【大人の友達作り】社会人なってからの友人はどう作る?新しい出会いのヒント集

学生時代は自然に友達ができたのに、社会人になってから新しい友達がまったく増えない

そんな感覚、ありませんか?

会社の人とは「友達」というより「同僚」という距離感があるし、休日に気軽に誘える相手も限られています。SNSを開けば、楽しそうに集まる人たちの写真ばかりが目に入って、なんとなく焦りを感じてしまったりも…。

そんな大人の友達作りの悩みは、あなただけのものではありません。社会人の友達作りが難しいのには、ちゃんとした理由があります。

この記事では、その理由を整理しながら、社会人の女性におすすめな実際な新しい人との出会い方友達作りのコツを具体的にご紹介します。

この記事を書いた人

今来今

切れ味鋭くリアルを斬るフリーライター。恋愛や仕事、社会のモヤモヤをアラサー女子の先輩目線でズバッと斬り込み、読む人に新しい風を届けます。

目次

なぜ大人・社会人になると友達作りが難しいのか

最初に、知っておきたいのは、

社会人の友達作りが難しいと感じるのは、あなたの人付き合いが下手だから……ではないということです。あなた個人の問題ではなく、構造的に、社会人は友達作りが難しくなっています。

学生時代は、毎日同じ教室に同じメンバーが集まり、何時間も一緒に過ごします。心理学者のロバート・ザイアンスが提唱した「単純接触効果」という理論によれば、人は接触する回数が増えるほど、その対象に対して好意的な感情を持ちやすくなるとされています。学校という環境は、まさにこの「接触回数」を自動的に積み重ねてくれる場所だったわけです。

社会人になると、この自動装置がなくなります。仕事中は業務の話が中心で、プライベートな自己開示をする機会も減りますし、勤務後はそれぞれ家庭やプライベートの予定があります。そもそも、仕事とプライベートをきっちり分けたいという人も少なくないので、同僚と友達になるのは難しいでしょう。

さらには、平日は会社と家との往復、休日は疲れて寝ているだけになってしまいがちなので、「単純接触効果によって相手に好意を抱いて友達になる」という状況が自然発生しにくくなるのです。

つまり、社会人の友達作りが難しいのは、「出会いの数」が減るからではなく、「自然に接触頻度が積み重なる場」が減るからです。

どれだけ素敵な人とでも、たった一回しか会えなければ、友達にはなれません。
だからこそ、意識的に「接触頻度を作れる場所」を選ぶことが、友達を作るためには重要になってきます。

接触回数を自然に増やせる新しい「習い事」という選択肢

そんな中で、まず試してほしいのが「習い事」です。

習い事の最大のメリットは、毎週同じ時間・同じ場所に通うことで、自然と「顔なじみ」が生まれることです。ヨガ、陶芸、料理教室、英会話、ボルダリング、テニスなど、ジャンルは何でも構いません。重要なのは「定期的に同じメンバーと顔を合わせる」という構造そのものです。

20代であれば、フィットネスやダンス系のスタジオは年齢層が近く、レッスン後にカフェへ流れるような自然な交流も生まれやすい傾向があります。30代であれば、料理教室や語学スクール、ワインスクールなど、知的好奇心を共有できる場が人気です。40代以上は、ジムやテニスなど、体を動かす習い事をすると、心身のメンテナンスにもなって、一石二鳥です。

テニスなどはダブルスで戦うこともありますから、共通の目的に向かって一緒に取り組むことになります。そうなると連帯感が生まれます。「今度一緒に二人で練習しませんか」と話が弾めば、そこから友達になるのは難しくないでしょう。

趣味のコミュニティ・イベントなら「共通言語」があるから会話が弾みやすい

二つ目の方法として、社会人サークルなどのコミュニティに参加する、という方法があります。ネットで検索すると、読書会、ボードゲーム会、映画好きの集まり、キャンプサークルなど、本当に多種多様なコミュニティが見つかります。

コミュニティに参加する利点は、最初から「共通の話題」がある状態でスタートできることです。初対面の気まずさを、好きなジャンルの話で埋めることができるので、「何を話せばいいかわからない」という状態になりにくいのです。

