「自己主張」と「わがまま」の違いとは?上手に自己主張する方法も解説

「これ、ちょっと違うと思うんだけど……」そう言いかけて、飲み込んでしまう。

嫌われたくない」「面倒な人だと思われたくない」「わがままだと思われるかも」……そんな不安で、結局自分の気持ちを言えずに終わる。後になって「やっぱり言えばよかった」とモヤモヤする。

そんなことを繰り返して、疲れてしまっていませんか?

大人になっても自己主張とわがままの判断や調整が難しく、「さっきの、強い言い方になちゃったかな?」と不安になったり、上手な言い換え方法がわからなかったり…。

今回は、自己主張とわがままは何が違うのかや、上手に自己主張する方法言い換えの仕方について解説していきます。

この記事を書いた人

今来今

切れ味鋭くリアルを斬るフリーライター。恋愛や仕事、社会のモヤモヤをアラサー女子の先輩目線でズバッと斬り込み、読む人に新しい風を届けます。

目次

自己主張とわがまま、何が違う?

そもそも、自己主張とわがままは何が違うのでしょうか?
この二つは、似ているようで全く違います。

自己主張は、

自分の意見や気持ちを、相手を尊重しながら伝えることを指します。

一方、わがままは、

自分の都合だけを押し通そうとすることです。相手の状況や気持ちを考えず、「私の言う通りにして」と一方的に要求するのがわがままなのです。

つまり、自己主張とわがままの決定的な違いは、相手への配慮があるかないか、だと言えるでしょう。

自己主張とわがままの違い。具体例

具体例を見ていきましょう。
同じ「意見を言う」でも、伝え方でこんなに印象が変わります。

ランチの店選び

自己主張:「私、和食の気分なんだけど、どうかな?」 
わがまま:「絶対和食がいい。他は嫌」

仕事の進め方

自己主張:「この方法も試してみたいんですが、いかがでしょうか?」 
わがまま:「これは私のやり方でやります」

デートの予定

自己主張:「できれば週末に会いたいな。予定どう?」 
わがまま:「週末空けといて。都合悪くても調整して」

友達との約束

自己主張:「ごめん、体調が微妙だから、時間遅らせてもいい?」 
わがまま:「今日行くの面倒になった。また今度ね」

違い、わかりましたでしょうか?

自己主張には「相手の意見を聞く余地」があります。しかし、わがままには、それがありません。

自己主張が「わがまま」に見えてしまうケース

注意しなければならないのは、内容は正当な自己主張でも、伝え方次第でわがままに見えることがある、という点です。以下で具体的に確認していきましょう。

二つの境界線1 タイミングを考えない自己主張

相手が忙しいとき疲れているとき、トラブル対応中などに「ねえねえ」と自分の要望を伝えると、わがままに見えます。

自己主張は、相手がじっくり聞ける状態のときにするべきでしょう。

二つの境界線2 一方的に決めつける自己主張

「普通こうでしょ」「みんなそう言ってるし」と、自分の意見を絶対的なものとして押し付けると、わがままだと思われてしまいます。

「私はこう思う」と、あくまで自分の考えとして伝えることが大事です。

二つの境界線3 感情をぶつける自己主張

「なんでわかってくれないの!」と感情的になると、正しいことを言っていても相手は攻撃されていると感じ、防御態勢に入ってしまいます。

落ち着いて、冷静に伝えましょう。

二つの境界線4 相手の事情を無視する

「私はこうしたい」という気持ちが先走ってしまい、相手の状況を聞かないのはわがままです。

あなたはどう?」と相手の意見も聞くことを忘れないでおきましょう。

上手に自己主張する5つのコツ。相手を尊重しながら伝えよう

次に、わがままだと思われない自己主張のコツについて解説していきます。

わがままじゃない!!「私」を主語にする

「あなたは間違ってる」や「こう思う」、「普通こうでしょ」ではなく「私はこうしたい」等、主語を「私」にしましょう。そうすると、攻撃しているのではなく、自分の意見を伝えているだけだ、と受け止めてもらえやすくなります。

わがままじゃない!!クッション言葉を使う

もし可能であれば」 「差し支えなければ」 「私の考えなんですが」……こういった言葉があるだけで、押し付けがましさが緩和されます。

わがままじゃない!!相手の意見も聞く

自分の意見を言った後、「あなたはどう思う?」と相手の考えも聞きましょう。相手を対話する気持ちが大切です。

わがままじゃない!!理由を伝える

「こうしたい」だけではなく、「なぜなら〜」と理由を伝えると、相手も納得しやすくなります。

わがままじゃない!!選択肢を残す

「こうしてほしい」ではなく「こうしてもらえると嬉しい」、 「絶対これ」ではなく「できればこれがいいな」など、相手にNOと言う余地を残してみましょう。

上手に自己主張するための言い換えの具体例

次に、どういう言い回し、言い換えをすればいいのか、具体例を紹介します。

意見を言うとき

  • それは違う
  • 私はこう考えるんですが、いかがでしょう?

お願いする時

  • これやって
  • 時間があれば、手伝ってもらえると助かるんだけど

断る時

  • 無理
  • 申し訳ないんですが、今回は難しくて。また次の機会にお願いできますか?

提案する時

  • 絶対こうするべき
  • こういう方法もあると思うんですが、どうでしょう?

不満を伝える時

  • あなたのせいで困ってる
  • 私はこういう状況で困っているので、こうしてもらえると助かるんですが

さいごに。自分も相手も大切にするコミュニケーションを心がけよう

相手を尊重しながら、自分の気持ちも大切にする。その両立ができる人こそが大人です。

自己主張に慣れていない方は、自分の意見を言うことが最初は怖いかもしれません。まずは、小さなことから始めてみてください。今日のランチに何を食べたいのか、といった小さなことでいいのです。

「私はこう思う」 「私はこうしたい」。そう言える自分を、少しずつ作っていきましょう。あなたの意見には、価値があります

わがままだと思われるかも、と怖がる必要はありません。

あなたらしく、でも相手も大切に……そのバランスが取れたとき、お互いを尊重し、深い会話ができる、素敵な人間関係を作っていくことができるでしょう。

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