【両思いor勘違い診断】前兆サイン・確かめる方法・勘違いケースを解説!

優しくされる、よく目が合う、連絡が頻繁にくる…

これって両思い?

好きな人の言動にドキッとしつつも、「いや、私の勘違いかも…」と自分を制していませんか?

恋心は時に私たちを混乱させます。特に「あの人も私のことを好きなのかな?」という思いが頭をよぎるとき、客観的な判断が難しくなるものです。

この記事では、本当に両思いか確かめる方法と、ありがちな勘違いケースをわかりやすく解説。「確信が持てない」「踏み出したいけど怖い」そんなあなたが、相手の気持ちにもう一歩近づくためのヒントをお届けします。

この記事を書いた人

今来今

編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、執筆・連載中。視界が開けるような記事を発信していきたいです。

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目次

両思いだと思っていたけど、勘違いかも…?と思う瞬間

相手の何気ない行動や言葉から「もしかして両思い?」と期待を抱いたものの、急に冷たくなったり距離を感じたりして「あれ?勘違いだったのかな…」と不安になる瞬間は、誰でも一度は経験したことがあるでしょう。

特に、次のような状況が重なると、気持ちは一気に揺らぎがちです。

  • LINEの返信が急に素っ気なくなった
  • ふたりの時は親密なのに、周りに人がいると急に距離を置かれる
  • 「どんな人がタイプ?」と聞いたら、自分とは真逆のタイプを答えられた
  • 「今は恋愛している時間がない」と遠回しに距離を置かれた
  • 「大切な友達だよ」と、やさしく線を引かれた

こんなふうに、期待と現実のギャップにモヤモヤした経験があるなら、もしかするとそれは片思いかもしれません。でも、まだ「勘違い」と決めつけるのは早いかもしれません。

次に、なぜ「両思いかも」と思い込んでしまうのか、その心理的な背景について、少しだけ掘り下げてみましょう。

両思いだと思い込んでしまう理由とは?

両思いだと思い込んでしまう理由は様々です。ここでは、代表的な理由を解説していきます。

好意の返報性

心理学では好意の返報性という言葉があります。

これは、好意を受けた相手には好意を返したくなるという心理です。これにより、あなたが好きな相手に対して色々してあげた結果、相手もあなたに色々してあげたくなるのです。

好意を与えた相手からは好意が返ってきやすい、というのは真理でしょう。

ただ、相手からすると「してもらったことをお返ししているだけ」の場合もありますし、恋愛感情抜きの好意の場合もあります。

その場合でも、行為だけを見れば、好意的なので、「これもあれもしてくれたから両思いなのかも」と勘違いを生んでしまいがちです。

確証バイアス

確証バイアスとは、自分が信じた仮説支持する証拠ばかり集めてしまうことです。

例えば、「関西人は笑いのセンスが優れている」という仮説を持っている人がいるとします。その人は、面白い関西人ばかりを見て、「やっぱり関西人は面白い!」と思います。その際、面白くない関西人は、視界に入っていません。

人間は、しばしば自分が見たいものだけを見てしまいます

「両思いに違いない」と思い込んだ結果、相手から好かれているという証拠ばかりを拾い集めてしまうケースも多々あります。

親切や友情との混同

相手が単に礼儀正しい人だったり、誰に対しても優しい性格だったりする場合、その行動を恋愛感情と結びつけてしまうことがよくあります。

また、友情と恋愛感情を混同してしまうケースも多々あります。

実際、友人に感じる愛情恋愛やセックスの対象に感じる愛情はっきり分けられない場合があります。境目が曖昧なので、両思いだと勘違いしてしまうこともあるのです。

恋愛と友情をそもそも分けていない人もいる

また、世の中には「クワロマンティック」の人も存在しています。

クワロマンティックとは、恋愛感情と友情の違いがわからない、あるいは、恋愛と友情を区別したくないと考える人のことです。

好きな相手が、クワロマンティックの場合、相手自身もあなたに対する感情が恋愛か、友情か理解できていない場合があるのです。

職場でよくある両想い勘違いケース

職場は特に勘違いが生じやすい環境です。

実際は両思いではないのに両思いだと勘違いして行動してしまったら、その後、仕事がしにくくなるパターンもあります。

快適な職場環境を維持するためにも、勘違いが発生しやすい、と自覚しておくべきでしょう。

業務上のコミュニケーション

仕事の連絡で「お疲れ様です」「今日もありがとう」などのメッセージが来たり、「残業がんばってね」と差し入れをされたりすると、特別扱いされていると感じるかもしれません。

しかし、こういった気遣いは、業務上の基本的なコミュニケーションである場合がほとんどです。

ただの熱心な指導だった

上司や先輩からの熱心な指導や気遣いを「私に気があるのでは?」と解釈してしまうケースもあります。

相手は単に仕事熱心で「良い部下・後輩に育ってほしい」という思いから熱を入れているだけかもしれません。

チームワークによる一体感だった

ひとつのゴールを目指して一緒に頑張ったり、残業を共にしたりすると連帯感が生まれます。

この「戦友」「必要としあう仲間」のような感覚は、恋愛感情と混同しやすいので注意が必要です。

自意識過剰かも…と思ったときの対処法

もしかして私、勘違いしてるのかな?

