【第一印象が与える影響】初対面で良い印象を持たれる人の特徴とは?

人と出会った瞬間に生まれる第一印象は、その後の関係性を大きく左右します。

たった数秒で「この人は信頼できそう」「話しやすそう」と判断されることもあれば、逆に「なんとなく苦手かも」と距離を置かれてしまうことも。

では、初対面で良い印象を持たれる人にはどのような共通点があるのでしょうか?

本記事では、第一印象が与える影響や、どのように決まるのか、好印象を与えるためのポイントを詳しく解説します。

ビジネスや恋愛で人間関係をスムーズに築きたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

第一印象が与える影響と重要性

まず、第一印象がどのような影響を与え、なぜ重要なのかを見ていきましょう。

第一印象は、人間関係のスタートを決める重要な要素です。初対面のわずか数秒で相手の印象が形成され、その後の評価にも大きく影響を与えます。

この現象は心理学で「初頭効果」と呼ばれ、最初に得た情報が強く記憶に残り、相手のイメージを固定化してしまうことが特徴です。

また、「ハロー効果」の影響で、第一印象の良し悪しがその人の能力や人柄の評価にもつながります。例えば、清潔感があり笑顔で接する人は「仕事ができそう」「誠実そう」とポジティブに捉えられやすく、逆に暗い表情の人は「話しにくそう」という印象を持たれがちです。

さらに、「確証バイアス」が働くことで、一度形成された第一印象は強化されやすくなります。

確証バイアスとは、一度持った考えに沿う情報ばかりを集め、反対の情報を無意識に排除してしまう心理傾向のこと。

例えば、第一印象で「この人は優しそう」と感じると、その後の行動も優しさの証拠として捉えられやすくなります。逆に悪い印象を与えてしまうと、どんなに良い行動をしても「たまたま機嫌がよかっただけ」と解釈されることがあります。

第一印象が良い人ほど、相手とのコミュニケーションがスムーズになり、仕事やプライベートでも信頼されやすい傾向があります。そのため、第一印象の重要性に関する情報がネットにも多く存在するのは納得でしょう。

人の印象は何で決まるの?メラビアンの法則とは?

ところで、人の印象は何で決まるのでしょうか?

人が与える印象を語る上で欠かせないのが、「メラビアンの法則」です。「メラビアンの法則」は心理学者のアルバート・メラビアンが1971年に提唱した法則です。

「メラビアンの法則」によると、人は、言語情報聴覚情報視覚情報の3つの要素を元にコミュニケーションを行っています。そして、「矛盾する情報が与えられたとき」には、以下の割合でコミュニケーションに影響を与えるというのです。

  1. 言語情報:話の内容、言葉そのもの → 7%
  2. 聴覚情報:声のトーン、話し方、抑揚 → 38%
  3. 視覚情報:表情、ジェスチャー、見た目 → 55%

この法則がショッキングに捉えられるのは「情報伝達において、話の内容の影響はわずか7%しかない」と誤解をされがちだからです。

しかし、この法則を元に、「話の内容は大切ではない。声のトーンや見た目が大切」と言い切るのは危険でしょう。なぜなら、メラビアンが行った調査は、「矛盾する情報が与えられたとき」にフォーカスしたものだったからです。

「矛盾する情報が与えられたとき」というのは、例えば、ある人が「嬉しい」と言いながら無表情で低い声だった場合などのことです。

こういったシチュエーションの場合、多くの人は視覚情報から強く影響を受け、

本当は嬉しくないのでは?

と感じますよね。これがメラビアンの研究の示すポイントです。

矛盾した情報が与えられた時、人は言葉よりも表情ジェスチャー見た目声のトーン話し方抑揚を重視するのです。

「メラビアンの法則」は、「矛盾する情報が与えられた時」に関するものであり、すべての会話に当てはめることはできません。

しかし、「感情の伝達には、非言語の要素が強く影響する」ことを理解しておくと、コミュニケーションの質を高めるのに役立つでしょう。

例えば、ビジネスにおいては、プレゼンの内容と同じくらい、表情や声のトーンが大切だということがわかります。ボディランゲージなどの非言語コミュニケーションも大切になってくるでしょう。

言葉と態度が矛盾する時、態度が優先されやすいという「メラビアンの法則」に則って考えていれば、いくら口で「自信があります」といっても、態度が自信なさげだと、信じてもらうことはできないのです。

第一印象は何で決まるの?見た目が9割って本当?

人の第一印象も、

  1. 言語情報:話の内容、言葉そのもの
  2. 聴覚情報:声のトーン、話し方、抑揚
  3. 視覚情報:表情、ジェスチャー、見た目 

の3つによって左右されることは言うまでもありません。

第一印象の9割以上は非言語コミュニケーションで決まる。

と、言われることもあります。

例えば、どれだけ素晴らしい話をしていても、暗い表情でボソボソと話してしまうと印象が悪くなりがちです。一方で、明るくハキハキと話す人は、同じ内容を話していても好印象を持たれやすいのです。

さらに、服装や髪型といった外見的要素も非常に重要です。

例えば、面接やビジネスシーンでは、スーツの着こなしや靴の手入れが行き届いているかどうかなど、身だしなみが信頼感に大きく影響します。普段の生活でも、カジュアルながら清潔感のある服装を心掛けることで、好印象を与えやすくなります。

また、第一印象はわずか数秒で形成されるとも言われています。そのため、意識して準備を整えることが重要でしょう。

第一印象が良い人の特徴とは?

