「フィジカルAI」「ヒューマノイドロボット」など、最近はロボットに関するニュースを目にする機会が増えてきました。人間そっくりのロボットが家庭で活躍する未来も、そう遠くないのかもしれません。
そんな最新テクノロジーに興味津々のおじさんたち。ヒューマノイドロボットが好きなら、恋愛でもマッチングアプリなどの新しいサービスを積極的に使っていそう……と思いきや、実はそうでもないようです。
今回は、40〜60代の男性3,026人を対象にしたアンケートデータから、ヒューマノイドロボットを好む男性の恋愛傾向を調査。
最新技術が大好きなおじさんたちの恋愛観は、意外にも古風?ちょっと気になる結果を紹介します。
ヒューマノイドロボット好きは、やっぱりAIにも積極的だった
まず、家庭用ロボットの見た目として「人間に近いヒューマノイド型」を好む男性(589名)と、「それ以外の見た目」を好む男性(2,437名)で、AIツールの利用状況を比べてみました。
普段からAIツールを利用している割合は、
ヒューマノイド好き男性が42.4%だったのに対し、それ以外の男性は35.3%。7ポイントほどの差があり、ヒューマノイド型を好む男性の方が、AIというテクノロジーそのものに前向きな姿勢を持っていることがうかがえます。
さらに顕著だったのが、フィジカルAI(家庭用ロボット)への意欲です。
「ぜひ使ってみたい」と答えた割合は、
ヒューマノイド好き男性が21.4%であるのに対し、それ以外の男性はわずか9.3%。実に2倍以上の開きです。
「価格や機能によっては使いたい」「安全性が十分なら使いたい」まで含めた前向き回答の合計も、ヒューマノイド好き男性が82.0%に達したのに対し、それ以外は44.2%にとどまりました。
つまりヒューマノイド型を好む男性は、ロボットに対して「見た目も中身も新しいもの大歓迎」という、かなり筋金入りのテクノロジー志向の持ち主だと言えそうです。 財布の紐の緩み方にも、その本気度が表れています。
「お金を払ってまで利用したいとは思わない」と答えた割合は、
ヒューマノイド好き男性がわずか11.9%だったのに対し、それ以外の男性は32.3%と3倍近い開き。
逆に「10万円以上30万円未満なら払ってもよい」という回答は、ヒューマノイド好き男性が14.9%、それ以外は8.7%と、こちらもヒューマノイド好き男性の方が高い水準でした。
では、そんな最新テクノロジー好きの彼らは、恋愛や出会いの場面でも同じように「新しいもの好き」なのでしょうか?
ここからが、今回のデータで一番面白いポイントです。
テクノロジーには前のめりなのに、恋愛は「自然な出会い」派が優勢

恋愛・出会いに関する設問で、現在のパートナーとの出会い方、あるいは探している方法を尋ねたところ、興味深い傾向が見えてきました。
職場・学校、友人・知人の紹介、趣味や習い事のコミュニティ、合コン・飲み会といった、いわゆる「自然な出会い」に分類される回答を選んだ割合は、ヒューマノイド好き男性が46.5%、それ以外の男性が41.6%。
つまり、ヒューマノイド好き男性の方がやや高く、半数近くが「自然な出会い」を志向していることが分かったのです。
一方で、マッチングアプリを選んだ割合は、
ヒューマノイド好き男性が4.6%、それ以外の男性が4.1%とほぼ横並びで、大きな差は見られませんでした。ロボットの見た目にはこだわりがあっても、出会いのツールとしてマッチングアプリを積極的に選ぶ様子はうかがえません。
さらに踏み込んで、「なぜその出会い方を選んだのか」という理由まで見てみると、ロマンチスト度はより鮮明になります。
「自然な出会いだと思ったから」という理由を明確に選んだ割合は、ヒューマノイド好き男性が26.5%だったのに対し、それ以外の男性は16.4%。10ポイント以上の差がついており、単に自然な出会いの手段を選んでいるだけでなく、「自然であること」自体に価値を見出している様子がうかがえます。
恋愛には消極的? 実はそうでもないらしい
では、ヒューマノイドロボット好きの男性は、そもそも恋愛にどれくらい関心があるのでしょうか?
「現在恋愛の相手を探していない・特に決めていない」と答えた割合は、ヒューマノイド好き男性が41.1%、それ以外の男性が44.1%。大きな差ではありませんが、ヒューマノイド好き男性の方がやや少ない結果になりました。
つまり、恋愛に興味がないからマッチングアプリを使わない、という単純な話でもなさそうです。
最新のロボットには興味津々。でも、恋愛ではマッチングアプリよりも、職場や友人の紹介など、自然な出会いを好む傾向がある。
ハイテク好きなのに、恋愛は意外とアナログ。そんなギャップが、今回のアンケートから見えてきました。
ヒューマノイドロボットは最新型、恋愛は昔ながら?おじさんたちの意外な一面
今回のアンケートでは、ヒューマノイドロボットを好む40〜60代男性は、AIツールの利用率が高く、家庭用ロボットの利用や購入にも前向きな傾向が見られました。
ところが、恋愛となると話は別。最新テクノロジーには積極的なのに、出会いは意外にも自然派。マッチングアプリよりも、職場や友人の紹介など、昔ながらの出会い方を選ぶ人がやや多かったのです。
もちろん、ヒューマノイドロボットが好きだからといって、恋愛観まで決まるわけではありません。あくまで今回のアンケートで見られた傾向です。
それにしても、ロボットには未来を感じながら、恋愛には昔ながらの出会いを求めるなんて、なんだか面白い組み合わせですよね。
テクノロジーはどんどん進化しても、人と人との出会いに求めるものは、案外変わらないのかもしれません。
ヒューマノイド好きのおじさんたち、実はちょっぴりロマンチストなのかも?
<調査概要>
調査名:「フィジカルAIに関するアンケート」「恋人やパートナーとの出会い方に関するアンケート」「AIツールに関するアンケート」
調査日:2026年8月25日、2026年2月19日、2025年12月3日
調査方法:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリ内アンケートコーナーにて実施
調査対象者:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリユーザー
有効回答者数:3,427人
※文中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
「アイコニット・リサーチ」を、ご自身の調査にも活用してみませんか?
リサーチのご依頼やデータ利用のご相談は、アイコニット・リサーチ(https://www.iconit.jp/iconit-research/)へ。



