【片思い→逆恨みを防ぐ】興味のない人からの好意の断り方・心理を理解して対処しよう

近年、一方的な恋愛感情逆恨みが暴走し、犯罪に至るケースが複数報道されています。

「モテることは良いこと」とされがちな社会の風潮とは裏腹に、自分が興味のない人から好かれることは、単に面倒なだけではなく、事件に巻き込まれるリスクもある危険なことでもあります。

特に、殺人など重大事件の大半が男性であることを踏まえると、女性が男性から好かれることは、リスキーであるとも言えます。実際、興味のない男性から好意を寄せられて、怖い思いをしたことがある女性は少なくないでしょう。

本記事では、恋愛感情が逆恨みに発展する心理リスク、そして興味のない相手からの好意を穏便に断る方法、さらには危機感を抱いた際の対処法について解説します。

興味のない人から好意を寄せられて困っている、逆恨みで危険な目に遭いたくないという方は、ぜひチェックしてみてください。

目次

逆恨みとは?恋愛における犯罪事例

逆恨みとは…

逆恨みとは、自分の期待願望が叶わなかった際に、相手に対して理不尽な怒りや憎しみを抱く心理状態を指します。

本来、相手には責任がないにもかかわらず、自分が傷ついたことへの怒りの矛先を向ける点に特徴があります。

近年、恋愛感情が逆恨みに変わり、事件や犯罪に発展するケースが複数報道されています。

例えば、2013年には、当時研究職だった深谷五郎(40)が、同僚の女性に好意を寄せ、好意が受け入れられなかった逆恨みの気持ちから、女性の靴に仕事で使う薬品を塗布するという事件がありました。結果的に、女性は両足の指を失いました。

また、2025年2月には、無職の新居田信善(61)が片思いしていた40代女性のアパートに放火し、「自作自演で起こした火事から救出することで親しくなる」ことを画策した事件も報道されています。この火災により、アパート住人である別の女性が命を落とすという痛ましい結果となりました。

こうした事件は、「断られた側」が感じる被害者意識が、加害行為に転じる危険性を示しています。

恋愛感情の拒絶が、時として相手への攻撃復讐という形で表れることがあるという点に、私たちは注意を払う必要があります。

「俺を拒絶するなんておかしい!」と思う理由・逆恨みの心理

続いては、逆恨みをする人の心理を確認しましょう。特に恋愛においては、以下のような心理から逆恨みに発展しがちです。

自己中心的な考え方

自分の感情や要求を最優先し、相手の気持ち状況が考慮できないとき、人は逆恨みをしがちです。

拒絶されることへの過剰反応

過去の経験や自己評価の低さから、拒絶を過度に恐れる人もいます。「拒絶された=屈辱的」だと感じ、攻撃的になってしまう人もいるのです。

所有欲・独占欲の強さ

独占欲、所有欲の強い人は、相手を自分の所有物のように感じ、思い通りにならないと強い不満や怒りを抱くことがあります。「自分のものにならないのなら傷つけたい壊したい」という加害欲を抱く人もいます。

女性は男性をケアするべきだと考える「男尊女卑思考」

ところでなぜ「恋愛感情を拒否された際、ヒステリックに逆上する」人は、男性が多いのでしょうか?

それは、男性の中には、「女性は男性をケアするべき」だと考えている人がいるからです。そういった人は、「女性は男性をケアするべき、それなのに俺を拒絶した」と考えるので、相手の女性が、「生意気」「本来やるべきことを怠っている」ように見えるのでしょう。

