みんな、美容に月いくら使ってる?20~30代女性のリアル美容バランスを調査!

「美容代」とひとことで言っても、何にどのくらいお金をかけるかは人それぞれ。
SNSでは美容に投資するインフルエンサーが注目される一方で、実際のところ「みんな月にどれくらい使ってるんだろう?」と気になる人も多いのでは。

そこで、20〜30代女性292人を対象に「毎月の美容代」調査を2025年10月12日に実施。調査結果から、自分磨きを愛するライター・琥珀が、数字の裏にあるアラサー女性のリアルな美容事情をひもときます。

※本記事は、Wellfyアンケート部が、アイコニット・リサーチで実施した独自アンケート調査結果をもとに執筆しています。

この記事を書いた人

琥珀

自分磨きを愛するライター。美容医療や学びにも前向きに取り組み、しなやかで強く生きたい女性を応援します。化粧品検定1級・ダイエット検定1級所持。

目次

1か月の美容代、8割が「1万円未満」

まずは、月々の美容代から見てみましょう。
「あなたが1か月に使う美容代の合計は、平均どのくらいですか?」という質問には、こんな結果が。

  • 5,000円未満:173人(59.2%)
  • 5,000〜9,999円:58人(19.9%)
  • 10,000〜19,999円:32人(11.0%)
  • 20,000〜39,999円:18人(6.2%)
  • 40,000〜69,999円:4人(1.4%)
  • 70,000円以上:7人(2.4%)

約8割が1万円未満という結果に。
「美容=浪費」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、現代のアラサー女性たちは、背伸びするより続けられる範囲で整える傾向が強いようです。

中でも、20代より30代の方が「5,000円未満」と答える割合が高く、等身大の美容を選ぶ成熟層が増えている印象です。
“流行りのパックを使って3日で飽きる”より、“いつもの化粧水で肌が落ち着く”、つまり「自分に合うものを知っている」安心感がほうが嬉しい。それが、アラサー美容のリアルかもしれません。

美容でお金をかけるジャンル1位は「スキンケア」

「美容代の中で、もっともお金をかけているのはどのジャンルですか?」という質問には、こんな結果が。

  • スキンケア(化粧水・美容液など):99人(33.9%)
  • 美容院(カット・カラー・パーマなど):64人(21.9%)
  • コスメ(メイク用品):38人(13.0%)
  • ヘアケア(シャンプー・トリートメントなど):29人(9.9%)
  • 美容医療(脱毛・注入系など):27人(9.2%)
  • ネイル・まつげサロン:14人(4.8%)
  • その他:21人(7.2%)

1位はスキンケア。やはり「肌の調子=自信のバロメーター」と感じる人が多いのかもしれません。
2位の美容院も含め、清潔感や印象を左右する部分への投資が中心ですね。

近年は美容医療への関心も高まっており、20代からも一定の支持がありました。「脱毛で自己処理のストレスを減らしたい」「将来のたるみやシワ予防に早めのケアを」と、未来の自分への投資として美容を捉える人も増えています。

美容にお金をかける理由は「習慣」×「自信」

「美容代をかける理由で一番近いのは?」という問いに対しては、次のような結果に。

  • 特に理由はないが習慣になっている:114人(43.5%)
  • 自分に自信を持ちたいから:66人(25.2%)
  • 将来の美肌・美髪のための投資:44人(16.8%)
  • 仕事で人前に出ることが多いから:16人(6.1%)
  • 美容を趣味として楽しんでいるから:15人(5.7%)
  • 恋愛・パートナーのため:7人(2.7%)

最も多かったのは「理由はないが習慣になっている」(43.5%)。とはいえ、「なんとなく」ではなく、「自然に続けられる日常の一部」として定着している印象です。 美容は「頑張ること」ではなく、「整えることが自分らしさを保つルーティン」になっているのかもしれません。

次に多かったのは「自分に自信を持ちたい」(25.2%)。 この回答からは、他人に見せるためではなく、「自分の軸を整えるために行う意識」が見えてきます。

さらに「将来の美肌・美髪のための投資」(16.8%)も一定数を占める結果となりました。

アラサー女性に伝えたい、美容代との上手な付き合い方

美容は「いくら使うか」ではなく、「どう使うか」で満足度が変わります。ここからはお金をかけすぎず、気持ちよく続けるための3つのポイントを紹介します。

“1つだけ”こだわるポイント決める

予算や時間には限りがありますから、「ここだけは譲れない」軸を持つことが大切です。
例えば、スキンケアなら美容液、メイクならベースだけ、ヘアならトリートメントだけなど、こだわりを一点に絞ることで、無理なく続けられる心地よい美容習慣が生まれます。

買う前に調べる習慣をつける

SNSのバズ情報や広告に流されず、自分で調べて選ぶ力を育てましょう。知識が増えると、少ないアイテムでも効果的に使えるようになります。「なんとなく買う」から「自分で選ぶ」へ。それだけで美容の満足度が変わりますよ。

心のケアも美容の一部と考える

疲れやストレスを抱えたままでは美しくなれません!例えば「眠い日は美容液をスキップして早めに休む」「気分が乗らない日は、メイクをお休みして日焼け止めだけでOKにする」――そんな心のケアを優先する勇気も大切です。自分をいたわることこそが、いちばん確実で、長く続く美容法だと私は思います。

“好きな自分でいる”ということ

今回のアンケートで見えたのは、派手な美容より「自然体の自分」を磨くアラサー女性の姿でした。
高価なコスメも、定期的な美容院も、結局は「わたしが心地よく生きるため」の手段です。美容代が月5,000円でも5万円でも、「これをしている自分が好き」と思えるなら、それが最高の美容ではないでしょうか!
日々の小さなケアの積み重ねが、未来のあなたの美と心を育てていきます。

<調査概要>
調査方法:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリ内アンケートコーナーにて実施
調査対象:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリユーザー
調査日:2025-10-12
有効回答数:合計約292人(20代・30代女性)
※文中の数字は小数第一位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
「アイコニット・リサーチ」を、ご自身の調査にも活用してみませんか?
リサーチのご依頼やデータ利用のご相談は、アイコニット・リサーチへ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次