男友達が二人で遊ぶ心理は恋愛?友情?名づけられない感情や脈あり・なしの判断基準

男友達と二人で遊ぶ関係。

これって友情?それとも恋愛感情?

彼の気持ちがわからなくなった女性は少なくないでしょう。

男友達と気軽に食事に行ったり、休日に出かけたり、その関係が心地よい一方で、

「二人で遊ぶってことは、脈あり?」
「私たちってどういう関係?」
「異性の友達と2人きりっておかしい?」

と感じる瞬間もあるはずです。

男女の間に友情は成立するか」は何度も繰り返し議論されてきたテーマですが、人によって価値観が違うため、いまだに「成立する派VS成立しない派」の話は平行線です。

では、実際、男友達はどういった心理からあなたと二人で遊ぶのでしょうか?

男性が女友達と二人で遊ぶとき、その心理は「友情」「恋愛」「曖昧な感情」の3つに大きく分けられます。

今からこの3つの心理を詳しく解説していきます。あなたを誘ってくる男友達が、この3つのうち、どこに属しているのか、ぜひチェックしてみてください。 

この記事を書いた人

今来今

編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、執筆・連載中。視界が開けるような記事を発信していきたいです。

目次

男友達が二人で遊ぶ心理▷友情の場合

「男女の間に友情は成立するか」の議論が尽きないのは、「成立する」と思っている人、「成立しない」と思っている人の両方が存在しているからです。

当然、男性の中にも、男女の友情は成立すると考える人もいて、男女の間でも恋愛感情を伴わない純粋な友情を大切にしている男性も少なくありません。

ここでは、男友達が恋愛ではなく「友情」としてあなたと接している可能性が高いケースを紹介します。もし、彼に好意を寄せている場合は、今は“脈なし”の段階かもしれません。

性別を超えて気が合う・趣味が同じだから二人で遊ぶ

「一緒にいると楽しい」「趣味が合う」「気を使わなくていい」といった理由で、異性であっても気軽に二人で遊ぶ男性は少なくありません。

例えば、映画好き同士やゲーム仲間など、「異性」というより「友人」「気の合う仲間」という感覚で一緒に過ごしている可能性が高いでしょう。

彼らにとって、あなたが女性であるかどうかよりも、あなたと話せる楽しい時間の方が重要なのです。 

男友達と付き合いが長い

幼馴染や学生時代からの付き合いが長い友達の場合、異性というよりも気心が知れた「仲間」「戦友」としての意識が強いことがあります。

恋愛の可能性を考えたこともない関係で、ただ純粋に一緒にいるのが楽しいだけのケースです。  

偶然二人で遊ぶことになった

「もともとグループで遊ぶ予定だったけど、気づいたら二人で遊ぶことになった」「たまたま予定が合ったから」など、偶然の流れで二人になることもあります。

この場合、特別な感情はなく、「一緒にいる相手がたまたま異性だっただけ」という感覚でしょう。  

男友達が自分のうまくいっている恋愛トークをする・惚気る

「彼女のことが大好き」「マッチングアプリで可愛い子とデートした」

など、自分の恋愛がうまくいっているトークをしてくる場合、あなたに対して恋愛感情を抱いていない可能性が高いです。

恋バナを打ち明けられるということは、それだけ恋愛対象ではない安心感を持たれているとも言えそうです。

二人で遊ぶけど「友達」を強調する

「◯◯ちゃんとは気が合うから、ずっと友達でいたい」

など、「友達関係であること」を強調してくる場合、あなたとの関係を恋愛に発展させるつもりがないことを明確に伝えようとしているのかもしれません。

無意識のうちに、「恋愛モードにならないでね」というサインを出している場合もあります。この場合、男友達側に恋愛感情は皆無であり、あなたのことを大切な友達だと認識しているのでしょう。

女性に恋愛的に、あるいは性的に惹かれない

世の中には、女性に恋愛的にあるいは性的に惹かれない男性もたくさんいます。例えば、ゲイの男性がそうです。ゲイ男性は女性を恋愛対象や性的対象として認識しないため、純粋な友情関係を結びがちです。

また、同性愛者でなくても、女性に恋愛感情、性的感情を抱かない男性もいます。例えば、アセクシャルの男性がそうです。

アセクシャルとは、性別に関わらず、誰にも性的に惹かれない性的指向のことです。

アセクシャル男性は、男性にも女性にも性欲を感じません。ただし、アセクシャル男性の中には、性的には女性に惹かれないけれど、恋愛的には女性に惹かれるという人もいます。

誰にも恋愛感情を抱かない性的指向のことは、アロマンティックと言います。

アロマンティックの男性は、男性にも女性にも恋愛感情を抱きません。この世の中は、長い間恋愛至上主義が一般的でしたから、「恋愛とは誰もがするもの、した方がいいもの」という価値観が一般的でした。しかし近年、世の中には、恋愛に興味がない人もいることが明らかになっています。

ただし、アロマンティックは恋愛感情を抱かない性的指向のため、恋愛感情はなくても性的欲望は持つ可能性があります。

恋愛的にも性的にも惹かれない人のことは、アロマンティック・アセクシャルと呼ばれます。

もしあなたが二人で遊んでいる男友達が、アロマンティック・アセクシャルであるならば、彼はあなたに純粋な友情を感じていると言えるでしょう。

男友達が二人で遊ぶ心理▷恋愛の場合

男友達との二人きりの時間。それがただの“友達”としての気楽な関係なのか、それとも“好意”のサインなのか、見極めが難しいと感じること、ありますよね。

男性が二人きりで遊ぼうとするのは純粋に友達だと認識している可能性がある一方で、好意の表れである可能性もあります。

男性があなたを恋愛対象として意識している場合、行動や言葉の端々にその気持ちがにじむもの。ここでは、彼に恋愛感情がある可能性が高いサインをまとめました。

デートっぽい場所・イベントに誘う

おしゃれなレストランや夜景が見えるカフェ、テーマパークやイルミネーションスポットなど、「二人で行くならちょっと特別かも」「デートっぽい」と感じる場所を提案してくる場合は、ただの友達以上の感情を抱いているサインかもしれません。