また、交流会やワークショップに参加するのもいいでしょう。例えば、インプロのワークショップというものがあります。インプロとは、即興で演技をしてみる、というワークショップですが、プロの俳優を目指していなくても気軽に参加できます。即興でその場で話を作らなければならないため、自然と会話が弾みますし、仲良くなることができます。

あるいは、気になるテーマのデモなどに参加してみるのもいいかもしれません。同じ志を持った仲間と出会えるので、話が弾みやすい傾向があります。共通の課題に取り組む過程で連帯感が育つ、というのは社会心理学でもよく言われています。

一緒に何かを作る・体験する形のイベントは、「体験を共有する」ため、心理的距離が縮まりやすいのです。

友達作りおすすめアプリ、特に「同性限定」サービスが増えている

ここ数年で大きく変わったのが、社会人向けの友達作りマッチングアプリの台頭です。マッチングアプリというと恋愛目的のイメージが強かったですが、今は「友達募集」専用のアプリや、女性同士のつながりに特化したサービスも増えています。
女性限定で利用できる、もしくは「恋愛目的禁止」を明確に掲げているアプリは、心理的な安全性が高いのが特徴です。

アプリのメリットは、自分の趣味や興味、住んでいるエリア、平日・休日どちらが空いているかなど、条件を絞って相手を探せることです。リアルな場では「年齢が近くて、価値観も合いそうな同性の友達」をピンポイントで探すのは難しいですが、アプリならその条件で検索できます。

例えば「バンブル(Bumble)」というアプリを使えば、デートをする異性を探すこともできますし、「友達探し」バージョンを使えば、同性の友達を探すこともできます。

集まりにつきものの「おじさん問題」への大人の対処法

ここで、少し現実的な話もしておきます。

趣味のサークルや交流会などの「人の集まり」には、残念ながら一定数、年齢の離れた男性参加者が恋愛や性的目的で女性にアプローチするケースが見られます。

楽しく習い事に通っていたのに、高齢の男性から好意を向けられたためにその場に通えなくなってしまった、あるいは男性講師から連絡先を聞かれて気まずくて通えなくなった、などのケースは頻繁に耳にします。
こういった被害を完全にゼロにする方法はありませんが、リスクを減らす工夫はあります。

  • 女性限定・同世代限定のコミュニティやイベントを優先的に選ぶ
  • 主催者の運営姿勢(年齢層の管理、トラブル対応の実績など)を事前にチェックする
  • 初回参加時は「友達同伴可」のイベントを選ぶ
  • 不快な思いをした場合は、無理に関係を続けず、運営に共有・退会する

「楽しく安全な場であること」は、長く続けられるかどうかの大前提です。少しでも違和感を感じたら、その場に固執しなくていい、というのを覚えておいてください。

社会人は「友達を増やさなきゃ!」と焦るより、じっくり居場所を探し作る方がいい

最後に、少し視点を変えたお話をさせてください。

ここまで色々な方法をご紹介してきましたが、本当に大切なのは「友達の数を増やすこと」そのものではありません

オーストリアの精神科医で心理学者のアルフレッド・アドラーは、人間の幸福にとって、誰かとつながり、そこに自分の居場所があると感じられる「共同体感覚」が重要だと説きました。これは、知り合いの「数」ではなく、「ここにいていい」と思える関係の「質」に関わるものです。

SNSを見ていると、つい「友達は多いほうがいい」「予定がたくさんある人は充実している」という空気にあてられてしまいますが、実際には、月に一度、気を遣わずに本音で話せる相手が一人いるだけで、人は十分に満たされることもあります。

新しい出会いの場に行ってみて、「ここは違うかも」と感じたら、それは失敗ではなく、ただの「合わなかった」というだけのこと。一つの場所、一つのアプリで無理に頑張りすぎず、「ここなら自分らしくいられる」と思える居場所を、気楽に探していく。

焦らなくて大丈夫。あなたに合う場所は、きっとどこかにあります。

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