魚と雪という漢字で「鱈(タラ)」と書くように、冬に旬を迎える鱈。鍋におすすめの魚として、紹介されることも多いですね。臭みが少なく、甘みが強い鱈は、お鍋以外でもおいしくいただけます。
今回は、鱈のおすすめレシピをご紹介しましょう。
「鱈」のうれしい効果効能

やわらかな身が特徴の鱈は、脂肪分が少なく、さっぱりとして低カロリーです。また、良質なたんぱく質を多く含んでいます。
人間が生きるために必要な最小エネルギー消費量を基礎代謝といいますが、同じ体重なら筋肉量が多い方が基礎代謝も高くなるため、適量のたんぱく質を毎食取り入れて、筋肉量を維持することは、健康な体づくりやダイエット中の方にも大切です。
また、カルシウムやリンの吸収をよくし、カルシウムが骨に沈着するのを助けるため、強い歯や骨をつくるために欠かせないビタミンDや悪性貧血の予防、神経機能の維持する働きのあるビタミンB12なども含まれています。
鱈のおすすめ選び方&保存方法
腹に弾力があり、切り身であれば、透明感と艶があるものを選ぶのがおすすめです。身の色は薄いピンク色のものを選ぶとよいでしょう。
購入後は水分を拭き取り、1枚ずつラップをして冷蔵保存します。鮮魚は水分が多く、鮮度落ちが早いため、購入後はできるだけ早く新鮮なうちに食べましょう。
おすすめ「鱈レシピ」二品
たらのコーンフレークス揚げ

370 Kcal
<材料>2人分
□生たら(切り身) 2切れ
□コーンフレークス カップ1と1/2
□ベビーリーフ 1/2袋
□塩 少々
□こしょう 少々
□小麦粉 大さじ1と1/2
□揚げ油 適量
<作り方>
- コーンフレークスは丈夫なポリ袋などに入れ、木べらなどで押さえつけながら粗く砕き、バットに移す。たらは大きさを半分に切り、両面に塩・こしょうをふる。
- ボールに小麦粉、水大さじ2を入れてよく混ぜ、水溶き小麦粉をつくる。たらはペーパータオルで軽く押さえるように水けをふく。たらを水溶き小麦粉のボールに加えて全体をからめ、1のコーンフレークスをまぶしつける。
- フライパンに約2cm深さの揚げ油を入れ、中火にかける。菜ばしの先を入れ、シュワシュワと泡が出たら(170~180℃、中温)2を入れ、3~4分間揚げる。両面がカリッとしたら取り出し、油をきって、ベビーリーフをのせた皿に盛りつけたらできあがり。
たらのキムチ蒸し

120Kcal
<材料>2人分
□生たら切り身 2切れ
□白菜キムチ 50g
□長ねぎ 1本
□しょうが 1/2かけ
□にんにく 1/2かけ
□塩 少々
□酒 大さじ1
□ごま油 少々
□濃口しょうゆ 小さじ2
<作り方>
- たらは深さのある器に入れ、塩、酒をふってからめる。長ねぎは根元を切り落として、縦半分に切り、3~4mm幅の斜め切りにする。しょうが、にんにくは皮をむき、みじん切りにする。キムチは軽く汁けをきり、2~3cm幅に切る。
- 耐熱の器2個の底にごま油を薄くぬり、ねぎを1/2量ずつ敷く。たらを皮の面を上にして1切れずつのせ、しょうが、にんにく、キムチを等分にのせて濃口しょうゆを小さじ1ずつふる。耐熱の器にそれぞれラップをし、1個につき、電子レンジ600Wに約3分30秒間かける。残りも同様に電子レンジにかけたらできあがり。