また、クリスマスやバレンタインデーといった、いわゆる「恋人にとって特別な日」に会おうとしてくるのも、あなたとの時間に“特別な意味”を持たせたい気持ちの表れと言えそうです。

頻繁に、しかも「二人で」会いたがる

「次いつ会える?」「来週は○○行こうよ」

と継続的に誘ってくるのは、あなたともっと親しくなりたいサインです。

特に、「他に誰か誘う?」と言わず、 最初から二人で遊ぶことを前提にしている場合、あなたとの時間を大切にしたいと思っている可能性が高いでしょう。

さりげなく、でもよく褒めてくれる

「今日の服、かわいいね」「○○ちゃんって本当に優しいよね」

など、褒め言葉が多い場合も、恋愛感情を持っている可能性があります。

好意があるとき、男性は無意識のうちに相手を「特別扱い」するもの。褒め言葉が増えてきたら、ちょっと意識してみてもいいかもしれません。

距離感が近い・触ろうとしてくる 

「何かと近くに座ろうとする」「軽く肩を叩く」といった行動がある場合も脈ありです。男性は好意を持つ相手に対して、心の距離だけでなく物理的な距離も縮めようとする傾向があります。

過度でないさりげない接触があるなら、それは脈ありのサインかもしれません。

恋愛観を探るトークをする

「どんな人がタイプ?」「最近恋してる?」

など、あなたの恋愛観を知ろうとするような質問が増えてきたら、それはあなたと恋愛っぽい雰囲気になりたがっている可能性があります。

恋愛トークは、心の距離を縮めるきっかけにもなります。

男友達の方からこの話題を持ち出してくるなら、あなたとの関係を一歩進めたい気持ちがあるのかもしれません。

他の女友達と“差”をつけてくる・特別扱いする

他の女友達とは違う、という態度を取る場合、あなたに特別な感情を抱いている可能性があります。

例えば、男友達が「XXちゃんにだけは話せる」「他の子には言えないけど…」といった言葉を頻繁に言う場合は、恋愛対象として意識しているかもしれません。  

男友達が二人で遊ぶ心理▷曖昧な感情・名づけられない感情の場合

男性の中には、「友達だけど、もしかしたら恋愛に発展するかも」と考えているケースもあります。いわば友情と恋愛の間のグレーゾーンです。あるいは、「恋愛感情はないけれど特別な存在だから、彼氏ができたら寂しい」などの感情を抱いているかもしれません。

人間の感情は多様ですから、「恋愛・友情」ときっぱり分けられるものではありません。彼自身もあなたに対する感情に名前をつけられないでいる可能性もあります。

そういった曖昧な感情を無理やりカテゴライズすると、以下のような感情が考えられます。もちろん、ここで挙げる感情はごく一部ですから、全く別の感情を抱いている可能性もあるでしょう。

人の感情はもっと複雑で繊細なもの。男友達が抱いている気持ちも、きっとひとことで言い表せるものではないはずです。

今は友達。でも、恋に変わる可能性がゼロとは限らない

今は友達だけれど、タイミングが合えば恋愛に発展する可能性がゼロではない、と思っているパターンもあります。

明確な好意があるわけではないけれど、男友達があなたと過ごす時間に心地よさ安心感を抱いている。そんな曖昧な状態で揺れているのかもしれません。

友達だけど、独占欲はあるから二人で遊ぶ

「彼氏ができたらちょっと寂しいな」「誰かに取られたくないかも」

などと感じている場合、彼はあなたをただの友達以上の存在として捉えている可能性があります。

恋愛とは違うけれど、あなたに対する独占欲のような気持ちがほのかに芽生えているのかもしれません。

男友達が自分の感情がわからず、揺れている

自分の感情が友情なのか恋愛なのか、それ以外の何なのかわからない、という人もいます。そういう人は少なくありません。バイセクシャルパンセクシャルの人はこういった感情になりがちです。

男女ともに恋愛・性的対象になる性的指向の場合、自分が相手を遊びに誘ったのは、恋愛なのか、友情なのか、本人もあまりわかっていないパターンもあるのです。

もちろん、性的指向に関わらず、「自分の気持ちに名前をつけられない」という人は誰にでもいるものです。

男友達の気持ちは曖昧でも、自分の気持ちはきっとわかるはず

今回は、女性と二人で遊ぼうとする男性に見られる心理を、「友情」「恋愛」「その間の曖昧な感情」と3つのパターンに分けて見てきました。

ここまで読んできても、「やっぱり彼の気持ちがわからないからモヤモヤする」という人もいらっしゃるでしょう。

他人の気持ちを完璧に理解するのは、誰にとっても難しいこと。

では、あなたの気持ちはどうでしょうか?

男友達ともっと親密な男女の関係なりたいのか、それとも友人としての関係を大切にしたいのか——。

あなたの気持ちは、きっとあなた自身がいちばんわかっているはずです。

あなたが自分の気持ちをはっきり理解できているなら、その気持ちを大切にしましょう。

そして、なりたい関係を彼にそれとなく伝えましょう。あなたの気持ちを伝え、その反応を見れば、彼の気持ちがわかるはずです。

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