料理のおいしさを引き立てる「にんにく」は、強い香りが特徴で、食べた後の口臭が気になり、外出先で食べるのを控えてしまいがちです。
しかし、にんにくは古くから天然の抗菌剤として利用され、健康効果への期待が高い食材でもあり、食べ過ぎには注意が必要ですが、上手に取り入れたい食材です。
今回は、にんにくのうれしい効果効能とおいしいレシピをご紹介しましょう。
「にんにく」のうれしい効果効能

にんにくには、ビタミン類、ミネラル類、食物繊維、抗酸化物質などさまざまな栄養がたっぷり含まれています。特徴的なにおいの元は、アリシンですが、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあり、疲労回復に役立ちます。
アリシンは、サルモネラ菌や病原性のカビ、酵母の生育を抑制するだけでなく、致死効果もあるといわれています。アリシンが分解されて生成されるイオウ化合物にも、強い抗菌作用、抗カビ作用があることが確認されています。
殺菌作用により、かぜの予防や改善に働くだけでなく、にんにく由来のイオウ化合物には、抗酸化作用があり、発がんを抑制すること、抗生活習慣病、抗がんへの期待もされています。
生のにんにくには、食べ過ぎると腹痛や貧血をおこすことがあるので、おろしにんにくなどは、1日1片程度、炒めたり、焼いたりする場合は、1日2~3片程度を目安に食べるとよいでしょう。子供の場合は、成人の半分以下を目安にしておきましょう。
「にんにく」の選び方や適切な保存方法
にんにくを選ぶときは、芽が出ていないものを選びましょう。にんにくの先には突起がありますが、芽が生えているものは、収穫されてから時間がかなり経過しています。傷んでいるにんにくは、黒い部分があり、カビが生えるとお尻の部分に黒い斑点ができます。全体的に乳白色のにんにくを選ぶとよいでしょう。また、にんにくの片が茎にしっかりくっついているものは鮮度がよいので、1つ1つ離れて、乾燥しすぎているものは選ばないようにしましょう。
保存するときは、皮に湿気があるとカビが生えやすくなるので、網袋に入れ、なるべく風通しのよい、涼しい所に吊して保存し、1週間程度で使い切りましょう。ビニール袋に入っているものは、袋から取り出し、かごなどに入れて保存するとよいでしょう。
冷凍庫で保管するときは、にんにくを1片ずつにわけ、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存し、3か月を目安に使い切りましょう。カットしたものなら1か月を目安に食べきります。必ず加熱してから食べるようにしましょう。
おすすめ「にんにくレシピ」二品
あじのソテーにんにくパン粉がけ

313Kcal
<材料>2人分
□あじ 2尾
□にんにく 大1かけ
□イタリアンパセリ 少量
□レモン 1/3個
□塩 少々
□こしょう 少々
□小麦粉 適量
□パン粉 カップ1/2
□サラダ油 大さじ1
□オリーブ油 大さじ1と1/2
<作り方>
- あじは三枚おろしにした切り身に塩、こしょうをふり、小麦粉をまぶして余分な粉をはたく。にんにく、パセリはみじん切りにする。
- フライパンにサラダ油を熱し、1のあじを皮目から入れて焼き、焼き色がついたら裏返し、中まで火を通して器に盛る。
- フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて弱火で炒め、香りが出たらパン粉を加えて炒め、塩をふってパセリも加えて炒め合わせる。
- 2のあじに、3のパン粉をかけ、厚めの半月形に切ったレモンを添えたらできあがり。
なすの韓国風にんにく和え

89Kcal
<材料>2人分
□なす 3本
□にんにく 1かけ
□塩 小さじ1/2
□赤とうがらし 1本
□ごま油 大さじ1
<作り方>
- なすはヘタを取って縦に1cm角くらいの棒状に切り、10分ほど水につける。水けをきって塩をふって混ぜ、軽くもむ。
- なすがしんなりとやわらかくなったら、しっかりと水けを絞り、すりおろしたにんにく、小口切りにした赤とうがらし、ごま油を加えて、手であえる。器に盛りつけたらできあがり。

