょうか?

  • 毎回部屋を片付けるのが面倒
  • 付き合い始めた頃のようなデートプランがなく、愛情を感じられない
  • 家デートだと自炊になり、片付けが面倒

もし「愛情を感じられない」のが不満なら、「たまにはデートプランを考えてほしい」と伝えた方が、的確に気持ちが伝わります。

自分でもはっきりしない不満を、彼に察してもらおうとするのは無理な話。伝える前に、一度紙に書き出すなどして、自分の本音を整理しましょう。

お互いが冷静に話せるタイミングを見計らう

感情的になっていたら、話し合いはできません。言い方がきつくなったり、相手を責める形になってしまいがち。

お互い疲れ切っていたり、イライラしていたりするときは避け、できればふたりの心と時間に余裕があるタイミングを見計らって話を切り出しましょう。

怒りに任せて不満をぶつけると、彼は防衛的になり、言い争いに発展してしまうことも。

「言い負かしたい」「懲らしめたい」という気持ちではなく、ふたりの関係を良くするための話し合いを意識すると、彼も素直に受け入れやすくなります。

彼氏への不満は具体的に伝える

「なんとなくムカつく」等と漠然と伝えるのではなく、なにが嫌なのか、なぜ嫌なのか、を伝えましょう。

たとえば、田畑さん(仮)は、男性芸能人が性犯罪で捕まった際の彼氏の反応がいつも不満でした。彼氏は、「ハニートラップなんじゃないか」と告発した女性を根拠なく疑ったり、性犯罪を茶化す発言をしたりすることが多かったのです。

田畑さんは、その度に、モヤモヤとしていましたが、ある日、ついに彼氏に不満を伝えることにしました。田畑さんは、中学や高校の時、よく痴漢にあっていたこと、しかし一度も被害を訴えられなかったことを彼氏に伝えました。

さらに、「性犯罪の告発をハニートラップ扱いするのは、セカンドレイプであり、加害であることも自覚してほしい、あなたが思うよりも性犯罪は身近にあるのだ」と伝えたと言います。結果、彼氏は田畑さんの話を聞き、これまでの自分の発言が間違っていた、と彼女に謝ったと言います。

この事例は、田畑さんが『なぜ自分が彼氏の言動に不満なのか』を、田畑さんの過去に触れながら具体的にかつ冷静に伝えたため、気持ちが伝わった一例だと言えるでしょう。

性犯罪などのセンシティブな話題は伝えるのに勇気が必要ですが、勇気を出して伝えたことで、二人の関係はより深まったと言います。

不満を伝えるのは、彼氏との関係を壊すためではなく、より良くするため

不満を伝えるとき、相手はどうしても身構えてしまうもの。「責められている」「攻撃されている」と感じ、反発したくなる人もいるでしょう。

だからこそ、大切なのは 「関係を壊したいのではなく、より良くしたいから話している」 という気持ちを明確に伝えること。

相手に脅威を感じさせないためにも、伝え方には工夫が必要です。

攻撃的な口調感情的な言い方は避け、「あなたともっと良い関係を築きたいからこそ話しているんだよ」 という姿勢を示しましょう。

二人の未来のために話していることが伝われば、彼もきっと受け入れやすくなるはずです。

彼氏を誰かと比較するのはNG

不満の伝え方は、ストレートに、端的に、が基本です。

だらだらとグチを言ってしまったら、「で、何がいいたかったの?」ということになってしまいがちです。何が不満なのかは明確に伝えましょう。

その際、「〇〇くんはしてくれていた」など、元カレや他人と比較するのだけはやめておきましょう。人と比較されて貶(けな)されることを快く思う人はいません。

解決策を一緒に考える。ただし、強制はしない

不満を伝えるだけでは、彼氏は「じゃあどうすればいいの?」と困惑してしまうことも。だからこそ、「こうしてほしい」と要望を添えるか、一緒に解決策を考える姿勢が大切です。

ただし、「Aが不満だからBしてよ」と一方的に押しつけるのはNG。代わりに、「Aが不満だから、Bしてほしいと思っているけど、どう思う?」 と彼の意見も聞くようにしましょう。

人間は、自分に何かを強制してくる人からは逃れたいと思う性質があります。特に、「自分の利益のために変わるよう求められる」と感じると、距離を置きたくなる傾向 があります。また、男性のほうが女性より、その傾向は強いと言われています。

