
彼氏と月1しか会えないのって変?



週1デートが正直しんどい。もっと減らしたいけど彼氏に言いにくい……
など、恋人とのデートの頻度に悩んでいる社会人女性は少なくないでしょう。
学生時代のように毎日会えた頃とは違い、社会人になると時間的制約や体力的な問題が出てきます。それゆえ、仕事とプライベートのバランスを取ることに苦労している人も少なくありません。
理想の恋愛像と現実のギャップに悩んでいるのは、あなただけではないのです。
本記事では、リアルなデータをもとに無理のない恋愛スタイルを見つけるためのヒントをお伝えします。恋人との会う頻度に悩んでいる方は、参考にしてみてください。
働く女性が悩む「社会人カップルの会う頻度問題」


社会人になると、学生時代とは大きく環境が変わります。一日の大半を仕事に費やす中で、恋愛にどのくらいの時間とエネルギーを割くべきか迷うのは当然です。
特に20〜30代の女性は、キャリアアップを目指す時期でもあります。昇進のために資格取得に励んだり、スキルアップのためのセミナーに参加したりする時間も必要でしょう。
その上、自分磨きの時間も確保したいし、友人との関係も大切にしたいとなれば、恋人との時間を捻出するのに苦労する人も少なくありません。
また、一方が忙しすぎて、一方が寂しさを感じるケースもあります。まずは、よくある悩みのパターンを見ていきましょう。
社会人カップルの会う頻度問題パターン1:少なくて不安
- 「月1回しか会えないけど、これで関係は続くの?」
- 「他のカップルはもっと頻繁に会ってるんじゃ…」
- 「彼の気持ちが冷めてしまわないか心配」
など、会う頻度が少なくて悩む人もいます。
社会人カップルの会う頻度問題パターン2:多くてしんどい
一方、
- 「週1デートが義務みたいに感じてしまう」
- 「疲れているときも無理して会ってしまう」
- 「自分の時間がなくなってストレス」
など、会う頻度が多いことにしんどさを感じているケースもあります。
社会人カップルの会う頻度問題パターン3:お互いの理想がずれている
- 「彼はもっと会いたがっているけれど、私は月2回で十分」
- 「仕事の都合で会えないことを理解してもらえない」
- 「会う頻度について話し合いにくい」
など、お互いの理想のデート頻度がずれていたり、お互いの状況に対する理解が足りなかったりするため、悩みが生じるケースもあります。


社会人カップルの会う頻度の平均は?【データ・目安】


週1回?2週間に1回?
人によって心地良いと感じるデート頻度は異なるでしょう。
実際、社会人カップルはどれくらいの頻度でデートをしているのでしょうか?
実際の調査結果からわかる社会人のデート頻度。最も多いのは「週に一回」
成人男女200人を対象に調査したアンケート結果によると、「週1回会う」というのが最も多い回答でした。
次いで多かったのは「週に2〜3回」です。
男女で理想のデート・会う頻度は異なる?
女性を対象としたアンケートでは、理想とするデート頻度第1位は「週1回」でした。
女性の場合、エステや美容室、脱毛など美容のメンテナンスが週末・休みの日に集中しがちで、週1日以上の頻度でデートが入ると「スケジュールがいっぱいになってしまう」という声が多く聞かれます。
男性の場合も理想とするデート頻度第1位は「週1回」で女性との差はありませんでした。


社会人カップルが会う頻度が少なくて不安や不満を感じたときの対処法


社会人カップルはお互いに忙しいため、会う頻度が少なくなりがちです。会う頻度が少なくなると不安を感じる人も少なくないでしょう。
ここでは、不安を感じた時の対処法について解説していきます。
他のカップルの会う頻度と比較しない
自分たちの会う頻度が少ないからといって、他のカップルと比べるのはNGです。会う頻度にこだわり過ぎてしまうと、付き合っていくこと自体が苦痛になってしまいます。
会う頻度ではなく、連絡頻度を見直す
忙しくてどうしても会えない状況のときもあるでしょう。その場合は、相手をほったらかしにせず連絡だけでもこまめに取るのがおすすめです。
LINEや電話などでお互いの近況がわかれば、会えなくても信頼関係を育むことができます。
愛情表現を意識的に増やす
会う頻度が少ないカップルは、その分愛情表現をきちんとするよう心がけましょう。言わなくてもわかる、とは思わずに「愛してる」「大好きだよ」と言葉で伝えることが大事です。
直接言うのが恥ずかしい場合は、LINEのメッセージやちょっとしたプレゼント、サプライズなどで気持ちを表現してみてください。
次に会う予定を決めておく
不安の多くは「次いつ会えるかわからない」という不確実性から生まれます。たとえ1ヶ月先でも、次のデートの予定を決めておくことで、お互いに安心感を持つことができます。
カレンダーアプリで共有したり、「毎月第2土曜日はデート」など、定期的なスケジュールを作るのも効果的です。


