何もしてないのに嫌われる人の特徴とは?その真実と対処法を解説

  • 「何もしてないのに嫌われる、なぜか周りから距離を置かれている」
  • 「職場で浮いている感じがする。他の人たちは仲良しの同僚がいるのに、私はいない」
  • 「話しかけると相手が嫌がっているような気がする」

こんな経験はありませんか?

何もしてないのに避けられたり距離を置かれたり嫌われたりした経験
がある人は少なくありません。

今回はそんな、

何もしてないのに嫌われることってある?

嫌われている気がする…なんで?

と、もどかしい気持ちになっている方向けに、対処法を紹介していきます。

この記事を書いた人

今来今

編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、執筆・連載中。視界が開けるような記事を発信していきたいです。

目次

「なぜか嫌われる気がする…」と悩む人が増えている?

近年、ネット上でコミュニケーションをとる人が増えたことによって、意思疎通が難しくなっています

例えば、「わかった」という文面が送られてきた場合、「わかった、にっこり」なのか、「もうわかった、うざい」なのか、ニュアンスは不明瞭です。

前後の文脈はその人のキャラクターなどを総合的に考えて、ニュアンスを汲み取る必要があるため、コミュニケーションが高度化していると言えるでしょう。

対面のコミュニケーションが減少し、ニュアンスが伝わりにくくなった結果、「もしかして、ああいう意味かも、いや、こういう意味かも」と悩み、「嫌われているかも」と不安になる人も増えてきているのです。

もしあなたが、「何もしていないのに、友達や同僚に嫌われている」と不安になっているのなら、それはあなただけではありません

そういった不安は、コミュニケーションの高度化によってもたらされる、現代人特有の病だと言えるでしょう。

何もしてないのに嫌われる人の特徴を解説

「何もしてないのに嫌われた」と感じているのは杞憂勘違いに過ぎず、実は嫌われていない可能性があります。

何もしてないのに嫌われると感じている人の中には、相手の勝手な嫉妬妬みが原因のケースもあるでしょう。

男女ともに異性にモテている、美人・イケメン、お金持ちだからという理由で理不尽に嫉妬されているという場合も。ですが、実際に嫌われている場合もあります。

ここでは、無意識のうち相手に不快感を与え、嫌われてしまう人の特徴を紹介していきます。

無表情で威圧感がある

無表情は相手に威圧感を与えます。そのため、

あの人と話すと疲れるから話したくない

と思われがちです。

目を合わさない

基本的に人は、好きな人のことはじっくり見るものです。そして目が合うことを嬉しいと感じるものです。

一方、関わりたくない人とは極力アイコンタクトを避けます

そのため、目を合わさない習慣がある人は「この人私のこと嫌い、または興味ないのかな」と誤解されがちなのです。

威圧的なボディーランゲージ

腕を組む足を広げて座るなど、威圧的なボディーランゲージをしている人は、「態度が悪い・怖い」と思われて避けられがちです。

自分の興味のある話ばかりする・人の話を聞かない

基本的に人間は、自分の話を聞いてほしい生き物です。

そのため、発言に偏りがある人や、一方的に自分の話ばかりしてくる人と一緒にいると、疲れてしまいます。

リアクションが薄い

一生懸命話しているのに、リアクションが薄いと、話す気力がなくなります

愚痴が多い・感情のゴミ箱扱いする

一方的にネガティブな感情を吐き出す人は、相手を感情のゴミ箱扱いしているのと同義です。

「この人は、自分の愚痴を聞いて欲しいだけなんだな」と思ったら、利用されていると感じるでしょう。

距離の詰め方がおかしい

初対面なのに自分のトラウマについて一方的に語り出したり、長い付き合いなのに秘密主義で自分のことを全く話さなかったり、距離の詰め方がおかしい人は、警戒されがちです。

