そこまで距離が遠くない関係のはずなのに、過剰なほど丁寧な敬語を使う人、いませんか?
あまり丁寧すぎる敬語や言葉を使われると、相手が壁を作っているような距離感を感じて、「私、何か嫌われてる?」「仲良くなれないのかな」と、モヤモヤしてしまいますよね。
なぜ、彼らはそこまで丁寧すぎる敬語を使用するのか?
今回は、そんな丁寧すぎる敬語を使う人たちの心理と、彼らと接する際の心構えについて解説していきます。
丁寧すぎる敬語の裏にある心理6選

実は、丁寧すぎる敬語を使う人には、敬語を使う理由があります。
相手と距離を取ることで、自分の心を守っている
敬語とは、相手と距離をとるときに使う言語です。
丁寧すぎる敬語は、「これ以上、近づいてくれるな」と宣言するバリアのような働きをします。彼らは、相手との間に見えない壁を作ることで、傷つかないように自分を守っているのかもしれません。
過去のトラウマで、親しくなるのが怖い
過去に、仲良くなった相手に裏切られた、距離を縮めたら依存されて困った……そういう経験があると、「親しくなりすぎるのは危険」と学習してしまいます。
失礼だと思われたくない
「もし失礼なことを言ってしまったら」「馴れ馴れしいと思われたら」という不安が強い人もいます。
丁寧にしておけば、少なくとも失礼にはなりません。そういった思いから、必要以上に丁寧な言葉を選んでしまうのです。
立場を意識しすぎている
相手が先輩、上司、お客様。あるいは自分が新人、若手、非正規雇用。そういう立場の違いを強く意識していると、丁寧すぎる敬語になります。
育った環境のコミュニケーションを自然に行っているだけ
育った家庭が厳格だった、接客業が長い、マナーにうるさい会社にいたなど、丁寧すぎる敬語が当たり前の環境で育った場合もあります。育った環境で身につけた話し方が、そのまま癖になっていることもあるのです。
この場合、本人は意識しておらず、ただ「普通に話している」つもりです。
実は緊張している
あなたのことを意識しているから緊張して丁寧になりすぎている、という場合もあります。
丁寧すぎる敬語を使うことが必ずしもあなたを拒絶しているじゃない

丁寧すぎる敬語を使われると、「距離を置かれている」「嫌われている」と感じますよね。
でも、そうでないことも多いんです。
その人が、全員に対して同じように丁寧なら、あなただけを避けているわけじゃありません。悪意がない場合もほとんどです。
丁寧な言葉を使うことで、あなたを傷つけようとしているわけではありません。むしろ、失礼にならないように、慎重になりすぎているだけです。
丁寧すぎる敬語を使う人との接し方。気にしすぎないためには?

次に、丁寧すぎる敬語を使う人との接し方について解説していきます。
「この人はこういう人」と受け入れる
丁寧すぎる敬語に、いちいち傷ついていたら疲れます。「この人はこういう話し方なんだな」と、受け入れましょう。
人それぞれ、コミュニケーションスタイルが違います。砕けた言葉で話す人もいれば、丁寧な言葉を使う人もいる。それだけのことです。
相手が丁寧すぎる敬語でも、自分は自然体でいい
相手が丁寧だからといって、こちらも同じように丁寧にする必要はありません。
相手が丁寧すぎる敬語でも、話の内容に注目する
言葉遣いではなく、何を言っているかに注目してみてください。
相手が望む距離感を尊重する
相手が距離を置きたがっているなら、無理に縮めようする必要はありません。相手が望む距離感を尊重しましょう。
時間をかけて親しくなる
すぐに仲良くなろうとせず、挨拶や簡単な会話を重ねて、少しずつ信頼関係を作っていきましょう。
急がずゆっくり、相手のペースに合わせてあげることも、優しさです。
相手が丁寧すぎる敬語でも、深読みしない
「私のこと嫌いなのかな」「何か悪いことしたかな」と深読みすると、余計に距離ができてしまいます。相手がどう思っているのかを本当に知ることは不可能であり、それらの深読みは、いってしまえば妄想です。妄想をやめて、事実を見ましょう。

妄想はやめて、思いやりベースの想像をしよう
丁寧すぎる敬語を使うからといって、相手があなたを嫌っているとは限りません。ただ、自分を守っていたり、不安を抱えていたり、そういう話し方が癖になっていたりするだけかもしれないのです。
「私、嫌われているかも」と妄想するのをやめて、「相手には相手の事情があるんだろうな」という思いやりベースの想像をしましょう。
そうすれば、丁寧すぎる敬語を話す人とでも、リラックスして話すことができるでしょう。



