疲れた日は、「なにも頑張らない勇気」を持とう

仕事が終わって帰宅し、本当は疲れているのに、部屋の掃除、明日の準備、自炊、スキンケア、SNSチェック……。「やらなきゃ」が次々と頭に浮かんで、気づけば寝る直前までフル稼働。ベッドに倒れ込んで「今日も頑張った」と思う反面、心の奥で「疲れた」と叫んでいる自分がいる。

そんなふうに、いつも頑張りすぎて「疲れた日」を過ごしていませんか?

人間には休息が必要です。たまには、何も頑張らない日があってもいいんです。

そんな頑張りすぎて「疲れた日」を日々過ごしてしまう方向けに、今回は疲れた日に頑張らない勇気を持つ方法と、心と体を回復させる方法を紹介していきます。

この記事を書いた人

今来今

切れ味鋭くリアルを斬るフリーライター。恋愛や仕事、社会のモヤモヤをアラサー女子の先輩目線でズバッと斬り込み、読む人に新しい風を届けます。

目次

休日までストレスに!?毎日が疲れた日。なぜ私たちは休めないのか

ところで、なぜ私たちは、頑張りすぎてしまうのでしょうか?

「休む=サボる→ダメ!」という刷り込み。生産性の呪い

私たちは、子どもの頃から「頑張ることが美徳」だと教えられてきました。宿題をやらない日はダメ、習い事を休むのは怠け者、努力しない人は成功しない。そうやって、休むことに罪悪感を持つように育てられてきたのです。

大人になった今も、その価値観は残っています。「せっかくの休日、何もしないのはもったいない」「何か生産的な活動をしなければ」。そんな声が、頭の中で響いていませんか?

もしそう考えてしまうなら、あなたは、休むことを悪だと捉えてしまっている、と言えるでしょう。換言すると、生産性の呪いにかかっている、とも言えるかもしれません。

周りと比べてしまう

周囲との比較によって、頑張りすぎてしまう人もいます。

SNSを開けば、他人のキラキラした日常が嫌でも目に入ります。朝活している人、副業で成果を出している人、丁寧な暮らしをしている人。みんな頑張っているように見えて、「私も頑張らなきゃ」とプレッシャーを感じてしまうのです。

SNSはその人の人生のハイライトだけを切り取ったものですから、比べるのはナンセンスなのですが、そうとわかっていても、比較してしまうのが人間なのです。

疲れた日こそ実践してほしい。何もしない時間が、なぜ大切なのか

生産性の呪いや、周囲との比較によって、「何もしない時間」に罪悪感を抱く人もいるかもしれません。しかし、「何もしない時間」は長く生きる上で、必要不可欠な価値ある時間なのです。

心のバッテリーは、止まることでしか充電できない

スマホのバッテリーを想像してみてください。使いながら充電しても、なかなか溜まりませんよね。一度電源を切って、しっかり充電する時間が必要でしょう。

心も同じです。何も考えない何もしない。そういう「完全オフ」の時間があって初めて、心のバッテリーは回復するのです。

「空白」があるから、新しいものが入ってくる

予定をぎっしり詰めた毎日では、新しいアイデアも、気づきも、生まれる余地がありません。

ぼーっとしている時間何もしていない時間。そういう「空白」があるからこそ、ふと大事なことに気づいたり、いいアイデアが浮かんだりするのです。

体がSOSを出している場合もある

頑張りすぎると体が悲鳴を上げます。頭痛肩こり胃の不調肌荒れ生理不順。これらは全部、「休んで」というサインです。

無視し続けると、いつか本当に動けなくなります。そうなる前に、自分で休む選択をする方がずっと賢明です。何もしない時間は、体を休めて回復させる、貴重な時間なのです。

もう疲れた日を作らない。休む勇気を持つための考え方

次に、休む勇気を持つための考え方のヒントをご紹介します。

生産性がすべてじゃない。休めた自分を褒めてあげて

あなたの価値は、どれだけ生産的だったかで決まるわけではありません。何も成し遂げなかった日でも、あなたはあなたです。

「今日は何もしなかった」と落ち込むのではなく、「今日はしっかり休むことを選べた」と、自分の決断を認めてあげてください。

休むことも、大事な「する」こと。休みは生活するために必要なメンテナンス

「何もしない」は、実は「休むことをする」という立派な行動です。

仕事をする、家事をする、と同じくらい、休むことにも価値があります。というより、休まなければ仕事も家事も続けられません。休息は、サボりではなく、生活に必要なメンテナンスなんです。

完璧じゃなくていい

部屋が散らかっていても、死ぬわけではありません。今日お風呂に入らなくても、世界は終わりません。自炊しなくても、コンビニがあります。

完璧を目指すのをやめると、ずっと楽になります。70点で十分。いや、疲れた日は0点でもいいんです。

疲労回復する方法 休日に心と体を回復させる小さな習慣と休み方

次に、休むためのヒントをご紹介します。

「今日は休む日」と宣言する

朝起きた時点で「今日は何もしない日」と決めてしまいましょう。予定を入れないやることリストを作らない。そう決めるだけで、罪悪感がぐっと減ります。

スマホから離れる

SNSを見ると、つい人と比べたり、情報を取り入れたりして、脳が休まりません。思い切って通知をオフにして、スマホを手の届かないところに置いてみてください。

最初は手持ち無沙汰かもしれませんが、その「何もない感覚」に慣れていけば、頭がスッキリしてきます。

好きなことを義務にしない

「せっかくの休みだから本を読まなきゃ」「映画を見なきゃもったいない」。そうやって休日まで「やらなきゃ」で埋めていませんか

読みたくなければ読まない、見たくなければ見ない。それでいいのです。

ただ、ぼーっとしてみる…でも、無理はしない

窓の外を眺める、お茶を飲む、ソファに寝転がるなど、何も考えず何も生み出さず、ただそこにいる実験をしてみましょう。ただし、何もしないことは、意外とハードルが高いものです。

無理せず、5分間だけでも試してみてください。

休み方のハードルを下げる

完全にやらないのは罪悪感がある場合は、ハードルを下げることから始めてみてください。

お風呂に入るのが億劫なら、シャワーだけにしましょう。料理が面倒なら、お惣菜でOK。スキンケアが大変なら、オールインワンを使いましょう。

「ちゃんとやる」のハードルを思いっきり下げてみてください。

さいごに。休むことは自分を大切にする強さであり、セルフラブ

頑張ることは素晴らしいことです。同時に、休むことも素晴らしいことです。

疲れた日に休むのは、弱さでも甘えでもありません。
自分を大切にする強さであり、自分への愛です

自分の限界を知って、適切にメンテナンスできる。それができる大人は、本当の意味で賢い人です。

今日、もし疲れているなら。何もしない勇気を持ってみてください。やらなきゃいけないことは、明日すればいいのです。今日だけは自分を少し甘やかしてあげませんか?

頑張るあなたも素敵だけど、休むあなたも同じくらい素敵です。

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