好きな人にはたまらない、でも苦手な人にとっては避けたい存在、そんな両極端な評価を受けがちな食材、パクチー。独特の香りとクセになる風味が人気の一方で、「どうしても苦手」「香りがダメ」と敬遠する人も少なくありません。
そんな好き嫌いが分かれる食材代表ともいえるパクチーについて、今の女性たちはどう感じているのか? そのリアルな声を探るため、今回、20〜30代の女性979人にアンケートを実施しました。
※本記事は、Wellfyアンケート部が、アイコニット・リサーチで実施した独自アンケート調査結果をもとに執筆しています。
「嫌い」が最多。でも「どっちでもない」も意外と多い?
まず、「あなたはパクチーが好きですか?」という質問に対する回答は以下の通りです。

- 嫌い(495票/50.6%)
- どちらとも言えない(352票/36%)
- 好き(132票/13.5%)
予想通り「嫌い」が最多ではあるものの、「どちらとも言えない」が352票と約36%を占め、絶対NGというわけではない人も多いという結果に。
また、「好き」と答えた人は全体の13%ほどと少数派ながら、確かな支持層が存在していることもわかります。
パクチー好きは少数精鋭という印象が裏づけられました。
【好き派の理由】香りやアクセントとしての個性が魅力
パクチーが「好き」と答えた132人に、その理由を自由回答で尋ねたところ、以下のような傾向が見られました。
- 美味しいから(85票)
- 香りがいいから(65票)
- 味のアクセントになるから(45票)
- 清涼感があるから(23票)
- 食感がいいから(18票)
「香り」や「アクセント」というキーワードが目立ち、他の食材にはない独特の存在感が好まれる理由のようです。
また、「清涼感」「食感」といった感覚的なポイントに支持が集まっていることから、パクチーの魅力は味だけにとどまらないとも言えるでしょう。
パクチーの好き・嫌いに正解はない
今回の調査では、パクチーに対する印象が極端に分かれる一方で、「どちらでもない」層も一定数存在することが明らかになりました。「パクチー愛」にはグラデーションがあり、それぞれの食の好みに正解・不正解はないということです!
そして実は、パクチーには身体にうれしい栄養効果もあります。たとえば、体にたまった有害な重金属を排出するとされるデトックス作用(キレート作用)や、肌の健康を支えるビタミンCやβ-カロテンの豊富さなど。肉や魚などのたんぱく質と一緒にとることで、美肌づくりにも効果的といわれています。
ただし、食べ過ぎるとお腹を壊したり、セリ科アレルギーのある人には反応が出る可能性もあるので、無理せず自分の体調と相談しながら楽しむのがベスト!
苦手なら無理をせず、でも少しだけ取り入れてみたいという人は、サラダやスープにちょい足ししてみるのもおすすめです。きっと、これまで知らなかった食の世界が広がるかもしれません。

<調査概要>
調査方法:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリ内アンケートコーナーにて実施
調査対象者:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリユーザーのうち、20代・30代女性
調査日:2024年8月27日
有効回答者数:979人
※文中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
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