無理なく会うには?長続きする社会人カップルの工夫


20代~40代の社会人500人を対象とした調査では、「仕事終わりのデートがしんどい」と感じる人が8割にも上ることがわかりました。最大の理由は「仕事で疲れている」ことです。
楽しいはずのデートが義務になってしまったら、本末転倒です。ここでは、無理なく関係を続けるためのヒントをご紹介します。
疲れないデートを提案する
外出ばかりではなく、お互いの家デートを積極的に取り入れるなど、なるべく体力を使わないデートを提案してみましょう。
短時間でも質の高い時間を過ごす
会える時間が限られていることを認識し、質の高い時間を過ごす工夫をしましょう。
お互いの理想に歩み寄って「ちょうどいい」を見つける
恋人とは毎日会いたいタイプの人がいる一方、自分のプライベートと交際のバランスを取りたいという人もいます。
一人の時間を楽しむ


恋人に会えない期間はチャンスだと思って、ぜひ一人の時間を充実させましょう。筋トレやメイク研究など自分磨きに使うもいいですし、推し活やスキルアップの時間にするのもいいでしょう。
社会人カップルだからこそ!無理をしない
日々の仕事が忙しくて平日は寝に帰るだけのような生活をしている場合、週末まで疲れを引きずりやすく、週一で彼氏と会うことをしんどいと感じやすくなります。
お金のかからない楽しみを見つける
毎回お金のかかるデートでは経済的負担も大きくなります。手作り料理を一緒に作ったり、公園を散歩したり、お金をかけなくても楽しめるデートを工夫してみましょう。
社会人カップルが「週1デートがしんどい」と感じたときの対処法


「週1デートが理想」だと思う人が多い一方で、「週1デートがしんどい」と感じている人も少なくありません。
「週1デートがしんどい」なら、まずはその気持ちを彼に伝えることが大切です。ただし、伝え方には工夫が必要でしょう。
NGな伝え方
- 「デートがめんどくさい」
- 「疲れるから会いたくない」
- 「他のことで忙しいから」
などと伝えると、相手を傷つけてしまうかもしれません。
おすすめの伝え方
- 「最近仕事が忙しくて、充分にあなたとの時間を楽しめていない気がする」
- 「もう少しゆっくりペースで、一回一回を大切にしたい」
- 「体調を整えて、ベストな状態で会いたい」
など、相手を思いやる言葉選びをしましょう。
代替案を提案する
また、頻度を減らす代わりに、他の方法で関係性を維持する提案をしてみるのもお勧めです。
例えば、短時間でも平日に電話する時間を作るとか、月一のデートは特別な場所に行く、など決めておくといいかもしれません。
大切なのは、あなたがこの関係性を大切に思っており、関係維持のためには相応な労力を割く心づもりがあることを相手にしっかり伝えることです。
自分の心と身体を労る
週一のデートがしんどいということは、平日が激務だったり、色々なストレスがあるのでしょう。彼氏とのデートの前に、生活全体を見直すべきかもしれません。
自分の心と身体を楽にする方法を探してみましょう。ゆっくりとお風呂に入ったり、ヨガをしたり、カウンセラーさんに話を聞いてもらったり、できることはいろいろあります。
さいごに。ふたりにとって心地よい会う頻度を見つけよう
週1回のデートが理想的なカップルもいれば、月1回で十分幸せなカップルもいます。
大切なのは、二人が納得して、無理なく続けられる頻度を見つけることです。
どんな頻度を選ぶにしても、お互いの気持ちを正直に伝え合うことが何より大切です。我慢したり、一方的に決めつけたりするのではなく、二人で話し合って最適解を見つけていきましょう。
忙しい毎日の中で関係を続けるのは簡単ではありませんが、お互いが歩み寄る姿勢を忘れなければ、きっと素敵な関係を続けることができるはずです。
参考
ハッピーメール 社会人カップルの会う頻度はどのくらい?デート頻度を男女200人に聞きました!
https://happymail.co.jp/happylife/love/dating-frequency/
マイナビニュース 『仕事終わりのデートがしんどい』は8割 – 最大の理由は?【社会人500人調査】
https://news.mynavi.jp/article/20240731-2995070/
Oggi 社会人のデートの頻度はどのくらいが理想?【女性100人に聞いた】満足度とその理由をチェック
https://oggi.jp/7002387