と感じ始めたら、以下の対処法を試してみましょう。

まずは冷静になる

感情が高ぶっているときは判断力が鈍ります。深呼吸をして、一度その人のことを考えるのをやめてみましょう。

好きな映画を見たり、趣味に没頭したりして気持ちをリセットしてみてください。

ハラスメントに当たらないか考えてみる

相手が自分のことを好きに違いない、という思い込みは、上下関係があり、相手が下の立場の場合は、ハラスメントの引き金になります。

後輩や部下に対して恋愛感情があり、両思いかも、と思ったとしても、一度立ち止まりましょう。場合によってはセクハラ・パワハラで訴えられる可能性もあります。

相手の行動を観察する

相手があなただけでなく、他の人にどう接しているかを観察してみましょう。

あなたへの態度が特別なのか、それとも誰に対しても同じなのかが分かるかもしれません。

占い師には相談しない

「これって両思い?」「両片思い(お互いに片想いだと思っている状態)かな?」と気持ちが揺れ動いているときは、占いなどに頼りたくなるかもしれません。

ただし、こういったケースで占い師を頼るのは得策ではないでしょう。なぜなら、相談者が求めている答えを出そうとする占い師も多いからです。

「相手もあなたのことが好きですよ」という言葉を聞ければ一時的に気持ちは高揚するかもしれません。

ですが、その答えは真実ではない可能性もあるため、余計な混乱を招く可能性も高いのです。

信頼できる人に相談する

客観的な意見が欲しいときは、信頼できる友人に相談するのが一番です。

具体的なエピソードを伝えて「これってどう思う?」と聞くと、より正直な意見がもらえるでしょう。

実は通じ合っているかも?両思いの前兆サイン

片思いなのか、両思いなのか。はっきりとはわからなくても、「もしかして気持ちが通じ合ってる?」と感じる瞬間は誰にでもありますよね。

ここでは、両思いの前兆サインとして現れやすい行動態度に加えて、言葉では説明しにくいけれど確かに感じる空気感の変化についてもご紹介します。

目が合う回数が増える・自然と目で追ってしまう

「相手とよく目が合うようになった」「なんとなく視線を感じる」。それは、お互いに「無意識の関心」が芽生えているサインかもしれません。

好意を持つと、人はつい相手を目で追ってしまうもの。見つめ合って、恥ずかしそうにそらすなら、脈アリの可能性大です。

「ふたりきり」の時間をつくりたがる

グループの中でも、気づけば隣にいる。何かとふたりで動く流れになる。

無意識でも「ふたりでいる時間」を選んでいるなら、それは感情が自然とそちらに向いている証です。用事を口実にふたりきりの機会を作ろうとするのも、典型的な前兆サインのひとつです。

ふたりでいるときだけ空気感が変わる

なぜかふたりになると、周囲とは違うテンポ・距離感になる。

声のトーンや表情がやわらかくなったり、目線が合う回数が多くなったり…。

第三者がいてもふたりの空間だけ違うと感じるなら、その空気はお互いの感情の現れかもしれません。

些細なことでも共有したくなる

今日あったこと見たもの感じたこと誰かに話したくなる相手がいつもその人なら、それはもう特別な存在の証拠です。

また、相手のほうから「聞いてよ」「これ見て!」と連絡がくることが増えてきたら、あなたとのつながりを日常の一部として大切にしている証です。

リアクションがやたら丁寧・優しい

冗談にしっかり笑ってくれる。話をちゃんと覚えてくれている。困っているとすぐ気づいてくれる。

こうした細やかなリアクションは、好意を抱いている相手だからこそ丁寧になるものです。特別扱いされていると感じたら、それは両思いの前触れかも。

会話のテンポや感情のリズムが合っている

好きな人との会話って、不思議なくらいテンポが合うことがありますよね。

笑うタイミング話題の興味の向き方言葉の選び方――そうしたリズムが自然に重なっているなら、心の波長が合っている証です。

恋愛観を探るような話題が出てくる

「どんな人がタイプ?」「恋愛で大事にしてることってある?」

こうした話題は、相手があなたを恋愛対象として見ているからこそ聞いてくるもの。

あなたの価値観を知りたい自分と合うか確かめたいという意図が含まれている可能性大です。

沈黙が気まずくない

言葉がなくても心地よい、沈黙すらも共有できる空気を感じられる相手は、感情のチャンネルが同じ方向に向いている可能性が高いです。

無理に話題を探さなくても自然体でいられるのは、心の距離が近い証拠

両思いか確かめる方法【自己診断チェックリスト付き】

それでは次に、本当に両思いかどうかを確かめる方法を見ていきましょう。
以下のチェックリストから、いくつ当てはまるか確認してみてください。

4つ以上当てはまった場合、相手も少なからず恋愛対象としてあなたに好意を抱いている可能性が高いでしょう。

両思いって、実は雰囲気で周りが先にわかるって本当?

