休日にどこへ行こう、の定番といえばテーマパーク。非日常のワクワクは欲しいけれど、混雑や移動のハードルも気になりますよね。
今回は、20〜30代女性933人に「行ったことがあるテーマパーク」と「好きなテーマパーク」を聞きました。
結果を見ると、王道の強さに加えて、地域パークの存在感や「推しはない」という選択の余白も見えてきました。
※本記事は、アイコニット・リサーチで実施した独自アンケート調査結果をもとに執筆しています。
行ったことがあるテーマパークTOP10(複数回答可)
最も多く訪れられていたのは東京ディズニーリゾート。続いてユニバーサルスタジオジャパンが2位に。旅行先としての注目度が高いハウステンボスや、絶叫好きに根強い富士急、名古屋〜関西圏のナガシマも上位に入りました。
- 東京ディズニーリゾート(663票・71.1%)
- ユニバーサルスタジオジャパン(500票・53.6%)
- ハウステンボス(231票・24.8%)
- ナガシマスパーランド(196票・21.0%)
- 富士急ハイランド(183票・19.6%)
- サンリオピューロランド(166票・17.8%)
- 志摩スペイン村(159票・17.0%)
- 東映太秦映画村(121票・13.0%)
- よみうりランド(109票・11.7%)
- よこはまコスモワールド(83票・8.9%)
遠方で頻繁に行けないパークは、オフィシャルホテルや周辺施設も含めて滞在型で計画すると満足度がアップ。移動の負担をイベント化する発想が吉です。
好きなテーマパークTOP10(複数回答可)
「好き」でもディズニーとユニバーサルがツートップに。ただし3位には好きなものはないが入り、推しがなくても楽しむスタンスが2割超いました。気分や同行者に合わせて選ぶ柔らかい姿勢が今っぽいです。
- 東京ディズニーリゾート(479票・51.3%)
- ユニバーサルスタジオジャパン(323票・34.6%)
- 好きなものはない(207票・22.2%)
- ハウステンボス(100票・10.7%)
- ナガシマスパーランド(81票・8.7%)
- 富士急ハイランド(77票・8.3%)
- よみうりランド(66票・7.1%)
- サンリオピューロランド(59票・6.3%)
- 那須ハイランドパーク(53票・5.7%)
- 志摩スペイン村(48票・5.1%)
「推しがない」人は、同行者の推しを体験する日をつくるのがおすすめ。自分の好みが見つかる近道になります。
王道が強い。でも推しなしの居場所もちゃんとある
データから見えてくるのは、王道の強さと選ばない自由の共存。東京ディズニーリゾートとユニバーサルスタジオジャパンは、来園経験・好意度ともに圧倒的。
ただし、好きの3位に「好きなものはない」が入るのは象徴的で、テーマパークは好きだけど絶対はないという感覚が広がっています。
旅行で地方パークを楽しむ人も多く、行き先は推しではなく気分・距離・誰と行くかで決めるムード。選択肢が増えた時代らしい受け止め方です。
目的を決めてから行き先を選ぶと満足度が上がります。
- 非日常の没入感→ 東京ディズニーリゾート、ハウステンボス
- 体験・スリル→ ユニバーサルスタジオジャパン、富士急、ナガシマ
- 近場で半日楽しむ→ よみうりランド、よこはまコスモワールド など
気分と距離感で選んでいい。テーマパークは自由に楽しむ場所
今回の調査では、行ったことがあるも好きも、王道の2大パークがリード。ただし、推しがなくても楽しめる層も2割超いて、テーマパークは「誰と」「どんな気分で」行くかで顔を変える存在だと分かりました。
自分のテンション、距離、予算、混雑の許容度、その日のコンディションに合わせて行き先を選ぶだけで、満足度は大きく変わります。
「今日は半日だけ」「グルメ中心」など、テーマを先に決めるのもおすすめ。どの選択にも意味があって、あなたの休日が少しでも心地よくなるなら、それがいちばんの正解です。

<調査概要>
調査方法:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリ内アンケートコーナーにて実施
調査対象者:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリユーザー
調査日:2024-10-18
有効回答者数:933人(20代・30代女性)
※文中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります
「アイコニット・リサーチ」を、ご自身の調査にも活用してみませんか?
リサーチのご依頼やデータ利用のご相談は、アイコニット・リサーチ(https://www.iconit.jp/iconit-research/)へ。