温かい鍋料理やおひたしにぴったりの春菊は、冬に旬を迎える野菜のひとつです。
独特の香りや苦みがクセになる食材でもありますが、ビタミンやミネラルの他、香りには胃腸の働きを助け、便秘や胃もたれ改善が期待できます。
今回は、年末・年始の暴飲暴食でお疲れ気味の胃腸にもおすすめ、春菊を使ったおいしいレシピをご紹介しましょう。
「春菊」のうれしい効果効能

春菊は、独特の香り、苦みが特徴で、ビタミン、ミネラル等が豊富に含まれている緑黄色野菜です。関西では、葉がギザギザしていることから、菊菜とも呼ばれます。
目や皮膚の健康維持、抗酸化作用もあるβカロテンや、骨の形成、筋肉の収縮、血液の凝固、神経伝達の働きに役立つカルシウム、カルシウムの吸収を促し骨の形成をサポートするビタミンK、胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減に役立ち、妊娠中の女性に欠かせない葉酸、鉄、むくみ改善、血圧上昇を抑える働きのあるカリウム、食物繊維も含まれており、貧血や骨粗しょう症の予防などにもよい効果が期待できます。
春菊の香りの成分には、自律神経に作用して食欲増進や消化促進効果の他、咳を鎮めるなどの働きも期待できるといわれています。
「春菊」の選び方や適切な保存方法
生のまま保存するときは、
ポリ袋などに入れて口を輪ゴムなどでしっかりと縛り、冷蔵庫の野菜室に根元を下にし、立てて保存しましょう。2~3日で食べきるのがおすすめです。
ゆでて保存するときは、
茎と葉を分けてゆでて、水けを絞り、食べやすく切ります。それぞれ小分けにしてラップでピッチリと包み、ジッパー付きのポリ袋に入れて約3週間冷凍庫で保存できます。
おすすめ「レシピ」二品
春菊と牛肉のサラダ

210 Kcal
<材料>2人分
□春菊 1/2ワ(100g)
□牛こま切れ肉 100g
□ねぎ 12cm
□しょうが 小1/4かけ
□白ごま 小さじ1
★調味料
※すりごま(白)小さじ1/2
※濃口しょうゆ 大さじ1/2
※砂糖 小さじ1
□サラダ油 小さじ1
★ドレッシング
※濃口しょうゆ 大さじ1
※酢 大さじ1/2
※ごま油 大さじ1/2
※砂糖 大さじ1/2
<作り方>
- ねぎは2cm分に縦に細かく切り目を入れて端から刻み、みじん切りにする。残りの10cmは縦半分に切り、3㎜幅の斜め切りにしてかぶるくらいの水に10分程度さらし、ざるに上げてペーパータオル等で水けをふく。春菊は柔かい葉を摘み、大きいものは長さ半分にきる。かぶるくらいの水に5分程度さらし、ざるに上げてペーパータオルなどで水けをふく。しょうがは皮をむき、1㎜厚さの薄切りにしてみじん切り、牛肉は3~4cm長さに切り、軽くほぐす。
- ボウルにねぎのみじん切り、しょうが、調味料の材料を入れ、よく混ぜる。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、牛肉を入れてほぐしながら炒める。牛肉の色が変わったら、2を入れ、汁けがほぼなくなるまで、手早く煮からめる。
- ボウルにドレッシングの材料を入れて混ぜる。春菊、ねぎの斜め切り、3の牛肉を加え、よくあえる。器に盛り、ごまをふったらできあがり。
春菊と鶏ひき肉のスープ

120 Kcal
<材料>2人分
□春菊 1/2ワ(100g)
□鶏ひき肉 80g
□長ねぎ 5cm
□赤とうがらし 1/2本
□かたくり粉 大さじ1/2
□サラダ油 大さじ1/2
□ナンプラー(または薄口しょうゆ)大さじ1
<作り方>
- 春菊は柔らかい葉を摘み、3cm長さに切る。茎は根元の堅い部分を切り落とし、1~1.5cm幅に切る。長ねぎは横に7~8㎜幅に切る。赤とうがらしは、あればヘタを落として種を取り除き、端から3㎜幅に切る。小さめのボウルにかたくり粉を入れ、水大さじ1を加えて混ぜ、水溶きかたくり粉をつくる。
- 小さめの鍋にサラダ油を中火で熱し、ひき肉を入れてほぐしながら炒める。ひき肉の色が変わったら、ねぎ、赤とうがらしを加えてさっと炒め合わせ、水カップ2を加える。
- 煮立ったら、おたまでアクを取り除き、春菊の茎と葉を加える。再び煮立ったら弱火にし、約2分間煮る。春菊の茎がしんなりとしたらナンプラーを加え、混ぜ合わせる。中火にし、煮立ったら1の水溶き片栗粉をもう一度混ぜ、スープをおたまで混ぜながら全体に回し入れる。混ぜながら煮立て、とろみがつくまでサッと煮たら、器に盛りつけてできあがり。



