20〜30代女性に聞いた「テーマパーク年パス事情」持ってるのはわずか3%!でも元年パス勢は15%超【アンケート調査】

推しパークに通うという楽しみ方が定着しつつある今、気になるのが年間パスポート(年パス)。頻繁に行ける人にはお得だけど、値段や混雑、距離を考えると迷ってしまう。

そんなもやもやを確かめるべく、20〜30代女性に年パスの所有状況と利用頻度をたずねました。見えてきたのは、「いま所有」3.0%という少数派と、「過去に所有」15.2%という経験者の存在。通い方のリアルが伝わってきます。

※本記事は、アイコニット・リサーチで実施した独自アンケート調査結果をもとに執筆しています。

この記事を書いた人

Wellfyアンケート部

わたしらしい幸せのヒントが見つかるメディアwellfyアンケート部のアカウントです。姉妹サービス「アイコニット・リサーチ」による独自アンケートをもとに執筆しています。 (https://www.iconit.jp/iconit-research/)

目次

所有率はわずか3%!でも「昔は持ってた」経験者が意外と多い

「あなたは現在テーマパークの年間パスポートを所有してますか?」(20〜30代女性・有効回答972人)

  • 所有したことはない 705票(72.5%)
  • 過去に所有していたことがあるが現在は所有していない 148票(15.2%)
  • 分からない 90票(9.3%)
  • 所有している 29票(3.0%)

いま年パスを持っている人は3.0%と少数派。ただ、「過去に持っていた」人が15.2%いるのがポイントです。ライフステージや勤務地・居住地が変わったり、同行者の都合が変わったり……。一時的にハマって通う落ち着いて手放すというサイクルが見えてきます。

一方で「所有したことはない」72.5%は、距離や費用、混雑、予定の組みづらさなどがハードルになっている様子。年パスは近さ、余裕一緒に行く人の三拍子がそろうと力を発揮するチケットなのかもしれません。

年パスか都度購入かで迷うときは、「直近12か月の来園見込み回数×1回あたりの実質費用でざっくり比較を。混雑が苦手なら、平日夕方の短時間イン(ショーや散策メイン)という使い方も選択肢です。

週1で通う人も!年パス所有者のリアルな通い方

年パス所有者29人の利用頻度(全体ベースの割合も併記)

  • 月に数回程度 12票(所有者ベース41.4%/全体1.2%)
  • 2〜3か月に1回程度 6票(20.7%/0.6%)
  • それ未満 6票(20.7%/0.6%)
  • 週に1回以上 5票(17.2%/0.5%)

所有者の約4割が「月に数回」。さらに「週に1回以上」も17.2%と、日常の余暇として通うスタイルがはっきり表れています。

一方で「2〜3か月に1回」や「それ未満」という、年パスだけどマイペースな使い方も2割ずつ。同行者の予定や季節イベント、天気次第で行き方に波があるのもリアルです。

所有者なら、目的別のショート滞在がコスパを押し上げます。

  • 仕事帰りにショーと夜景だけ
  • 季節フードとグッズチェックの日
  • 混雑日は写真散策(世界観と外観)に徹する
    全部盛りを毎回狙わないことで、時間も体力もお財布もやさしく。

年パスの現実解! 距離・頻度・同行者の三条件で考える

データから見えるのは、所有者は少数派でも、過去所有の経験者は一定数いるという事実。つまり年パスは条件がそろった時期に最大化するチケットです。

  • 距離 通いやすさは命。1時間圏内だとちょっと寄るが現実的に
  • 頻度 月2回以上行くなら検討余地。短時間×回数が生きる
  • 同行者 一緒に行く人の予定や好みが合うと満足度が跳ね上がる

迷ったら短期集中の作戦も。イベント期間や気候の良い時期に合わせて1シーズンだけ年パス活用→終わったらいったん手放す。推し期間に全力という使い方は、費用対効果が分かりやすく、後悔が少ないはずです。

たとえば学生時代は「友人と頻繁に行くから元が取れる」、社会人になってからは「仕事帰りに寄れる距離なら短時間でも楽しめる」など、年パスのメリットはライフステージによっても変わります。

子育て世代なら「子どもが小さいから長時間は無理だけど、短時間で遊べる安心感」といった視点も。
つまり年パスは、単なるお得ではなく「今の暮らしに合っているかどうか」で考えるのが正解です。

ちなみに年パスは「経済的にお得だから」というよりも、「ふらっと立ち寄れる自由があること」こそが大きな価値だとも言えるでしょう。非日常を日常に取り入れる贅沢は、忙しい世代にとって心のリフレッシュになっているのではないでしょうか。

年パスはいつでも行ける自由のチケット。無理せず、最適なときに

今回の調査では、年パス所有3.0%/元所有15.2%。数字は少なく見えますが、条件が合うときに集中して楽しむ人がいるのが特徴でした。

年パスの良さは、今日はこれだけで帰れる自由さ。目的を絞って短時間で楽しむ、気分が乗らなければ行かない、その柔らかさは、働く20〜30代の余白づくりにぴったりです。

買う/買わないに正解はありません。距離・頻度・同行者の三条件が重なったら、その時があなたの年パスベストシーズン。迷っているなら、まずは都度チケットでショート滞在を数回試すところから。自分のペースが見えてからでも、遅くはありません。

<調査概要>
調査方法:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリ内アンケートコーナーにて実施
調査対象者:「QR/バーコードリーダー・アイコニット」アプリユーザー
調査日:2024-10-24
有効回答者数:972人(20代・30代女性)
※文中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります
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