「彼氏に結婚願望がない」
それを知ったとき、あなたはどんな気持ちになりましたか?
不安、戸惑い、焦り、それとも少しの安堵感さえあったかもしれません。好きな人との未来を描けないことは、とてもつらいもの。でも、この状況はあなたに「自分にとっての幸せとは何か」を考える、大切な機会でもあります。
本記事では、結婚願望のない彼氏との関係で悩む女性に向けて、男性心理の背景や、この状況とどう向き合うべきかを解説します。
大切なのは、結婚願望のない彼氏に合わせることでも、我慢することでもありません。「自分で選ぶ」という前向きな姿勢です。
なぜ彼氏は「結婚願望がない」のか。タイプを確認

まず理解しておきたいのは、「結婚願望がない」にも、さまざまな理由と温度差があるということです。
自由でいたいタイプ
結婚という制度に縛られることへの抵抗感がある男性は少なくありません。
経済的な不安を抱えているタイプ
「結婚=経済的責任」という認識が強く、「今の自分ではまだ家族を養えない」「もっと安定してから」と自信が持てず、先延ばしにしてしまう男性もいます。
過去の傷がトラウマになっているタイプ
両親の離婚を経験していたり、結婚に失敗した友人を見ていたりして、「結婚=不幸」というイメージが刷り込まれている場合もあります。
今の関係が心地よいタイプ
「今のままで十分幸せ」「わざわざ結婚という形にしなくても」と感じている男性もいます。
「あなたとは」結婚したくないタイプ
これが一番辛い現実かもしれませんが、結婚願望がないのではなく、「あなたとの結婚」を想像できていない可能性もあります。見極めが必要な部分です。


「結婚=幸せ」という思い込みを見直す

ここで一度、立ち止まって考えてみたいことがあります。
あなたが結婚をしたい場合、「何のため」にしたいのでしょうか?
- 「周りが結婚し始めたから」
- 「親が心配するから」
- 「年齢的に焦っているから」
もしこれらが理由の大半を占めているなら、それは他人の期待に応えようとしているだけかもしれません。
結婚という選択が、本当に「あなた自身の幸せ」からきているのか、それとも「社会や周囲からの承認を得るため」なのか。この違いを見極めることが、とても重要です。(完全に切り分けられるものではなく、混ざっている場合もあります)。
自分の「結婚願望」「本当の気持ち」に向き合う3つの質問
自分の本当の気持ちに向き合うために、以下の質問に答えてみましょう。
本当に結婚したい?それとも「結婚すべき」と思っているだけ?
世間体や年齢を一旦脇に置いて、純粋に「自分にとっての幸せの形」を考えてみてください。
結婚という形式がなくても、彼と一緒にいることで幸せを感じられるなら、それも一つの答えです。
結婚に何を求めてる?
「安心感」「社会的な承認」「子どもを持つこと」「経済的な安定」など、結婚に求めるものを具体的に書き出してみましょう。
結婚という形式以外で自分の求めているものを叶える方法はないか、検討してみてください。案外、結婚にこだわる必要がない場合もあります。
彼氏と結婚できないなら、この恋愛は無駄?
結婚できないなら、この恋愛に意味がない、と思いますか?
もし答えが「はい」なら、このまま彼と付き合い続けることは、時間の無駄になります。その場合、結婚願望のない彼とは別れるべきでしょう。
答えが「いいえ」なら、結婚できなくても今この瞬間の幸せや、彼と過ごす時間そのものにポイントや価値を見出せるはずです。
今後結婚したい、でも結婚できなくても彼と一緒にいたい、のなら、「後悔するかもしれないけど、今は彼と一緒にいることを選ぶ」というのも一案です。
「彼氏の気持ちが変わるのを待つ」「別れる」だけじゃない、第3の選択肢

結婚願望のない彼と付き合うとき、多くの女性が「彼の気持ちが変わるのを待つ」「別れる」の二択で悩みます。
でも、実はもう一つ、大切な選択肢があります。
それは、「今の関係の中で、自分の幸せを主体的に作る」という選択です。
アドラー心理学では「課題の分離」を大切にしています。「課題の分離」とは、自分の課題と他人の課題を分けて考えることです。
「彼が結婚したいかどうか」は彼の課題であり、あなたがコントロールできるものではありません。一方、「この関係の中で自分がどう生きるか」は、完全にあなたの課題であり、あなたが決められることなのです。
具体的には、以下の姿勢で関係を続けることもできます。
- 「いつか結婚できるかも」と期待するのではなく、「今、この関係で何が得られているか」に焦点を当てる
- 結婚という形式にこだわらず、二人にとって心地よい関係性を模索する
- 期限を決めて、その時点で改めて自分の気持ちを確認する
- 並行して、自分の人生(仕事、友人関係、趣味)を充実させる
後悔しないためには、「私が決めた」と腹をくくること
「彼が好きだから、結婚を諦めて付き合い続ける」と決めるのか、「やっぱり結婚したいから別れる」と決めるのか、「期限を決めて付き合う」のか、どの選択がいいのかは、個々人によって異なります。
誰かのせいにしたり、状況に流されたりするのではなく、「私はこう決めた」と言えること……それが、どんな結果になっても後悔しない生き方につながるのです。
さいごに。あなたの幸せは、あなたが決める
あなたに結婚願望がある場合、結婚願望がない彼と付き合い続けることは容易ではないでしょう。しかし、この状況は同時に、「自分にとっての幸せとは何か」を深く考えるチャンスでもあります。
また、結婚という形式にこだわることが悪いわけではありません。でも、それが「本当に自分が望んでいること」なのか、それとも「世間の期待」なのかを見極めることは、とても大切です。
さらには、彼の気持ちは彼のものだ、と認識することも同時に重要です。どんなに親しい人でも、他人を変えることはできませんし、変える必要もありません。
あなたの幸せは、あなたが決めるもの。
この関係を続けるのも、終わらせるのも、新しい形を模索するのも、すべてあなたの選択であり決断できるのです。
あなたには自分の力で人生を切り拓ける力があります。
焦らず、自分の心の声に耳を傾けてみてください。その回答は、いつもあなたの中にあります。