客観視できていない

上記のような行動をとっているのに、自分の悪い点に気がつかず、「何も悪いことをしていないのに嫌われてしまう。なぜだろう」と思っている人もいます。

自分のことを客観視できていない人は、行動を改めることができませんから、「なぜか嫌われる」状態が常態化してしまいがちです。

ちょっとした意識で変わる!好感度を上げるコミュニケーション術

上記の「何もしてないのに嫌われる人の特徴」に心当たりがあっても、落ち込む必要はありません。

自分の欠点を自覚して反省することができたら、心がけ次第で人間関係を変えることは十分可能です。

ここでは、すぐに実践できる、ちょっとした心がけでできる好感度アップ術を紹介していきます。

適度なアイコンタクトをとる

人と話をするときは、適度なアイコンタクトを取りましょう。

人とのコミュニケーションをとるとき、適度なアイコンタクトは信頼感安心感生み出す大切な要素です。

ずっと目を逸らしていると「自信がないのかな」「話に興味がないのかも」と誤解されることもあります。

アイコンタクトは、言葉以上に「あなたと向き合っています」というメッセージを伝えるツール。

話の区切りごとに軽く視線を合わせたり、相づちに合わせて一瞬目を向けたりするなど、さりげないアイコンタクトを意識することで、自然な印象を与えることができます。

目を合わせる勇気が、対人関係を少しずつやわらかく変えてくれますよ。

聞き上手になる

一方的に話をせずに、相手の話に興味を持って耳を傾けましょう。

聞き上手になるための方法の一つに、「徹底的に話を聞いてもらい、もう自分の話をする必要がないレベルに持っていく」という方法があります。

この場合、話を聞いてもらう相手は、カウンセラーや占い師など、お金を払って相手をしてもらうプロがいいでしょう。

本来、「自分の話ばかりする人の相手をする」ことは重労働です。それゆえ、カウンセラーやキャバクラなどは料金が発生しているのです。

「一方的に話を聞くのは精神的に疲弊する重労働。いくら親しい人であっても無償で行わせるのはダメ」と認識できれば、自ずと一方的に話をすることはなくなるでしょう。

好きなことについて話しすぎない。情熱の押し売りに注意

自分の好きなものについて話をするのはほどほどにしましょう。

例えば、あるアーティストの推し活をしているとします。その場合、あなたはアーティストの素晴らしさを熱弁したり、コンサートで撮った写真を見せたりしたいと思うかもしれません。

ですが、友達がそのアーティストについて興味がない場合、その時間は苦痛の時間になりえます。

自分が熱量高く取り組んでいることについて話をする場合は、相手はそれに興味があるのか冷静に考える必要があります。

推し活について語りたいなら、同じ推し活仲間にするのが無難です。

自分の話ばかりしてしまったら、謝罪・感謝する

自分の話を一方的にしたり、愚痴を聞いてもらったりした際には、

私ばっかりごめんね。話を聞いてくれてありがとう

と言って話に区切りをつけましょう。このひとことがあるだけで、相手の気持ちは大きく変わります。

そのあとで「○○の話も聞かせて」と返すことで、対話のバランスを自然に整えることができますよ。

相手に合わせた自己開示をする

自分のことを知って欲しいからといって一気に自己開示をすると、相手は心理的に重いと感じたりビビってしまったりするかもしれません。

関係性や相手に合わせて、適度なペースで自己開示をしましょう。

相手との関係性を見ながら、少しずつ心を開いていくほうが、信頼関係を築く近道になります。

自分と仲良くなりたいか考えてみる

自分と全く同じ人が近くにいたとして、仲良くしたいかどうかを考えてみてください。

仲良くなりたくないと思うなら、その理由はなんでしょうか?
改善できる点が見つかったら、行動を変えてみましょう。

客観的な意見を聞いてみる

本当に全く、何もしていないのに嫌われてしまう、という意識がある方は、信頼できる友人に、

何か気になるところあるかな?」
「私、なにか無意識に不快なことしてないかな? 正直に教えてもらえたら嬉しい」

と伝えれば、相手も誠実に答えてくれるはずです。

自分では気づけない“ちょっとしたズレ”が、他者の視点からなら見えてくることもあります。

さいごに。自分を否定しすぎず、より良い自分を目指そう

人間関係で悩むと、ついつい「自分に何か問題があるのでは?」と自分を責めがちです。

しかし、人との相性は十人十色。すべての人に好かれるのは不可能ですし、好かれる必要もありません。

大切なのは、みんなに好かれる誰かになろうとするのではなく、より良いバージョンの自分を目指すことです。

今日からできる小さな一歩を踏み出してみましょう。

人間関係は一朝一夕で変わるものではありませんが、少しずつの変化が積み重なれば、必ずいつか、実りある関係を築くことができるはずです。

焦らず、一歩一歩進んでみてください。

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