「え、何書こう……」と寄せ書きの前で固まった経験、ありませんか?
職場の送別会や結婚祝い、退職の際に回ってくる寄せ書きを前に、いざペンを持つと、頭が真っ白になってしまう人も少なくありません。ありきたりすぎても味気ないし、かといって親しくもないのに馴れ馴れしいのも変だし……。
今回は、そんな「寄せ書きに何を書けばいいか困っている」あなたに向けて、距離感別に使える一言テンプレをご紹介します。
【上司編】程よい敬意と感謝を込めて
上司への寄せ書きは、敬意を保ちつつも堅苦しくなりすぎないバランスが大切です。
直属の上司(お世話になった実感がある)
- 「○○さんの下で働けて、本当に成長できました。ありがとうございました」
- 「いつも的確なアドバイスをいただき、感謝しています。新天地でのご活躍を心から応援しています」
- 「○○さんの背中を見て、たくさんのことを学びました。これからも目標にしています」
あまり接点のない上司
- 「おつかれさまでした。これまでのご指導に感謝いたします」
- 「新しい環境でも、ますますのご活躍をお祈りしています」
- 「お世話になりました。どうぞお元気で」
【同僚編】親しみと応援のメッセージ

同僚には少しくだけた表現でも大丈夫です。でも、読む人は本人だけではありませんから、節度は保ちましょう。下ネタやプライベートすぎるメッセージはNGです。
仲の良い同僚
- 「一緒に働けて楽しかった!次の場所でも○○さんらしく頑張ってね」
- 「いつも明るくて、チームの雰囲気を作ってくれてありがとう。また飲みに行こうね」
- 「○○さんがいなくなるの寂しいけど、新しいステージでの活躍を楽しみにしてます!」
普通の距離感の同僚
- 「おつかれさまでした。一緒に働けて良かったです」
- 「これまでありがとうございました。新しい環境でも応援しています」
- 「○○さんの仕事ぶり、いつも尊敬していました。お体に気をつけて頑張ってください」
【後輩編】励ましと期待を込めて
後輩には、先輩としての励ましを添えると喜ばれます。
可愛がっていた後輩
- 「いつも一生懸命な姿に元気をもらってました。次の場所でも○○さんらしく輝いてね!」
- 「成長する姿を見られて嬉しかったです。これからも応援してます」
- 「困ったことがあったらいつでも連絡してね。新天地でも頑張って!」
あまり接点のない後輩
- 「おつかれさまでした。これからのご活躍を楽しみにしています」
- 「新しい場所でも頑張ってください。応援しています」
【結婚祝い編】祝福と幸せを願う言葉
結婚の寄せ書きは、明るくポジティブな言葉選びを心がけてください。
- 「ご結婚おめでとうございます!お幸せに♡」
- 「素敵なご結婚、心からお祝いします。末永くお幸せに」
- 「おめでとうございます!新しい人生のスタート、応援しています」
- 「いつも笑顔が素敵な○○さん、これからもその笑顔でご家庭を明るく照らしてね」
【番外編】本当に何も思い浮かばない時の最終手段
寄せ書きを依頼されたけれど、正直、ほとんど話したことがない……という場合もありますよね。
その場合は、以下の文言を組み合わせて無難な言葉を書いておきましょう。
- 「おつかれさまでした」
- 「ありがとうございました」
- 「お元気で」
- 「ご活躍をお祈りしています」
例えば、「今まで長い間おつかれさまでした。新天地でのご活躍、お祈りしております。お元気で」などでもいいでしょう。
こういった無難すぎるメッセージは、正直、誰にでも当てはまるメッセージであり、もらった方も喜ばない可能性は高いものです。だからといって、親しくもないのに親しげなメッセージを書いたり、ウケ狙いでドギツイことを書いたりすると、喜ばれないどころか不快にさせてしまう可能性があります。
寄せ書きは、とにかく書くことに意味がある
実は、寄せ書きで悩むのは「こんなメッセージを書いてどう思われるだろう」「悪い評価をされるかもしれない」という不安から来ています。心理学では、他者からどう見られるかを過度に気にする状態を「社会的評価懸念」と呼びます。社会的評価懸念は、誰でも感じる自然な感情です。
ですが、寄せ書きに完璧を求める人はいません。むしろ「書いてくれた」という事実そのものが相手にとっては嬉しいことが多いのです。
評価されることを恐れて何も書かないのが一番の悪手です。無難なメッセージでも良いので、気負わず、丁寧に書きましょう。


