『窓ぎわのトットちゃん』が初の映画化 刊行から42年で長編アニメーション映画に!

『窓ぎわのトットちゃん』が初の映画化 刊行から42年で長編アニメーション映画に!

(アイキャッチ画像出典:@tottochan_movie

若い世代にも人気の黒柳徹子さんの大ベストセラーの自伝的小説がアニメーションとして初めて映画化されます。
世界中で愛されているトットちゃんがスクリーンの中で、泣いたり、笑ったり……元気に駆けまわります。


目次

『窓ぎわのトットちゃん』とは

黒柳徹子著『窓ぎわのトットちゃん』


(出典:https://cv.bkmkn.kodansha.co.jp/9784062932127/9784062932127_w.jpg)


映画の原作は1981年に刊行され、国内で800万部、全世界で2500万部!を突破している戦後最大のベストセラーです。
小学校を1年生で退学になったトットちゃん(黒柳徹子さんの愛称)の転校先での先生やお友達と過ごす日々が綴られています。校長先生の「君は、本当は、いい子なんだよ」という言葉は、徹子さんだけでなく多くの人の心に響きます。

ユニセフ親善大使を務める著者の黒柳徹子さんはテレビ女優第一号とも知られ、日本で最初のトーク番組『徹子の部屋』は2023年で放送48年目を迎えています。


映画『窓ぎわのトットちゃん』

映画『窓ぎわのトットちゃん』

(出典:https://pbs.twimg.com/media/F009XuraEAAuXlc?format=jpg&name=4096×4096)


12月8日(金)から全国ロードショー。
主題歌はあいみょん「あのね」。
声優陣も豪華な顔ぶれがそろいました。

トットちゃん(cv.大野りりあな)
小林先生(cv.役所広司)
トットちゃんのパパ(cv.小栗旬)
トットちゃんのママ(cv.杏)
大石先生(cv.滝沢カレン)

落ち着きがないからと小学校を退学になってしまったお転婆娘トットちゃんは、電車が教室というトモエ学園に転向し、新たな小学校生活を始めます。

監督・脚本:八鍬新之介 
共同脚本:鈴木洋介 キャラクターデザイン・総作画監督:金子志津枝
制作:シンエイ動画 原作:「窓ぎわのトットちゃん」(黒柳徹子 著/講談社 刊)


『窓ぎわのトットちゃん 続』

黒柳徹子著『窓ぎわのトットちゃん 続』

(出典:https://cv.bkmkn.kodansha.co.jp/9784065296714/9784065296714_w.jpg)


トットちゃんのその後を知りたいというリクエストに満を持して応える形で、続編が10月に刊行されました。
前作から42年ぶりです。
東京大空襲の頃から主にトットちゃんの青春時代が綴られています。
10月の月間honto※総合ランキング・店舗ランキングともに1位を獲得し、注目度の高さがうかがえますね。

人々の多様性を受け入れる社会が求められている令和の今こそ、幼少期のトットちゃんの元気いっぱいな姿は私達を感動やあたたかさで包んでくれるでしょう。
『窓ぎわのトットちゃん』を読んだことがある人も、知らない人も映画館に足をお運びください。


映画「窓ぎわのトットちゃん」公式サイト https://tottochan-movie.jp/

映画「窓ぎわのトットちゃん」公式X(旧Twitter) https://twitter.com/tottochan_movie

黒柳徹子 公式サイト https://totto-chan.jp/

※honto……ネット書店(本の通販ストア、電子書籍ストア)と、丸善、ジュンク堂書店、文教堂などのリアル書店を連携させた総合書店として2012年5月にサービスを開始。

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この記事を書いた人

大学卒業後、国語学会で学術雑誌の編集と秘書を兼任。その後、放送作家と並行してテレビ局、制作会社で番組制作を行う。演者側だった学生時代から継続して様々な形でエンタテインメントに関わる。現在は書く仕事に加え、講師、カフェスタッフ等パラレルワーカー。原則、メディアと明かさず自費で情報収集することで媚びない正直な記事を目指す。得意分野はエンタメ・ビューティ・美味しい。

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