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これが絵!?写真じゃないの!?写真のような色鉛筆画の世界が本になる

Date
2023/10/12
Writer
永井槇
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アイキャッチ画像出典:@yassun0222k
https://www.instagram.com/p/BrFZ8rzARJr/?hl=ja

「コカ・コーラのペットボトル」「ファンタ グレープの缶」「ニンテンドー3DS」等々、
その透明感やみずみずしさから、写真!?ホンモノ!?と目を疑いたくなる作品を次々と発表している慧人さん。
この度、初の著書が出版されました。
今回は、どんな内容なのか本の紹介をします。
慧人さんへのミニインタビューも行いました。

『色鉛筆で写真のような絵が描けるようになる本』



この本、タイトルの通り単なる作品集ではなく指南本となっています!

  • 使っている道具
  • 描く上での注意点
  • 色鉛筆の使い方
  • 立体絵の描き方

が詳しく書かれています。

ご自身もテクニックを独学で身につけたということで、本を片手に一人でできるよう細かく記載されています。

本体がケント紙(普段使っているものと近い素材)のカバーになっているので、裏表紙に載っている色の濃さの見本の真横に自分で色鉛筆が塗れるのは使う人視点でうれしい工夫だと感じました。

詳細な解説書ですが、ダウンロード特典で作品メイキング動画(1作品)もあるので、制作手順がよりわかりやすくなっています。

とても丁寧にひとつひとつの制作過程について解説されているので、まるで画廊でアーティストとギャラリートークをしているような濃密度。

自分で色鉛筆画を描かなくても、読み物として作品集として十分に楽しめます。

慧人さんインタビュー

出典:@Yassun0222K
https://twitter.com/Yassun0222K/status/1531949297167900673/photo/1

―1時間でできるものから制作に14時間を要するものまで、たくさん掲載されていますが、一番苦労した作品の裏話的なものをお聞かせください。やり直した回数が多いものとかありますか?

任天堂3DS(赤)の画面についていた使用感のある指紋や汚れを描く時が苦労した所です。

色鉛筆画についてはやり直しは基本なくて、どれも一発描きで、集中すると半日経っていたりします。

―今後の目標ややってみたいことを教えていただけますか?

車が好きなので、今後車をモチーフにした作品を描きたいです。

芸術の秋、誰でも一人で手軽に始めることかできる色鉛筆画を始めてみるのはいかがでしょうか?

慧人

2003年生まれ。
色鉛筆で描くリアルな絵を得意とするイラストレーター。

中学3年生のときに独学で色鉛筆画を始め、最初に描いた「コカ・コーラのペットボトル」の色鉛筆画が大きな反響を呼ぶ。
企業広告も多数引き受け、ホンモノ以上にホンモノに見える数多くの作品を次々に発表。その度にTVやSNSなどで話題となっている。

公式X(旧Twitter)

公式Instagram
https://www.instagram.com/yassun0222k/

Writer's Profile
永井槇

大学卒業後、国語学会で学術雑誌の編集と秘書を兼任。その後、放送作家と並行してテレビ局、制作会社で番組制作を行う。演者側だった学生時代から継続して様々な形でエンタテインメントに関わる。現在は書く仕事に加え、講師、カフェスタッフ等パラレルワーカー。原則、メディアと明かさず自費で情報収集することで媚びない正直な記事を目指す。得意分野はエンタメ・ビューティ・美味しい。

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