千葉グルメ、地味って思ってない?その先入観、そろそろアップデートの時かも。
東京ディズニーリゾート、成田空港、九十九里──
千葉といえば“東京の隣の観光地”というイメージが先行しがち。グルメと聞いても、「え、落花生…?」と困り顔になる人も少なくないかもしれません。
けれど実は、千葉にはうまいもんが集まりすぎている。千葉県出身者1,571人と県外の21,972人を対象に実施されたアンケートをもとに、地元民と旅行者それぞれの推し千葉飯をランキング形式で紐解いてみると──
そこには、地元のうまいものの底力がギュウギュウに詰まっていました。
※本記事は、アイコニット・リサーチによる独自アンケートをもとに執筆しています。
(https://www.iconit.jp/iconit-research/)
地元民がリアルに選んだ「うちの味」千葉グルメTOP5

第1位:落花生(746票)
定番中の定番だけれど、やっぱり別格。
千葉産の落花生は、甘み・香ばしさ・粒感すべてが段違い。塩ゆでで食べればもう、どんなナッツも敵いません。
「おやつにもおつまみにもなる万能フード」として、県民からの絶大な支持を集めました。
第2位:勝浦タンタンメン(504票)
辛うま系ラーメンの伏兵。
真っ赤なラー油が表面を覆い、醤油ベースのスープに玉ねぎの甘みがとろける。見た目のインパクトとは裏腹に、じわじわ中毒性が高まる味。
「冬になると食べたくなる」「泣きながら完食」が千葉あるある。
第3位:ホワイト餃子(454票)
見た目も食感も「餃子界の異端児」。
丸くて、分厚くて、焼くというより「揚げる」寄り。皮がパリパリ、中はもっちりの異世界食感で、初体験の人はだいたい驚く。
一口目で「え、何これ」→完食後「…また食べたい」。
第4位:なめろう(454票)
房総エリアで昔から愛されてきた漁師めし。
アジやイワシを味噌と薬味で叩き混ぜた、いわば「和製タルタル」。
酒のアテにも、ごはんのお供にもなるマルチプレイヤーで、家庭によって味付けも微妙に異なるのが奥深い。
第5位:房州びわ(405票)
“食べる宝石”と呼びたい、南房総の季節限定フルーツ。
ジューシーで上品な甘さ、見た目の美しさ、そしてお値段もそこそこリッチ。
お取り寄せやギフトに選ぶ人が多く、「千葉=びわ」のイメージを根付かせた存在です。
県外ファンが「千葉で食べたい」と選んだ人気グルメTOP5

第1位:落花生(12,207票)
やっぱり千葉の顔ですよね。
県外のリピーターも多く、「土産でもらってハマった」「ピーナッツ味噌が冷蔵庫に常備されてる」という声も!
第2位:勝浦タンタンメン(4,232票)
ご当地ラーメンの中でも異彩を放つ存在。
「辛さ×甘み」のバランスが絶妙で、全国区の知名度にじわじわ近づいている気配。旅行中に食べてハマる想定外の出会い枠です。
第3位:ホワイト餃子(3,949票)
冷凍のお取り寄せユーザーも急増中です。
「おうちで焼くのはちょっと技術がいるけど、それでも食べたい」という熱狂的ファンも。店舗で食べた時の感動は、聖地巡礼レベル。
第4位:ぬれ煎餅(3,410票)
パリパリじゃない煎餅という逆張り発想から生まれた銚子電鉄の名物です。
しっとり×しょっぱ甘さがクセになると、一度ハマった人はなぜか定期的に恋しくなるらしい。
第5位:なめろう(3,397票)
「見た目の地味さと味の奥行きのギャップが最高」──そんな声、多数。
お茶漬けにして“さんが焼き”に変身させるアレンジまで楽しめる、変幻自在の海鮮グルメです。
編集部的おすすめ「千葉ローカル、ちょっとクセあり名物」
竹岡式ラーメン
濃いめの醤油スープ×乾麺。無骨な味にハマる人、急増中。千葉県富津市竹岡地域が発祥のご当地ラーメンで、特徴的な真っ黒で塩辛いスープが人気です。
アリランラーメン
ニンニクと玉ねぎが暴力的に効いた、山奥の幻ラーメン。 玉ねぎをベースに豚肉、ニンニク、ニラ、ネギなどを使い、ピリ辛のスープと自家製の中太麺が特徴です。名前の由来は、韓国の「アリラン峠」にちなんでおり、峠を越えるためのスタミナ源となるラーメンという意味が込められているとかいないとか…。
くじら料理
和田浦エリアでは給食にも出るという、リアルくじら文化。南房総市和田町を中心に、捕鯨基地があったことから、鯨肉が生活に根付いた「ふるさとの味」として親しまれていることです。
おらが丼・はかりめ丼・炙り海鮮丼
房総の海鮮グルメ三兄弟。量・質・コスパよし。地元産の食材をふんだんに使った個性的な海鮮丼です。
まとめ|「意外とうまい千葉」、もう意外じゃないかも
海の幸、ラーメン、餃子、落花生──
千葉グルメは派手さこそ控えめだけれど、食べれば必ず心に残る。そんな「記憶に残る味」が多いのが特徴です。
次の週末や旅行、あるいはお取り寄せで、ふと「何か新しい味を知りたい」と思ったとき。
ぜひ千葉のうますぎパンチを体験してみてください。
あなたの推し千葉グルメが、新たに加わるかもしれません。
次回は、東京都。江戸時代から続く「江戸の食の四天王」と呼ばれる、うなぎ、寿司、天ぷら、そばなどなど人気グルメをご紹介します。
<調査概要>
調査方法:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリ内アンケートコーナーにて実施
調査対象者:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリユーザー
調査日:2024-09-26 00:00:00~23:59:59
有効回答者数: 23,543人
※文中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
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