ですから、どうしてほしいかという要望は伝えつつも、強制はしない、という姿勢が大切です。

彼氏にも「不満があれば言ってほしい」と伝える

人の性格はさまざま。思ったことをすぐに口にできる人もいれば、不満を抱えても言えずに我慢してしまう人もいます。

もし彼が本音を伝えるのが苦手なタイプなら、「何か不満があれば、遠慮せずに言ってほしい」 と伝えておくことが大切です。あなたが彼に対して不満を感じることがあるように、彼にもきっと言えずにいることがあるはず。

長く付き合っていく中で、意見のすれ違いや摩擦は避けられません。でも、それを恐れずに本音を伝え合える関係を築くことで、お互いにとって唯一無二の存在 になれるはずです。

自分の感情と向き合う訓練を積む

不満は、できるだけその場で伝える必要があります。

不満を溜め込んでいると、ふとしたきっかけで爆発してしまい、感情的非建設的な口論に発展してしまう危険性があります。

とはいっても、日頃から自分の気持ちを押し殺している人が、急に不満を即座に口に出せ、と言われても難しいでしょう。

他人に気を使いすぎる人ほど、失礼なことを言われてもその場は笑顔で乗り切ってしまい、家に帰ってから「なんであのとき、反論できなかったんだろう」と悔しく感じたりしがちなのも、「自分の感情と向き合い、素直に表現する」ことに慣れていないからです。

自分の感情と向き合い、不満を感じていることに気がつき、即座に反応できるようになるためには、訓練が必要です。

訓練の方法としては、

  • 日記を書く
  • 瞑想する
  • 即座におざなりの返答をするのではなく、本当に言いたい言葉が見つかるまで黙る
  • 嘘をつかないでいい人、見栄を張る必要がない人と付き合う

などの方法が挙げられます。

直接・電話・LINEどれがいい?彼氏への不満の伝え方例文

実際に彼氏に不満を伝える、となった際に、どういった方法が一番いいでしょうか?

直接会って伝えるのか、電話で話をするのか、LINEで伝えるのか、悩むかもしれません。

一番NGなのは、LINEです。なぜなら、文章で気持ちを伝えることは、文章のプロであっても難しいことだからです。

LINEで日頃不満に感じていることをぶつけるのはやめましょう。ただし、LINEで会話している際に、相手のメッセージに傷ついた、など不満が出てきた場合は、返信する形でLINE上で指摘してもいいでしょう。

LINEで不満を伝える例文

〇〇って言われるのは傷つく。〇〇(傷つく理由)だから。できれば、今後は〇〇(対策)してくれたら嬉しいな。

このように、不満を抱いた理由と、今後の対策について具体的に示すと、気持ちが伝わりやすいでしょう。また、電話や対面の場合も「不満を抱いた理由」「今後、どうしてほしいかの希望」をセットで伝えてください。

文字だけのコミュニケーションでは気持ちを伝える難易度が高くなりますから、不満を伝える際は、電話や対面時にした方が無難でしょう。

彼氏に不満を言った結果、どうなるの?

前述の田畑さんの場合は、勇気を出して不満を伝えたことで、彼氏の態度は変わり、二人の関係はより親密になったと言います。

不満を伝えるということは、「自分にとって譲れないことは何か」を伝えることと同義であり、濃密なコミュニケーションになることは避けられません。濃密なコミュニケーションをとった結果、お互いに大切なものを譲れず、別れるケースもあるでしょう。

彼氏に不満を伝えた結果、その後の二人の関係がどう変わるかは、伝え方や、状況二人の相性によって変わってきます。

恋人に不満のないカップルなんていない。大切なのはコミュニケーション

どれだけ相性のいい二人でも、育ってきた環境や価値観、生活習慣は違いますから、不満が出てくるのは当たり前です。

あなたが彼氏に不満を抱いているということは、彼氏もあなたに不満を抱いている可能性があります。彼氏から不満を打ち明けられた暁には、防御的になって彼氏を攻撃するのではなく、冷静に話を聞いてあげましょう。

大切なのは、不満を溜め込まず、二人の関係をより良くするために上手に伝えること。

本音を伝え合い、歩み寄ることで、ふたりの絆はさらに深まります。お互いが心地よく過ごせる関係を築いていきましょう。

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この記事を書いた人

編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、執筆・連載中。視界が開けるような記事を発信していきたいです。

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