実は、両思いの空気感や距離の近さには、本人たちよりも周囲のほうが気づいていることがあります。

たとえば、

  • ふたりがいつも自然と隣に座っている
  • なんとなく会話のテンポが合っていて、雰囲気がやわらかい
  • 相手のちょっとした変化にもすぐに気づく
  • 視線がよく交差している
  • 名前の呼び方や話し方に特別感がにじんでいる

こうした細かなやりとりの積み重ねが、まわりから見ると「どう見ても両思いでしょ!」に映るのです。

だからこそ、もし友人や同僚から「ふたり、付き合ってるの?」と聞かれたなら、それは外から見ても伝わるほど、いい関係に見えているいうサインといえます。

「もしかして通じ合ってるかも」と感じたなら、少し勇気を出して、相手の気持ちをそっと探ってみましょう。

両思い?片思い?勇気を出して気持ちを直接確かめる方法

チェックリストで多くの項目が当てはまったなら、あなたの直感はそう間違っていないかもしれません。

とはいえ、「本当にそうなのかな」と自信が持てないときは、相手の気持ちをやんわりと探る行動をしてみるのも一つの手です。

ここでは、無理のない範囲で気持ちを確かめる方法を3ステップでご紹介します。

まずはジャブを打つ

いきなりストレートに「好き」と伝える必要はありません。

例えば、「〇〇さんと話してると自然体でいられるな」とか、「一緒にいると、なんだか落ち着くんだよね」など、少しだけ感情をにじませた言葉を使ってみてください。

相手の反応から、関係性の温度感が少し見えてくるはずです。

恋愛系のトークをしてみる

恋愛関連のトークをふってみましょう。「もし私に彼氏・彼女ができたら、どう思う?」など、仮定の質問相手の本音を探ることもできます。

こちらの恋愛観を少しだけ明かしながら、相手の考えにも耳を傾けてみましょう。意外と心の距離が縮まるかもしれません。

デートに誘ってみる

脈がありそうだなと思ったら、デートに誘ってみましょう。

「○○に行ってみたいんだけど、一緒にどう?」のように自然な流れで声をかければ、プレッシャーも少なく、相手も構えずに応じやすくなります。

ふたりきりで過ごす時間の中で、相手の距離感や関心がよりクリアに見えてくるはずです。

両思いじゃないみたい。それでも諦めきれないとき、どうする?

「やっぱり勘違いだった…」と分かった場合は、胸がすっと冷えるような感覚になることもあるかもしれません。
でも、だからといって、無理に気持ちにフタをする必要はありません。

「諦めきれない」と思うのは、それだけ本気だった証拠。そんな自分を責めずに、ここからどう過ごすかを考えてみましょう。

しばらく距離を置き、自分の気持ちを整理する

しばらく距離を置くことで、自分の気持ちを整理する時間を作りましょう。

LINEの通知が来るたびに一喜一憂してしまうようなら、少し距離を置くのが賢明です。

会わない連絡しない、そういう静けさの中で、自分が本当に求めているものが見えてくるかもしれません。必要以上に連絡を取らず、自分の感情と向き合う時間が必要です。

自分の時間を楽しむ

相手の気持ちを変えようとするよりも、まずは自分自身を大切にしましょう。

新しい趣味を始めたり、友人との時間を楽しんだりして、自分の時間を楽しむことに集中してください。

「相手が振り向いてくれなくても、楽しく人生をエンジョイできる」状態でなければ、必死感が出てしまい、結果、相手をビビらせてしまうでしょう。

自分磨きをする

心を整えると同時に、外見や内面にも少し手をかけてみませんか?

スキンケアを変えてみる、髪を整える、運動を始めてみる、本を読むなど、どれもささやかだけれど、確実に自信につながっていきます

誰かのためではなく、自分のための努力は、恋愛に限らず、あなたの人生全体を前向きに変えてくれます

友達として関係を維持する・深めるのもアリ

相手があなたに恋愛感情がなく、友達だと思っている場合、友達関係を維持するのもいいでしょう。

時間が経てば、その人との関係性が変わることもあります。焦らず、自然体でいることが大切です。

新しい恋愛に対してもオープンでいる

一つの恋に執着しすぎると、周りにいる素敵な人に気づけなくなります。相手を諦める必要はありませんが、新しい出会いに対してもオープンでいましょう。

気軽な気持ちで出かけた出会いの場所で、思わぬ展開が待っているかもしれません。

恋をすること=傷つくリスクを受け入れること。でも、無駄な恋なんて一つもない

恋愛にはリスクがつきものです。両思いだと勘違いして違った場合、恥ずかしい想いをするかもしれません。思い切って告白したのに、あっさりふられてしまい傷つく可能性もあります。

ただし、片思いが実らなくても、経験は残ります。人を好きになって、両思いかな?片思いかな?とドキドキした瞬間や、勇気を出して確かめようとした経験は、あなたの経験値となり、無駄ではありません

一度きりの人生ですから、傷つくことを恐れず、真っ直ぐに恋愛しましょう。

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