同僚や友人の入院を聞くと、「お見舞いに行くべき?」「いつ行けばいい?」「何を持っていけば迷惑にならない?」と、悩んでしまうことはありませんか?
タイミングや持参品、マナーを誤ると、気遣いのつもりが負担になってしまうようなことは避けたいですよね。
本記事では、相手に無理をさせないお見舞いの基本マナーをコンパクトにまとめました。訪問の可否やタイミング、持ち物に迷ったときの参考にしてくださいね。
最初に確認すべき3つのこと

お見舞いに行く前には、相手に負担をかけないための事前確認が欠かせません。
まず、本人と連絡が取れる状況であれば本人に、難しい場合は、家族に面会しても問題ないかを確認しましょう。手術直後や体調が不安定な時期は、親しい間柄でも負担になることがあります。「無理のない範囲で」と添えて聞くと、相手も断りやすくなります。
また、病状や入院理由によっては、そもそも面会が難しいケースもあります。精神的に落ち込んでいる時期や、容姿が変化する病気では、人と会いたくないと感じる人も少なくありません。
さらに、病院によっては面会時間や人数制限が設けられているため、あなたが訪れることで家族の面会枠が埋まってしまう場合もあります。感染対策で面会が制限されている病院も多いので、公式サイトの確認や問い合わせをしてから向かいましょう。
お見舞いに行くベストなタイミング・避けるべきタイミング

次に、お見舞いに行くタイミングについて見てみましょう。
お見舞いに行くベストなタイミング
お見舞いのタイミングは、入院や手術から数日たち、生活が落ち着き始める頃が目安です。
長期入院の場合は、本人が「話したい」と感じるタイミングに合わせるのも一つです。
時間帯は、一般的に検査が一段落する平日午後 が無難です。面会時間の終了間際は慌ただしくなるため避けましょう。滞在は15〜30分程度が理想で、大部屋では特に長居しない配慮が必要です。
とくに避けるべきタイミング
入院直後は検査や準備で慌ただしく、退院前は荷物整理などで忙しくなりがち。また、手術前後や入院直後は体調が不安定なため原則控えましょう。自分が風邪気味など、体調がすぐれない場合も訪問は避けるのがマナーです。
お見舞い品の選び方。喜ばれる品物は?

次に、お見舞いの品の選び方を確認しましょう。
本・漫画・雑誌
時間を持て余している場合には、時間を持て余している場合は、気軽に読める雑誌やエッセイ本が無難です。
音楽や動画のギフトカード
音楽配信サービスや動画サブスクのギフトカードは、入院中の時間を楽しく過ごす手助けになります。
タオルやガーゼハンカチ
タオルやハンカチは実用的で何枚あっても困らないアイテムです。清潔感のあるシンプルなデザインが使いやすいでしょう。
現金や商品券
親しい間柄なら、最も実用的なのはお金や商品券(ギフト券)です。のし袋に「御見舞」と書いて渡しましょう。関係性にもよりますが、金額は 3,000〜5,000円程度が一般的です。
お見舞い品の選び方。タブー・避けるべき品物は?
次に、避けるべき品物についても確認しましょう。
生花や鉢植え
最近は感染症対策で生花を禁止する病院が増えています。また、鉢植えは「根付く=寝付く」を連想させるため縁起が悪いとされます。
食べ物
食事制限がある可能性が高く、また病院内で保管する冷蔵庫がない場合も。果物やお菓子は避けた方が無難です。どうしても渡したい場合は、事前に確認を。
香りの強いもの
香水、アロマ、香りの強いハンドクリームなどは、通常時に本人が好んでいたとしても、体調不良時には不快に感じることがあります。 香りに敏感な人が周囲にいることもあるので避けましょう。
大きな荷物や日持ちしないもの
退院時に持ち帰るのが大変なものや、病室で場所を取るものは避けましょう。心が和むぬいぐるみなどを持ち込むのはアリですが、サイズ感に注意してください。
縁起の悪いもの
縁起の悪さを連想させるもの、4や9のつく数のものなどは、縁起を気にする方もいるので配慮が必要です。
お見舞いをする際のマナー

最後に、お見舞いに行く際に気をつけたいマナーについてご紹介します。
服装は清潔感が最も大切
派手すぎず、カジュアルすぎない清潔感のある服装を心がけてください。強い香水は避け、アクセサリーも控えめにしましょう。
大人数での訪問は避ける
大人数だと病室が騒がしくなり、他の患者さんの迷惑になります。人数制限をしている病院もあるので、お見舞いは1~2人で訪問するのが基本です。
ポジティブな話題を選ぼう
病気や症状についてあれこれ聞くのは避け、仕事や趣味の話など、明るい話題を選びましょう。仕事のトラブルや愚痴は、相手にストレスを与えるので控えめに。ただし、相手が愚痴を言いたい場合は、付き合ってあげるのも優しさです。
写真撮影はNG
入院中の姿を撮られたくない人は多いものです。本人が望まない限り、写真撮影および、SNSへの投稿は避けましょう。
「相手が今、何を求めているのか」を優先するのがお見舞いマナー
お見舞いで最も大切なのは、相手に負担をかけない心遣いです。
形式的なマナーも大切ですが、自分の「会いたい」より、相手の気持ちを優先することが何よりのマナー。
訪問が難しい場合は、メールで気遣いを伝えたり、お見舞金を送ったりする など、負担の少ない形で思いを届けるのも一つの方法です。状況に合ったやり方で 気持ちを伝えましょう。
