中華料理で炒め物等によく使われる「ニンニクの芽」。ニンニクに比べると、自宅の調理ではなかなか使わない食材かもしれません。しかし、実は体を作るうえでとても重要な栄養素をバランスよく保有していることをご存知でしょうか。
今回は、そんな「ニンニクの芽」に注目して、効果効能やおすすめのレシピをご紹介していきましょう。
「ニンニクの芽」のうれしい効果効能

ニンニクの芽には、食物繊維、β-カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ミネラル等が含まれています。
食物繊維は、
口中での咀嚼回数をふやし、唾液の分泌量を増して、満腹感を得やすくして、食べ過ぎ予防につながるほか、消化管の働きを活発にする作用もあるといわれています。また、便をやわらかくしてかさを増やすことで、腸のぜん動を活発にして、便通を整える働きもあります。日本人には不足しがちですので、積極的に取り入れたい栄養素です。
β-カロテンは、
緑黄色野菜に含まれ、体内でビタミンAに変わります。皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあり、目や肌のうるおいにもかかわり、細菌やウイルスの侵入を防ぐなどの免疫力を維持する働きもあり、全身に影響を及ぼします。
ビタミンB6は、
皮膚炎を予防し、たんぱく質代謝に欠かせないビタミンで、たんぱく質の摂取量が増えるほど必要量も増します。ビタミンCは、肌にはりをもたせ、肌のしみを防いだり、免疫力を高める効果も期待できます。
ミネラルは、
からだの機能の維持や調節に欠かせない微量栄養素です。ミネラルが不足すると、からだの不調やさまざまな疾病を引き起こす可能性もありますから、バランスよく取り入れたい栄養素です。
「ニンニクの芽」の選び方や適切な保存方法
5月から6月に旬を迎えます。緑色が鮮やかなものを選び、茎がやわらかく弾力性が感じられるものがよいです。切り口が茶色く傷みはじめていたり、全体に色が黄色みを帯びているものは鮮度が落ちています。
冷蔵庫で保存する場合は、ニンニクの芽が乾燥しないよう袋に入れて、保管します。なるべく早く食べきりましょう。
冷凍保存する場合は、お湯に塩を加えて、1分程度さっとゆで、冷水で冷やしたのち、しっかり水気を切ってからラップに包み、袋に入れて密封します。使う場合は、凍ったままでも大丈夫ですが、炒め物に使用する場合、ある程度解凍してから使うと水っぽくなるのを予防できます。
おすすめ「にんにくの芽レシピ」二品
にんにくの芽ぎょうざ

284Kcal
<材料>24個分(4人分)
□豚ひき肉 約200g
□下味
★しょうが(みじん切り)小さじ1
★酒 大さじ2
★濃口しょうゆ 大さじ1と1/3
★ごま油 大さじ1
★塩 小さじ1/2
□にんにくの芽 約1/2ワ(60g)
□ぎょうざの皮 24枚
□小麦粉 適量
□サラダ油 大さじ2
□ごま油 適量
<作り方>
- 豚ひき肉は粘りがでるまで下味のしょうが、酒を加えてよく混ぜ、濃口しょうゆ、ごま油、塩を入れてさらによく混ぜる。
- にんにくの芽は小口切りにし、1とよく混ぜる。
- 麦粉、水各大さじ2を混ぜてのりをつくる。ぎょうざの皮に2を大さじ1弱ずつのせ、上部にのりを少量ぬって閉じ、両端はあけておく。
- フライパンにサラダ油を熱し、3を並べる。薄く底が色づいたら、水カップ1/2に小麦粉小さじ1を溶いて回し入れ、ふたをして中火で7~8分蒸し焼きにする。水けがなくなったらふたを取り、火を強めてごま油を回し入れ、羽根に焼き色がついたら器に盛りつけできあがり。
あさりと厚揚げのにんにくソテー

160Kcal
<材料>2人分
□あさり 120g
□厚揚げ 1丁(200g)
□にんにくの芽 50g
※ねぎ(みじん切り)大さじ1
※しょうが(みじん切り)小さじ1
※にんにく(みじん切り)小さじ1
※赤とうがらし 少々
□オイスターソース 小さじ1
□サラダ油 大さじ1
□塩 少々
□こしょう 少々
<作り方>
- あさりは塩水にいれて2~3時間おき、砂をぬいておく。にんにくの芽は2~3cm、厚揚げは一口大に切る。
- 鍋にサラダ油大さじ2とねぎ、しょうが、にんにく、赤とうがらしを入れて中火にかけ、香りがたったら、1のあさりを加えて炒める。
- あさりの口が開いたら、にんにくの芽を入れて混ぜ合わせ、厚揚げをいれ、オイスターソース、塩、こしょう各少々で味をととのえたら、器に盛りつけてできあがり。