恋愛における逆恨みのリスク。ストーカーや暴力

次に、恋愛における逆恨みのリスクについて見ていきましょう。

ストーカー化する

恋愛感情が拒否された時、これまでの好意が怒り執着に変わる人もいます。その場合、相手の生活を監視し、執拗に接触を試みるなどの迷惑行為に及ぶ可能性もあるのです。

暴力・恐喝などの犯罪行為に及ぶ

感情がエスカレートし、暴力や破壊行為、さらには命を脅かす犯罪に至ることがあります。

デマを流される・社会的信用が落ちる

逆恨みの感情を抱いた相手から、デマを流されるなど、社会的信用が傷つくリスクがあります。

また、加害者自身も法的制約を受けたり、社会的信頼や仕事を失ったりするリスクがあります。

興味のない人からの好意の断り方。曖昧な態度はNG

次に、相手の感情をなるべく傷つけず、かつトラブルを避けるための断り方のヒントをご紹介します。

曖昧な態度を避ける

相手から好意を向けられていることが分かりつつ、曖昧にさせておくと、相手に期待させることになります。

気づかないふりをしたり、好意を匂わせたりするのはやめましょう。

明確かつ丁寧に伝える

相手に期待を持たせないよう、はっきりと意思を伝えましょう。

その際、敬語などで相手との距離感を保つと良いでしょう。

恋人や配偶者の存在を伝える

はっきりと告白はしてこないけれど好意を持たれていることがわかる場合は、「すでにパートナーがいる」ことをさりげなく伝えましょう。

個人情報を教えない

連絡先住所交友関係などの個人情報は、なるべく教えないようにしましょう。

興味のない人から好かれない方法。笑顔は見せない

ここまで、興味のない人からの好意の断り方について解説してきました。

しかし、前述の靴に薬品を塗布され、足の指を失うことになった女性は、きっぱりと好意を断っていたと言います。どんなにはっきりと断っていても、攻撃的になる男性はいるのです。

逆恨み事件が起きたのは「被害女性の断り方がダメだったから」ではなく、加害男性の性格に問題があったからです。

どれだけ気をつけていても、好きになられてしまったら、逆恨みされ、被害に遭ってしまう可能性はあります。

面倒なことにならないためには、そもそも「興味のない人から好かれない」言動をすることが大切です。

愛想良くしない・真顔で対応する

日本人女性は誰にでも愛想が良く、ニコニコしていると言われがちです。

しかし、そういった愛想の良さは、時に自分が興味のない人にも「好かれているかも」と勘違いをさせてしまいます。

自分が興味のない人から好かれたくないなら、真顔で対応する必要があるでしょう。

男性ウケを避ける・尖ったフッションをする

男性ウケすると言われるファッションを避け、尖ったファッションを選ぶことで、「無駄なモテ」「有害なモテ」を減らすことができます。

そもそも逆恨みをするようなタイプの男性は、「おとなしそう・従順そう」つまり「俺でもいけそう」と値踏みした相手をターゲットにしがちなので、「俺は相手にしてくれなそう」なタイプになることで、遠ざけることができます。

ただし、男性ウケを狙っているわけではないけれど、「自分の好きなファッションが“男性ウケを狙っている”と見られがちなジャンルだ」という人もいるでしょう。

その場合はファッションを変える必要はありませんが、より一層、「真顔・無愛想」を徹底する必要があります。

相手の言動に恐怖や違和感を覚えたときの対処法

ここまでで、興味のない人から好かれないための方法をご紹介してきました。しかし、ここまで自衛していても、勝手に好きになられて、勝手に逆恨みされる可能性はゼロではありません。

好意を向けられて困ったり相手の言動に不安を感じたりした場合は、早めの対処が重要でしょう。以下では、具体的な対処法を紹介していきます。

周囲の人に相談する

友人や家族、職場の同僚、上司など信頼できる人に情報を共有しておきましょう。

現状を認識してもらっておくことで、何かあったときにすぐに対処してもらうことができます。

例えば、上司からの好意に困っている場合、さらに上の上司や人事に相談することで、迅速な対応をとってもらえる可能性があります。

証拠を保管しておく

興味のない人からの好意は気持ち悪いと感じることが多いため、メールや電話などを受けてもすぐに削除してしまう人が少なくありません。

ですが、のちに事件化した時のことを考えれば、証拠は全て保存しておいた方がいいでしょう。

メール電話プレゼント、などに加えて、日記なども証拠として認められる可能性があります。

専門機関・専門家に相談する

警察ストーカー相談窓口などの専門機関に相談し、適切な対応を検討してもらいましょう。訴えを起こすことを検討している場合は、弁護士に相談してください。

弁護士費用が心配だという方は法テラスをチェックしてみましょう。法テラスでは所得制限以下の収入であれば、無料で法律相談に乗ってもらえます。

身の安全を確保する

身の安全に不安を感じる場合は、外出時の同行者を確保する、帰宅時間を変えるなど、安全対策を講じましょう。

理不尽な逆恨み…自分の安全と安心を守るために行動しよう

恋愛感情は人間関係を豊かにする一方で、行き過ぎた感情は深刻なトラブルを招くことがあります。

興味のない人から好意を向けられたら、相手の気持ちを尊重しつつ、自分の安全と安心を守るために、きっぱりと断りましょう。

また、自分が誰かに好意を向ける時も、その好意が相手にとって迷惑なものである可能性を考えるべきでしょう。特に、上下関係がある間柄で、下の立場の相手に好意を向けることは、セクハラ・パワハラにも繋がりやすいので要注意です。

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この記事を書いた人

編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、執筆・連載中。視界が開けるような記事を発信していきたいです。

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