次に、第一印象が良い人に共通する特徴について見ていきましょう。

清潔感がある

良い第一印象のために、清潔感は非常に大切です。

具体的には、

  • きちんとアイロンされたシャツを着ている
  • 髪型が整っている
  • 爪や靴を磨いている
  • 口臭がしない
  • 歯のケアをしている
  • 肌荒れしていない

などが、清潔感に繋がります。

髪の毛を染めた根元が伸びきっているとか(最近は頭頂部をわざと黒く残すヘアスタイルも流行っていますが、だらしないと感じる人もいる)、ネイルがはげている等に「だらしなさ、不潔感」を感じる人もいます。

ですから、時間がない人は、定期的なメンテナンスが必要な美容には手を出さない方が無難かもしれません。

清潔感がある人は、「きちんとセルフケアができている健全な人」「社会性がある人」だとみなされるため、好感度が高いのです。

自然な笑顔・明るい表情

誰にでも分け隔てなく話をし、笑顔で会話ができる人は第一印象が良くなりがちです。いつも笑顔の人や明るい顔で元気よく挨拶する人は、好印象を持たれやすいでしょう。

ただし、無理をして笑顔を作っても、嘘くさい笑顔になってしまいます。生まれながらに陽キャで、いつもニコニコできる人の笑顔が愛されるのであって、わざとらしい笑顔は逆効果になります。

性格的に笑顔が苦手だ、という人もいるでしょう。その場合は、無理に笑顔を作る必要はありません。

はっきりと話す・ポジティブなオーラがある

ボソボソと話すよりも、はっきりと聞き取りやすい声で話す人は好印象を持たれがちです。

「生き生きとした話し方を聞いていると、聞いている側までエネルギーをもらえる」と感じる人もいます。

「この人といると、自分まで元気になれる」と感じられる人は、第一印象が良くなるのです。

適度に目を見て話す・話を聞いてくれる

しっかり目を見て話すことも大切です。

「あなたの話を聞いていますよ」と態度で示すことは、相手への敬意を示すことと同義です。

敬意を示されて嫌な気持ちになる人は稀ですから、必然的に第一印象が良くなるのでしょう。

ポジティブな言動

姿勢良く背筋を伸ばして堂々とした立ち振る舞いをし、愚痴や悪口よりもポジティブな話をする人は好かれます。

友達同士で愚痴を言い合うのは楽しいですが、初対面の場合、ポジティブな話題にフォーカスした方が、好かれる確率は上がるでしょう。

第一印象が悪い人の特徴と影響

次に、第一印象が悪い人の特徴について確認していきましょう。

清潔感がない

髪がボサボサだったり、服がヨレヨレだったり、口臭や体臭がする人は、嫌われます。

親しい間柄であれば、多少のアラには目を瞑れますが、初対面で不潔な人に対しては「不潔な人なんだ」という印象が強く残ってしまい、それ以降、相手について知りたいと思えなくなってしまうでしょう。

愛想がない

無愛想で目を合わせてくれなかったり、話をしている間も無表情だったりした場合、

自分と話しをしていて、面白くない・楽しくないのかな?

と思われてしまうでしょう。

そうなれば、「この人とは合わない」と感じて、距離を置く人も出てきてしまいます。

声が小さい、聞き取りにくい

声が小さすぎたり、聞き取りにくかったりした場合、コミュニケーションにストレスが生じます。

快適なコミュニケーションが取れなければ、第一印象は悪くなってしまうのです。

態度が攻撃的

相手に対して批判的な言葉を投げかけたり、威圧的な話し方をしてきたりする人の第一印象は、必然的に悪くなります。

心理学では返報性の法則という言葉があります。それは、自分が受け取ったものを相手に返したくなる、という法則です。

好意を示されたら好意を示し返したくなりますが、攻撃されたら、反撃したくなるのが人間の心理なのです。

自慢話・上から目線

上から目線で話しかけたり、自慢話をしたりする人の第一印象は悪くなります。

年をとるごとに気をつけなければならないのは、若者に対する「教えてあげている」という態度でしょう。若者から「教えてください」と言われるまでは、先生ヅラするのは得策ではありません。

また、男性が女性に対して「自分の方が知識や経験は上のはず」だと思い込み説教する、いわゆるマンスプレイニングも嫌われる一因になります。

第一印象を最悪にしたくないのなら、「自分はあらゆる場所で教える立場である」という不遜かつ現実に即していない思い込みは捨てる必要がありそうです。

【挽回】第一印象が悪かった場合のリカバリー方法とは?

最後に、第一印象が悪かった場合のリカバリー方法について解説していきます。第一印象が悪かったとしても、その後の行動でリカバリーすることは十分可能なのです。

具体的には、以下の方法を試してみましょう。

  • 積極的にコミュニケーションを取る
  • 相手の話をよく聞き、共感を示す
  • 自分の態度が良くなかったと気づいたら、すぐに謝罪する

特に仕事においては、最初の印象が悪くても、誠実な対応や成果を見せることで、相手の印象を変えることができます。

第一印象をよくするには、相手の話に興味を持って耳を傾けよう

第一印象がいい人ほど、仕事でもプライベートでもメリットが多く、信頼されやすい傾向があります。

逆に、第一印象が悪いと関係構築が難しくなり、誤解されることも増えるでしょう。そのため、第一印象の大事さを力説する方も多いのです。

ただし、第一印象が悪いからといって、そこで完全に関係が途切れてしまうわけではありません。その後の行動次第で印象を逆転することは十分可能です。

まずは清潔感を維持すること、そして、相手の言葉に真摯に耳を傾けることから始めてみましょう。

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この記事を書いた人

編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、執筆・連載中。視界が開けるような記事を発信していきたいです。

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