朝晩が涼しくなってくると、ふと恋しくなるのが秋の味覚。
焼きいも、栗ごはん、シャインマスカット、いくらに梨…。
季節が変わると、私たちの食べたいものも自然と変わってきますよね。
今回は、20〜30代女性330人を対象に「秋の味覚」についてのアンケートを2025年10月16日に実施。調査結果から見えてきたのは、単なる味の好みを超えた、季節を楽しむための感性や、小さな幸福感との向き合い方でした。
※本記事は、Wellfyアンケート部が、アイコニット・リサーチで実施した独自アンケート調査結果をもとに執筆しています。
第1位は「さつまいも」!やっぱり人気のホクホク系
「秋の味覚で好きなものは?」という問いに対し、最も多くの票を集めたのが「さつまいも(焼きいも・スイーツなど)」で57.6%。
スイートポテトや大学いも、焼きいもといったおやつ系から、炊き込みご飯や天ぷらなどのおかずまで、甘さとホクホク感のバランスが、やさしい秋の気配とぴったり重なる存在です。
また、「栗(モンブラン・甘栗など)」も43.0%と高い人気を集めており、芋栗系はやはり秋の風物詩として定番であることがよくわかります。
フルーツでは「ぶどう」「梨」が接戦!シャイン人気も健在
フルーツ部門では、「ぶどう・シャインマスカット(44.8%)」と「梨(43.0%)」が僅差で並ぶ結果に。
「みずみずしさ」「さっぱり感」「食後にちょうどいい」といった理由で、スイーツほど重くなく、気軽に楽しめる秋のおやつとして支持されている様子がうかがえます。
スーパーで手に入る旬の果物も、ちょっと高級な品種も、日常の中で手に取る季節感のあるごほうびとして活躍しているようです。
食事派からは「秋鮭・いくら」がランクイン
食事系の食材として注目されたのが「秋鮭・いくら」(43.3%)。
塩焼きやムニエル、いくら丼など、シンプルな調理で素材の味が引き立つのが特徴です。
秋は魚も脂がのる季節。
肉よりさっぱり、でもしっかり満足感がある食材として、季節を味わう主役になっていることがうかがえます。
選んだ理由は「味が好きだから」だけじゃない
設問②で「その秋の味覚を選んだ理由」を聞いたところ、最も多かったのはシンプルに「味が好きだから(76.1%)」。
一方で、「季節を感じられるから(37.6%)」「お菓子や料理に使いやすいから(24.5%)」という声も目立ちました。
特にさつまいもや栗は、「スイーツにもおかずにも使える」「冷凍保存もできて便利」など、おいしいだけじゃなく、使いやすいという視点で選ばれているのが印象的です。
また、「家族や友人と食べる機会が多いから(14.8%)」という回答からは、秋の味覚が誰かと分かち合う時間にもつながっていることが伝わってきます。
「秋の味覚」をもっと楽しむヒント
- 旬の素材はシンプル調理で
→ 焼くだけ、蒸すだけでも甘みと香りが引き立ちます。 - 冷凍や下ごしらえでストックしておくと便利
→ さつまいもや栗は、一度に蒸して冷凍しておくと時短に◎ - お気に入りの秋の一品を決めておくと季節感アップ
→ 「このスープを作ると秋が来た感じがする」など、自分の秋の合図を作るのもおすすめ。
秋の味覚を日常に取り入れるなら、まずは「一品だけ季節のものを加える」という工夫から始めてみるのもおすすめです。
スーパーに並ぶ焼きいもや、冷凍の栗、手に取りやすいカットフルーツの梨やぶどうも、ちょっとした秋気分を運んでくれます。
忙しい毎日の中でも、季節の味に目を向けることで、ほんの少し心が立ち止まる感覚がある。
それはきっと、食べることが私たちにとって心を整える時間だからなのかもしれません。
「食べたい」と思える自分の感覚を、もっと信じてみてもいいのかもしれませんね。
「季節を感じる」は、ちいさな贅沢
秋の味覚は、ただ旬だからという理由だけでなく、忙しい日々の中で、自分をちょっとだけ大事にできるきっかけとして選ばれていることが、今回のアンケートから見えてきました。
さつまいもや栗、ぶどうに梨。
目の前の食材が「秋だな」と感じさせてくれる瞬間こそが、季節とつながる心の余白なのかもしれません。
冷たい空気に入れ替わる季節。お気に入りの秋の味を、今日の食卓に取り入れてみませんか?
<調査概要>
調査方法:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリ内アンケートコーナーにて実施
調査対象者:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリユーザー
調査日:2025年10月16日
有効回答者数:330人(20代・30代女性)
※文中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります。
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