ホームパーティーなど、おもてなしが多くなる時季が近づいてきました。
そしてパーティー料理というと、「オードブル」も欠かせないですよね。華やかなのに簡単なオードブルを作ることができたら、パーティーもさらに盛り上がります。
そこで今回はオードブルの意味とヘルシー&可愛いオードブルレシピをご紹介いたします!
アドバイザー&レシピ提供:管理栄養士 岡田明子
13kgの減量に成功した経験と管理栄養士の資格を活かし【食べてキレイにやせる】ダイエットメソッドを確立。
ダイエットや健康関連の事業を行っている。
書籍やWEB媒体でのレシピ・栄養監修、コラム執筆、セミナー開催など幅広く活躍中。
著書に「朝だから効く!ダイエットジュース」「美腸ダイエットジュース」(池田書店)などがある。
パーティー料理に欠かせないオードブルとは?
オードブルって何?ビュッフェ?前菜?
オードブルと聞くと、パーティーシーズンに注文するおつまみの盛り合わせのようなものや、レストランのビュッフェ料理というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
オードブル(Hors-d’œuvre)とは、フランス語で「前菜」の意味を持つ言葉。
洋食の前菜でいうと、アペタイザーやアンティパストも耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
アペタイザー(Appetizer)とは英語でメインの食事の前に食べるものを指し、同じように「前菜」を意味します。またイタリア語では「アンティパスト(Antipasto)」といいます。
3つの言葉に違いはありませんが、伝統的なフレンチではオードブル、イタリアンではアンティパスト、その他、西洋料理全般ではアペタイザーと呼び分けているようです。
こんな意味がある!前菜の役割
この「前菜」は食事のはじめに食べるので、野菜中心に組み立てると、野菜に含まれる食物繊維が血糖値の上昇をゆるやかにして、脂肪の吸収を防いでくれます。
野菜に加えてタンパク質が摂れたり、魚介や豆腐、卵を組み込むことで満足感がアップし食べ過ぎを防いでくれたりします。
今回は野菜とタンパク質が両方摂れて、彩りがキレイなオードブル2品をご紹介いたします。
オードブルレシピ:豆腐のカプレーゼ バジルソース
1人分 124kcal
【材料】
トマト(中玉)・・・2個
木綿豆腐・・・1丁
オリーブオイル・・・大さじ1
塩・・・小さじ1と1/2
こしょう・・・少々
パセリ(飾り用)・・・適量
バジルソース・・・お好みで
【作り方】
(1)豆腐を食べやすい大きさに切り塩をふり、キッチンペーパー(2~3枚重ねると良い)と豆腐を交互に挟んで上に重しを乗せて、冷蔵庫で一晩ほど水切りをします。
(2)トマトを切る トマトのヘタを切り落とし、1cm程度の薄切りにします。
大玉トマトを使うときは、縦半分に切ってから薄切りにします。
(3)(1)の豆腐とトマトを交互に並べパセリ飾る
(4)オリーブオイルとバジルソースをかける
★通常チーズで作るカプレーゼを豆腐にしてヘルシーに仕上げました。
トマトに含まれるリコピンと豆腐に含まれるタンパク質の組み合わせは美肌にも役立ちます!
オードブルレシピ:タコのカルパッチョ にんじんソース
1人分 102kcal
【材料】2人分
・タコ(刺身用)・・・100g
・刻みパセリ・・・少々
[にんじんソース]
・にんじんすりおろし・・・大さじ1
・玉ねぎすりおろし・・・大さじ1
・酢・・・大さじ1
・はちみつ・・・小さじ1
・オリーブオイル・・・大さじ1
【作り方】
(1)タコは2mm幅にそぎ切りにし器に並べる。
(2)にんじんソースの材料を混ぜ合わせ(1)にかけ、上から刻みパセリを散らす。
★タコにはタウリンが多く含まれています。肝臓の代謝を促してくれるのでお酒と一緒に摂るにはおすすめの食材です。にんじんソースをかけることで、β-カロテンや食物繊維が摂れます。
また彩りがキレイなのでパーティーを盛り上げてくれますね。
オードブルの一工夫で華やかなパーティーを演出してみましょう!