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初対面でタメ口を話してくる人の心理とは?対処法をチェック

Date
2024/05/07
Writer
今来今
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初対面でタメ口を話してくる人は一定数います。「知らないおじさんからタメ口で話しかけられたモヤっとした」「初対面のタメ口はウザい」と感じている人は少なくないでしょう。今回は、初対面でタメ口を話してくる人の心理と、対処法を簡単にご紹介します。

初対面でタメ口を話してくる人の心理とは?

まずは、初対面でタメ口を話してくる人の心理について見ていきましょう。

初対面でタメ口を話してくる人の心理1 距離を詰めたい

親友に対して敬語を話す人は少ないことからわかるように、タメ口は基本的に親しい人との間で使われる話し方です。敬語は、「敬う」という漢字が入っていることから、尊敬している人に使う言葉だと考えられがちですが、もうひとつの大切な役割として、「相手との距離をとる」という役割があります。そのため、仲良くしていた友人であっても、距離をおきたい、これ以上仲良くしたくない、という場合には、敬語になるパターンもあります。通常、初対面の人の場合、親しくないわけですから、敬語で適切な距離を保つのが礼儀です。しかし、「この人と仲良くしたい」「距離を縮めたい」という気持ちが先走り、仲良くもないのに、仲良い人が使う言葉であるタメ口を使ってしまう人もいるのです。

初対面でタメ口を話してくる人の心理2 相手をナチュラルに見下している

たとえば、自社の社長にタメ口を使う人はいません。自分より立場が上の人、尊敬している人にタメ口を使う人は、日本語が外国語である外国の方くらいです。日本語が母国語なのにも関わらず、初対面でタメ口を使うという場合は、親しみを感じているか、相手をナチュラルに見下しているか、どちらかでしょう。

「知らないおじさんにタメ口で話しかけられてウザい」と感じるのは、おじさんが「若い」「女」を見下し、自分のほうが立場が上だから敬語を使う必要はないと考えているからでしょう。自分のことをナチュラルに見下してくる人にイライラするのは、人として自然なことです。

初対面でタメ口を話してくる人の心理3 自分のほうが立場が上だと誇示したい

カジュアルな態度でいられるというのは、権力者の特権です。たとえば、平社員は会社にスーツやオフィスカジュアルで出社しなければならない場合でも、社長はTシャツや作務衣などを着ている会社があります。権力があるために、ラフにふるまえることを本人たちは自覚しています。ラフであることは、権力の誇示だと言えるでしょう。タメ口も同様です。Aさんがタメ口、Bさんが敬語で話しているのを聞いたら、たいていの人はAさんの方が立場が上だと思うはずです。タメ口は、自分の権力を主張するのに最適な言葉のチョイスなのです。

初対面でタメ口を話してくる人がウザい!と感じる場合の対処法

はじめましてでいきなりタメ口で声をかけられた場合、イラっとしながらも、すぐに対処できないケースも多々あるでしょう。そういった事態に備えるために、初対面でタメ口で話された場合の対処法を事前に考えておくと安心です。

初対面でタメ口を話してくる人への対処法1 無視する

初対面でタメ口で話しかけられて不快に感じた場合には、相手にしない、という方法が考えられます。たとえば、知らない人にタメ口で声をかけられたとします。その場合、話しかけ方が敬意を欠いていると感じたら、無視して歩き去ったらよいのです。

初対面でタメ口を話してくる人への対処法2 自分もタメ口を使う

初対面でタメ口を話してくる人は全無視……できたらいいのですが、シチュエーションによってはそうもいかないケースも多々あるでしょう。その場合、ひとつの対処法として、タメ口で返す、という方法もあります。ただし、タメ口は親しい間柄で使う言語ですから、タメ口を使うことで、相手との距離が縮まってしまう、というデメリットもあります。

初対面でタメ口を話してくる人への対処法3 真顔

初対面でタメ口を使う人を無視することもできず、タメ口で返すのも嫌だけど、自分だけ敬語を使うのも嫌だし……という場合、対応としては、「真顔」が最前でしょう。言葉では敬語を使い距離を置きつつ、相手が距離をつめてこようとしても、にこりともせずに真顔で心のバリアをはる、というのがよさそうです。

初対面でタメ口を話してくる人への対処法4 逃げる

たとえば、合コンや飲み会などで、素敵な出会いを期待してでかけたら、開口一番タメ口で話しかけてくる嫌な感じの相手しかいなかったとします。その場合、その後、数時間、ストレスを感じ続ける必要はありません。用事ができた、仕事ができた、などの口実を作り、その場から去りましょう。「失礼な人だ」と感じながら、その後の数時間を、ニコニコしてやり過ごすのは精神衛生上よくありません。

結論。仕事でない限り、初対面からタメ口の人と話す必要はない

たとえば営業職や接客業などで、お客さんに初対面からタメ口を話される機会は多々あるでしょう。その場合は、お客さんにイラっとしたとしても、怒ることも、無視することもほとんどの場合はできません。仕事だと割り切って対処するケースがほとんどでしょう

仕事ではない限りは、タメ口にストレスを感じるなら、その相手と話をする必要はありません。「馴れ馴れしい」「下に見られている」と不快に感じる相手ならなおさらです。

また、いくら相手に親しみを感じたり、相手が年下だっとしても、初対面からタメ口を使わないよう、自分を戒めておきましょう。どんな相手でも敬意を持って接することを忘れなければ、自然と相手を敬う表現になるはずなのです。

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